夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

日本の美しい文化の相撲甚句と環境問題

2015年10月10日 21時41分44秒 | 自然の育み・環境
友人の手作りの相撲土俵での土俵開きに招待されました。
諫早相撲甚句会の代表の方とその一門による相撲甚句が厳粛な御祓いの後奉納され、
その謡いが朗々とコスモスと真赤な鶏頭が咲きみだれる谷間に響わたりました。相撲甚句は江戸時代の頃から始まり、邦楽の一つだと云うことです。
日本の伝統芸能を真近に接し、聞くことが出来たことは有り難いことでした。
以前は、ほとんどの中学校にも相撲土俵があり、友達と相撲をして遊んだものでした。
身近な日本の文化が失われて行くような気がしてなりません。





伝統文化を失った民族は滅びると云われていますが、この身近な緑豊かな里山に育まれた日本の美しい風景と日本精神を失いたくありません。

再度、里山に育まれた自然と山に生きる生き物達と調和した関係を築き、共に豊かに、健やかに生き、
緑豊かな自然と山に生きる生き物達を友人として助けあって暮らして行く事を願っています。
伊勢神宮の式年遷宮のように持続可能な再利用(リサイクル)、二十年ごとに日本の国の魂を生まれ変わらせることによって、
国家が若返り、そのことにより永遠を目指そうとするのである。
これは「常若(とこわか)」という言葉で表す思想です。
伐採したら元の姿に復元をする植林の思想も大切だと思えます。
この様な日本独特の環境保全、リサイクル、もったい無いと物質を神様からの賜わりと考え
無駄なく、大切に扱い、衣食住、必要最小限の質素な生活をする『茶の心』の如く、
日本の美しい心を育てることが、現代の環境問題の解決に必要だと思えます。