夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

森と地球と人々に愛を

2015年10月22日 21時25分08秒 | 自然の育み・環境
勤務先の災害拠点に指定されている総合病院で災害訓練がありました。
以前は雲仙普賢岳の火砕流、JRの特急列車の転覆事故などを経験しましたが、緊急時の災害に備えての訓練は始めてでした。沢山の非番の職員達を動員しての訓練でした。
自然災害、人災が出来るだけ起こらないように、普段から備える事が必要であり、その為には、どの様な小さな報われない仕事でも誠実に成し遂げることが必要であります。娘婿が橋や高速道路を設計していますが、この様な公共施設は長年使われるものであり、人命に関わることでもあり、未来に不測の事が起こると誰が設計したか直ぐ判るものであり、大変苦労が多い仕事と思われます。
また神様から頂いた素晴らしい自然を礼拝し、何百年も里山を守って来た経験を生かして、質素で、何事にも謙虚な姿勢で生活を営むことが大切であると思えます。


今から一六一年前の一八五四年に書かれたアメリカの詩人博学者でインドのガンジーに多大な影響を与えたソローの
ウォールデンー森の生活(WALDEN,OR,LIFE IN THE WOODS)には朝陽の昇ると僅かな時間で畑仕事をこなし、畑には肥料を施さず、草も刈らずして種を蒔き、蔵に入るほどの収穫もせずして、湖水と森の中で動植物と共に質素な自給自足の素朴な生活営み、空いた時間を読書や思索に費やしたそうです。





この様に自然の恩恵を生かした、太陽光発電、水素を使った自動車、風力発電鑰等、の自然エネルギーを使い、日本の葉隠れ精神等の質実剛健の心を生かした生活。神様からの恵みである身近な四季に採れる植物性の食物を生かした茶懐石料理、精進料理等の食べ物を頂く事が真の生活であります。
禅の生活は一人畳半畳で生きる事であります。





僧院の修行者が肉食を配して清浄なる植物食をとることにしているのは、植物性植物は血液を清浄にして、心に平和と、請謁とを与え、戦闘の心を鎮め、真理を獲得するのに適当な心的状態を与えるからであります。
                                                心と食物と・・・・


節食して他に施す心
節食してそのあまりの食物を人々に施したいという心
自分の本性として持っているほとけごころ(菩提心)がおのずから内心に育って行って、さらに仏の光が外から照らして加護してくれれば、本能のままにの心にも、突然に、節食してそのあまりの食料を他の人々に施したいという心が生じてくるのです。
                                秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  弘法大師空海