Vic's Weblog


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PALSTAR 社が SE-3 を販売開始!

2010年10月23日 15時24分18秒 | PALSTAR R30 / SE-3
最近電子工作が忙しくて PALSTAR R30A と Sherwood SE-3 で遊んでいません。
現在、このペアの2台は防湿庫内で休息されていらっしゃいます。( 笑 )
今は IC-R75 をメインとして ICF-2001D で遊んでいます。机が広ければなあ~ ..

久しぶりに PALSTAR 社の Web へ遊びに行ったら、いつの間にか Sherwood Engineering SE-3 と R30A はコラボを組んでいるようですね。
以前 Passport to World Band Radio 誌で SE-3 の存在を 知ったのですが、SE-3 は R30A の Option だと信じていました。

でも大きな間違いではなかったようで PALSTAR の Paul 氏と Sherwood の Rob 氏は蜜月関係のようです。( 笑 )
いえ R30A と SE-3 の関係は蜜月です。

SE-3 を PALSTAR 社の Online で販売しています。$ 695.00 / 56,660 円
PALSTAR R30A は値上げしましたね。$749.95 / 61,140 円
( 81.525 円 / $ 換算 )

SE-3 Synchronous AM Detector from Sherwood Engineering.

JEAGAM アンプ不調、修理その1

2010年10月22日 05時55分40秒 | その他のラヂオ・受信機

最近、朝早く起きても BCL サッパリ駄目です。
しかも ORTN と R.Ethiopia を取り違える失態を犯してしまいました

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今年に入ってからレストアした三菱 JEAGAM FIC-404 の音が変です。
よーく聴くと少し " ボヨン、ボヨン " という電池切れ前のような音です。
REC OUT からヘッドホン・アンプ経由のヘッドホンで聴いてみたら問題ないので電源回路、低周波回路に問題がありそうです。

修理に出すと小遣いが減るので自分で修理してみます。
古いラジオ修理専門のラボさんでも JEAGAM には手を出さないという話もあります .. かなり不安。

修復作業その1;
まず、電源回路と低周波回路の電解コンデンサー交換作業開始。
↓ 画像では分かり難いですが奥まった所の一個を除いて他全ての電解コンデンサーを新品へ交換しました。



症状は変わらず ...

蛇足話題1;バー・アンテナ
中波だけでなく短波用?も巻いてあるようです。
丁寧な設計、造りの良い長いバー・アンテナ、素晴らしい!

蛇足話題2;スピーカー
三菱と言えばスピーカーは " DIATONE " と期待していましたが違いました。
そんなわけないか。
NHK のモニターに使われた DIATONE 16 cm フルレンジ P-610 の記憶が甦ります。欲しかったなあ~

この JEAGAM の修理記事は長くなりそうです。
続編は少なくても「 その5 」までは続くでしょう。
( 修理には相当な試行錯誤を予感、預言者いえ予言者の感 )

つづく .....


2W + 2W アンプの電源変更

2010年10月21日 05時41分37秒 | オーディオ
先日製作した 2W + 2W アンプ 、キット設計者はスイッチング電源を推薦していて、実際にそれを使っていました。

BCL を趣味としていると、スイッチング電源はノイズを発散しそうで大変気になる存在です。
すでにパソコンの電源、携帯充電器などスイッチング電源は家の中で、どんどん増えて来ました。
もしスイッチング電源を使わないで BCL となるとパソコンさえ使えなくなってしまいますが、
なるべくスイッチング電源を減らすことは大切でしょう。



このアンプのスイッチング電源をトランス式の AC-DC アダプターに変えようと、アンプ・ケースの中に 15 V / 1 A の安定化電源を ( 強引に ) 付けました。
↑ 画像の真ん中付近に レギュレーター IC ; TA7815S を置きました。IC は半分基板に隠れています。
この IC, ケース下面にネジ止めして放熱しています。
近所の HARD OFF でジャンクのトランスを購入、電圧は無負荷で 21 V でした。
数時間、VR を上げて使ってみましたが レギュレーター IC は熱を持つ気配はありません。

さて、このアンプの入力ヶ所は正面パネルに 3.5 mm ステレオ・ジャックしかないので、後面にRCA レセプタクルを付けました。
あまりに強引な改修のため後面のパネルが窮屈になり、しかも出力ターミナルと RCA レセプタクルの入力が近いです。
入力信号と出力信号が干渉しそうなので RCA の入力配線にはシールド線を使いました。



このアンプ、本当にノイズが少ないです。
信号が無いときに VR Max にしても「 壊れた?」と思うほど Noise は聴こえません。
電源部の改修自作「 成功 」としておきましょう。

BCL でも Audio でも Noise が少ないと気持ちいいですが ..
雑音が聴こえないと不安になります。( 笑 )

BNC コネクター損傷

2010年10月20日 04時48分13秒 | BCL周辺機器/雑音対策
ALA1530S+ を簡易設置で聴いています。
先日、突然何も受信できなくなりました。
ALA1530S+ は以前故障したことがあり 2台目です。

ALA1530S+ 故障またか?と思いましたが、故障を疑うよりも他の可能性を調べました。

ひょっとして BNC コネクターか?
以前から BNC には信頼を置いていない私です。
安い BNC ケーブルを買うせいでしょう。
それと簡易設置のため毎日アンテナを出したり引っ込めたりとコネクターに負担がかかっています。

ALA1530S+ とケーブルの接続部分を外して見たら ↓

何か変、センターのピンがありません。
ジャックとコードを軽く引っ張ってみると見事に ↓ になりました。

引き抜いてみたら網アースの処理が素人っぽいです。素人の私が言うのも変ですが ..
このケーブルは 51S-1 購入時に付いて来たものだと思い出しました。
51S-1 は RCA ですが BNC に改造してあったためプロ・ショップ店長が気を使ったようです。

別の BNC コードへ交換したら、今度は ALA1530S+ の LED が点灯しません。
なるほど↑の画像の時点でショートしてしまい ALA1530S+ の Fuse が飛んだと思い Fuse Case を開けたら Fuse が溶けていました。

ALA1530S+ の故障を疑ってしまいましたが、今回の BNC ケーブル破断、更に BNC 嫌いになりそうです。

気に入っているのは M プラグ、RCA ですが、今後は高周波特性が優れ、丈夫そうな N コネクタあたりに移行した方がいいかも知れません。

古いラジオ用 REC OUT 専用アンプを作り直し。

2010年10月19日 06時30分30秒 | BCL周辺機器/雑音対策
前回製作の ICF-2001D 録音用の REC OUT 用マイク・アンプ に少し不満があったでの造り直しました。


今回は少し Gain を上げるため 2SC-1815 を2個使いました。
2SC-1815 は万能 TR と高い評価です。
万能の割に 10 円/個でした。

今回も隣 ( 画像上半分 ) に 12 V 安定化電源を付けました。マイク・アンプには無駄?
安い AC アダプターの電源を使うので電解コンデンサーの容量も大きくしてリップルを減らして安定した電圧も得よう、という計画です。
2台目のマイク・アンプ製作、慣れて来たせいか、短時間で完成!

今回の改修で ICOM IC-R75 の REC OUT と同レベルの Gain まで上げることができました。

P.S.
SONY ICF-2001D の REC OUT ばかり触っていたら JACK BOARD のプラスチックが劣化の限界です。
しかも REC OUT のジャックが接触不良になりました。
ジャックのハンダ不良 ( ハンダのクラック ) になったようで、ハンダをやり直したら完治しました。
これは HIROKI さん の情報で修復できました。
貴重な情報に感謝!致します。

2W + 2W 小型 アンプ ・ キット の製作

2010年10月17日 07時52分53秒 | オーディオ

最近、早朝に ハンダ ごてを握る日が多いです。

レストア した NAKAMICHI 550 用に 卓上 アンプ ( キット ) を製作しました。
出力は小さくても音が良さそうな キット を買いました。
( 本当は 安くて、良い音が選択基準です。 )
ケース 無しの キット で 2,480 円でした。
専用 ケース も買いましたが、工作が得意の人なら ケース 自作だと安く製作できます。

まずは基板へ部品の ハンダ 付け 30 分で終わります。
ニチコン の黄金に輝く電解 コンデンサー がいい音を予感させます。

専用 ケース を使わない時の VR は 右端の青い半固定 VR になります。
プリ・アンプ を経由しない場合、音量調節が半固定 VR では使い難いので VR は基板に付けないで自作ケース に VR を付けるのが良いです。


↓下の専用 ケース に入れたところで青い半固定 VR は外して、ケース に 2 連 VR を取り付けているのが判ると思います。

後で気づいたのですが、この安っぽい ( 失礼! ) ↓ 2連 VR, 実は凄い音が良いと評判の Linkman 製 R1610G-QB1-A103 だったことが判明! 単品で買ったら 140 円ですが外装 キット に含まれています。

正直な話、最初に キット の中身を見て、この VR だけは交換しようと思っていました。

交換しなくてよかった。


完成!
NAKAMICHI 550 で John Coltrane の " Giant Steps " を聴いてみました。
素晴らしい音です♪ 30 年以上前の カセット・テープ の音とは思えません。
デジタル・アンプ 並みの S/N 比が得られると書かれた記事もあります。



iPhone へ繋いだら、こちらもいい感じ ♪  朝から目が パッチリ 覚めます。

P.S.
入力の 3.5 mm ステレオ・プラグ ( 正面左 ) は好みではないので、ケース 後方に RCA を付けました。

2W + 2W とは思えない大きな ヒート・シンク ( 放熱器 )、長時間聴いてから触りましたが、
冷たいです。
2W + 2W でも実質の VR 位置は 9 時~ 10 時で充分な音量です。

まあ、どんな スピーカー に繋ぐかで変わってきますが ...


夏の課題その 12、放送が聴けました。

2010年10月16日 03時50分32秒 | 真空管式ラジオの修復
早川電機の RS-350 の高1スーパー用コイル ( ANT, RF, OSC の3つ ) を入手、
なんとか放送が聴けました。
今でも非純正品ではありますが新品コイルあるんですね、オークションで格安でした。

ただ聴けたのは NHK 第2のみ .. これからの調整が勝負です。
ANT コイルのコア&トリマー、RF コイルのコア&トリマー、OSC コイルのトリマー、IF コアなどの調整が必要です。


左手前 ↑ は 6E5C マジック・アイ ( Russia 製の新品 ) です。

遂に買いました。

2010年10月15日 03時47分07秒 | Weblog
遂に見つけて買いました。
ラジオではありません。
桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油



相変わらず品不足が続いているようです。

色々と真似た?商品は数多いですが、ずーと本家本元の商品を探していました。
近くのスーパーで最後の一個を見つけました。
「 ご家族限定 1個限り 」と書いてあります。

老舗「 桃屋 」の商品、いいですね。

あっ、味、温かいご飯に最高です。

SONY ICF-2001D ESD 対策など ...

2010年10月14日 03時59分21秒 | その他のラヂオ・受信機
SONY ICF-2001D の回路図を仕入れたので眺めてみますと ESD 対策・処置済みでした。



そうなると KIWA 電子の FET 保護 Diode は単に初段の RF 回路の FET 保護だけなのでしょうか?
我が家の 2001D は FET 保護 Diode を装着したので、これで壊れたらあきらめます。

さらに回路図を眺めると AIR Mode の RF-AMP に ΔLOOP7 の 2SK-439 が使われています。

さて SONY ICF-2001D, 感度、選択度、SYNC, 素晴らしいラジオです。
今の不満を言えば、造りがとても安っぽいことです。
我が家の ICF-2001D, Jack Board が機械的破壊の限界です。
安っぽくて薄いプラスック・ケースのレセプタクル ( ジャック ) 群にも感心しません。

比べる対象が適当ではないですが、発売が 2001D より更に 10 年先輩の三菱 JEAGAM FIC-404 の方が遥かにしっかりしていて、耐久性、信頼性がありそうです。
VR のツマミの裏にさえしっかりした金属の受け口があり VR も通信用?かと思える部品を使っています。
例えば、ネジ一つを取っても SONY みたいに木ネジではなく、ちゃんとしたビスを使いナットに相当する金属部品が受け側にあり生真面目な設計陣が造ったのが容易に理解できます。

JEAGAM は開けてみる度に色々と感心します。
SONY ICF-2001D は開けてみる度に落胆します。開けなければ気付かないのに。( 笑 )



技術的進化と耐久性、両立は難しいかな?
機械的な構造でラジオを聴く訳ではありませんが、
ICF-2001D という受信機、賞賛と不満が同居している印象です。


SONY ICF-2001D 録音端子 ( REC OUT ) から録音できない?

2010年10月11日 15時00分12秒 | BCL周辺機器/雑音対策
SONY ICF-2001D の REC 出力からパソコンへ繋いで録音できません。
整備済の 2001D のハズです ... 機械を責めたらいけませんが、ひょっとして ...
他のラジオを試すと ICF-5800, 三菱 JEAGAM FIC-404 も REC OUT から同様に録音できません。

HIROKI さん からラジオ以外の問題点、抵抗入りケーブルの可能性のご指導を戴きました。
調べたのですが結局ケーブルを変えたりしたのですが、分かりません。
ただ最近のラジオ Grundig G5, IC-R75 では正常に録音できます。
ますます分からなくなりました。

REC OUT からプリアンプ経由で音が出ない訳ではなく VR を Max にすれば何とか聴けます。
その分雑音が酷いです。

ネットで色々なデータを調べてみました。
調べてみると、一般的に古いラジオは REC OUT の出力レベルは極端に低いです。
例えば SONY ICF-2001D だと、
録音出力レベル約 0.775 mV, 出力インピーダンス1 kΩ となっています。
一瞬、0.775 V = 775 mV か?と勘違いしそうになりましたが、その 1/1000 です。

次に SONY ICF-SW07 のデータは、
録音出力レベル約 245 mV, 出力インピーダンス10 kΩ,
となっています。

0.775 mV と 245 mV, この差はとても大きいです、??どうして??

ふと カセット・テープレコーダーの定格入力を見ていたら、
LINE 入力は 70mV, 150kΩ,
マイク入力定格を見たら 0.2 mV, 600 Ω、
とありました。

想像なのですが、古い時代の録音端子 ( REC OUT ) の行き先は LINE 入力ではなくマイク入力へ繋ぐことを前提にしているかも?

ということでマイク・アンプを通せば、パソコンでも録音できる?
そうなると自作 ... 机の引き出しから部品集めです。

影山さん設計のオーディオ・ボックスで使った TR ; 2SC3311AR が余っています。
ということで2時間かけて ↓ 製作しました。


コンデンサーは音質にこだわって電源部以外はタンタル・コンデンサーにしました。
... と言いたいところですが、実は普通のコンデンサーの持ち合わせがなくタンタルにしました。
タンタルは極性を間違うと大変なことになるので緊張します。
P.S.
金子一さんのご教示で、やはりタンタルは危険とのことで電解コンデンサーへ交換します。
部品を見つけたので交換完了


同じ基板にレギュレータ IC で定電圧 12V 電源部も組み込みました。効果は??

早速 ICF-2001D からオーディオ・ボックス経由パソコンへ繋ぎました。
↓ パソコンの Quick Time 画像 ↓ の通りゲインが録音レベルまで上がりました。


これでやっと ICF-2001D の REC OUT からパソコンへ音声を取り込めます。

でも未だに疑問は解けません。
ICF-2001D の REC OUT の端子部分に書いてあるのはカセット・テープの絵です。
なぜマイク端子へ??