夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

朝霧の谷間に揺れる紫蘭の装い麗しく

2015年10月27日 23時16分31秒 | 誌編
貴女がわが内に此処にいまして我を見守り給う

まだ見知らぬ面影を想い、貴女の心につぶやき

荒れ狂う嵐を翔け抜け、貴女の御胸に懐かれる

紺碧の美空に雄大に流れる真白い雲がささやき

温かい土手の青い草群に身を寄せ、眼を閉じる

瞼の裏にひろがる、貴女の優しい一筋のなみだ

稲妻が輝き、轟く雷鳴、夢から覚め縁に花匂う

ゆずり葉の尊き気品遍く薫り、拝む貴女の素顔

過ぎ去りし夢にうかぶ、野になびく砂煙りの道

いのちの叫び、山々に木霊して届くや天までも

朝霧の谷間に揺れる紫蘭の装い麗しく舞うなり









母の懐を寝處となし、母の膝を遊場となし、母の乳を食物となし、母の情を
性命(いのち)となす・・・・

一に懐胎守護の恩      二に臨生受苦の恩
三に生子亡憂の恩      四に乳哺養育の恩
五に廻乾就湿の恩      六に洗灌不浄の恩
七に嚥苦吐甘の恩      八に為造悪業の恩
九に遠行憶念の恩      十に究竟憐愍の恩

              仏説父母恩重経