古来より、「身内同士で闘わせる事」をもって、蝶略の粋と成して来た。
権力者は、支配下に置いた民衆同士を反目させあう事で、おのれの権力の維持を図って来た。
往々にして、抑圧されている民衆の方が、抑圧者を助け動きをしてしまう事が有る。
各地の市場で、福島産、茨木産の農作物が、取り扱いを断られているらしい。
茨城沖で採れた魚介類が、銚子漁港に水揚げを拒否されたらしい。
恐れていた事が、現実になって来た。
▶<茨城沖水産物>水揚げを拒否…銚子漁港(毎日見出し)
>茨城県神栖市の「はさき漁協」所属の底引き網漁船「第5松丸」(15トン)が5日、千葉県銚子市の銚子漁港・市場に水揚げできず、引き返していたことが分かった。銚子市漁協は茨城沖の水産物は安全性が確認されていないとして受け入れていないという。
>はさき漁協関係者によると、同船の篠塚松彦船長(52)は同日、3人の乗組員とともに震災後初めて出漁し、鹿島灘沖約35キロ付近で操業した。午前6時ごろ、ボタンエビやキンキなどを銚子港に水揚げしようとして連絡したが、市場から「茨城で取れた魚は入港を控えてほしい」と断られたという。
>これに対し、銚子市漁協は「(安全が確認でき次第許可するという)当初方針に基づき茨城県の船からも千葉沖の水産物を受け入れており、拒否したのではない」としている。
【毎日新聞/4月5日(火)20時59分配信】
全国の、総ての漁港に「放射能測定器」を備えることは、現時点では無理なのだろう。
しかし、「茨城沖での漁獲」と言うだけで<拒否>する態度は、まさに「敵の思うつぼ」である。
「(安全が確認出来次第許可すると言う方針に従っただけで)拒否したのでは無い」
なんと言う『官僚的答弁』だろう。
私企業も、民間団体も、「組織」となるととたんに「日和見主義」で「責任を取らない」で済み、しかもどの様にも言い抜けられる「玉虫色」の受け答えをする。
『信号機は青で進め』
「(事故が起こったら)青で進む事が安全と言った訳では無い。。。」
小賢しい。
「安全と分かるまで待って欲しいと。。。」
馬鹿野郎。
生鮮食料品に、何週間待たせる気だ!
はっきりさせておきたい。
我々国民は全員が、今回の「東電福島第2原発」事故の、被害者である。
咎を受けるは「東電」であり、「国」である。
なんで、被害者同士が「虐めあう」必要が有るのか。
話は変わるが、ヨーロッパは『EU』と言う枠の中で、夫々に問題を抱えている。
特に「農業」は、摩擦が耐えない。
域内では、物と人とサービスとの移動が、自由である。
つまり、「関税」が掛からずに物が動く。
したがって、秋田から酒を、宮城から米を、長野から味噌を、千葉から醤油を、と言う如くに、スペインからワインが、イタリアからチーズが、ギリシャからオリーブオイルが、イギリスから牛乳が、ポルトガルから海産物が、フランスに入って来る。
フランスは、ドイツやオランダ、北欧諸国等と共に、人件費が非常に高い。
所得レベルが違い、さらにあらゆる「社会保険、医療保険、年金」の類いの企業側負担率が高く、税金も高いからである。
従って、トマト1キロ作る経費が、イタリアとフランスとでは、比較にならない程の差がついてしまう。
一般的に言って、工業国が人件費が高い経済構造で、農業国が低い傾向に有る。
従って、ドイツは工業製品を他の諸国に売り、農業製品は他の国々から買えば、一応まかなえる。
ドイツの農業は、それほど「国家経済」に影響を及ぼす程多岐にわたって、多種多様に生産高も多い、と言う訳では無く、ローカルな位置づけで済む。
ところが、フランスは工業国であると同時に、農業国でもある。
言い換えれば、農業が工業並に経済に大きな比重を占めている。
しかし、乳製品メーカーは、高価なフランス産ミルクは使わない。
スペインやイタリア、最近はギリシャやブルガリアから、タンクローリーで、大量にもたらされる。
ワインも、テーブル・ワインはスペインやイタリアから。
食肉はイギリスから。
そうすると、ヨーロッパ最大のミルクの生産地『ノルマンディー』地方は、だぶついたミルクの販売先が無くなって来る。
オーベルニュ地方の酪農家は、子羊を育てても、売る相手が居ない。
南仏の、安価な大量消費用のワイン生産地は、生産過剰の状態が続く。
ブルターニュの漁民達は、バルト3国やポルトガルからの輸入に押されて、サカナが売れないし漁船の燃料代も出ない。
しかも、かっては過渡期の対策として、工業国の農業には、「差額」が各国から『農業生産補償金」として交付されていたから、成り立っていた。
しかし、それも既に殆ど無くなった。
それで、生産すればする程赤字に苦しむフランスの「農水産業者」達は、強硬手段に出るのだ。
<牛乳>を農林省の玄関にぶちまける。
<子羊の肉>を、通産省前の広場に山と破棄する。
イタリア国境からの高速の道路料金所で、イタリアから輸入されるワインのタンクローリーを「襲撃」してひっくり返し、ワインの洪水をもたらす。
何万個の卵を、ブリュッセルのEU委員会前にぶちまける。
「各国の実情を無視して、官僚的発想だけでかってな規則を作るな!」
つまり、 EU諸国は夫々の国家予算の水準に応じた『負担金』を納めて、それでEU域内のインフラの遅れた国に、高速道路網の建設をしたり、港湾設備を整備したりしている。
EUは一つの「経済圏」である以上、社会インフラも平等に、と言う訳だ。
そして「負担金」は各国の『税金』である。
そうなると、フランスの様な、経済水準が大きく、物価が高く、所得水準が高くて、人件費に対する各種負担金の大きな『農業国』が、一番<損>をしている、と思われてしまう訳だ。
「フランス政府は、EU政策より自国の農業保護を優先しろ!」と言う事になって、過激なデモが起こる次第となる。
このような光景は、年中行事である。
「イラリア」や「スペイン」からのワインを『襲う』事は、農民の「同士討ち」になるが、それ以外は、団結して「政府」に実力行使するのだ。
自国の国民と自国の産業を守れない政府は、政府「失格」と言う訳である。
とうぜん、この種の農業政策の摩擦が、『政権交代』の、一つの大きなエネルギーとなる。
そこで言いたい事は、ただ一つ。
東北の農民の皆さん。
東北の漁民の皆さん。
政府と『東電』とに抗議しよう。
政府と『東電』とに、実力行使をしよう。
高い数値の『放射能値』が検出された野菜を、ダンプで運んで、東電本社玄関にブチまけよう。
水揚げを拒否された魚介類を、民主党本部前に大量にばらまけば良い。
「禁止する前に、自主的に規制して頂く」
と、枝野はほざいた。
これが「出荷禁止」以外でなくて、一体何だと言うのか。
「一日も早く、安全だと発表していただいて、安心して食べて頂ける様に、政府にお願いしたい」
ニュースで聞いた、「どこそこ農協」の責任者のセリフである。
何で「泣き寝入り」する必要が有ろうか。
『東電』が招いた災害である。
『政府』が傷口を拡げた災害である。
政府に言われて、「自主的に出荷規制」して、政府に「出荷出来る予にお願い」するなんて『本末転倒』も良い所だ。
農民よ、声を上げよう。
漁民よ、行動で示そう。
ただただ、根拠も無い「安全宣伝」に騙されて、町に『原発』を受け入れさせられて、その原発から、家も土地も、畑も生産手段も、総てを奪われて、それでも「実力行使」しない日本の農民、漁民に、ヨーロッパの農業従事者、漁業関係者は、驚きを持って見守っている。
「何故デモが起こらないのか?」
ヨーロッパから見ると、日本は悉く「不思議な国」である。
福島県や茨城県の温泉地、観光地の「ホテル旅館業者」も。
福島県や茨城県の観光業者達も。
起ち上がろう。
声を上げよう。
酒造りの蔵本。
米づくりの農家。
酪農家。
漁船員達。
野菜栽培農家。
それこそ20キロ圏、30キロ圏のあらゆる住民達。
『東電』に抗議しよう。
『東電菅政府』に、抗議しよう。
原発政策を推進して来た『産経省』にデモをしよう。
原発政策推進の後押しをして来た、東大その他の「研究機関」に抗議しよう。
今日まで、原発推進の旗を降り続けて来た<大手マスコミ>本社の玄関に、『放射能にまみれた』『コウナゴ』叩き付けてやろう。
取り敢えずの標的は、『東電』である。
泣き寝入りするな。
黙って、悔しさ噛みしめて我慢しても、少しも男らしくも何ともない。
「仲買店がかってくれない」
「売値が下がりに下がって、船を出すガソリン代もでない」
そんな事を言っていてはダメだ。
船を出そう。
コウナゴを獲ろう。
トラックで運び着けて、『東電本社』にぶちまけるべし!
もう、いい加減で、「経済原則を人命や環境に優先する」輩たちに、鉄槌を下してやらなければならない時に来ている。
日本人は、考え方を変えなければならない時に来ている。
そして、原発事故の被災者の皆さん方が、一番先頭に立つべきです。
立ち上がろう。
声を上げよう。
日本政府は、諸外国から「不信の目」で見られ始めている。
特に、「放射能汚染水」を大量に海に放流して以来、同情論より批判のほうが増えて来つつ有る。
被害者である「国民」が、声も上げずに黙っていると、「国民」も政府と同類と見なされてしまうハメになる。
放射の被害は、日本人全員が、世界中の人々と同じく「被害者」である。
同じ側に、居なければならない。
声を上げよう。
抗議しよう。
そうした、一つ一つの国民の意思表示の積み重ねで、何かが動く。
日本を変えよう。
権力者は、支配下に置いた民衆同士を反目させあう事で、おのれの権力の維持を図って来た。
往々にして、抑圧されている民衆の方が、抑圧者を助け動きをしてしまう事が有る。
各地の市場で、福島産、茨木産の農作物が、取り扱いを断られているらしい。
茨城沖で採れた魚介類が、銚子漁港に水揚げを拒否されたらしい。
恐れていた事が、現実になって来た。
▶<茨城沖水産物>水揚げを拒否…銚子漁港(毎日見出し)
>茨城県神栖市の「はさき漁協」所属の底引き網漁船「第5松丸」(15トン)が5日、千葉県銚子市の銚子漁港・市場に水揚げできず、引き返していたことが分かった。銚子市漁協は茨城沖の水産物は安全性が確認されていないとして受け入れていないという。
>はさき漁協関係者によると、同船の篠塚松彦船長(52)は同日、3人の乗組員とともに震災後初めて出漁し、鹿島灘沖約35キロ付近で操業した。午前6時ごろ、ボタンエビやキンキなどを銚子港に水揚げしようとして連絡したが、市場から「茨城で取れた魚は入港を控えてほしい」と断られたという。
>これに対し、銚子市漁協は「(安全が確認でき次第許可するという)当初方針に基づき茨城県の船からも千葉沖の水産物を受け入れており、拒否したのではない」としている。
【毎日新聞/4月5日(火)20時59分配信】
全国の、総ての漁港に「放射能測定器」を備えることは、現時点では無理なのだろう。
しかし、「茨城沖での漁獲」と言うだけで<拒否>する態度は、まさに「敵の思うつぼ」である。
「(安全が確認出来次第許可すると言う方針に従っただけで)拒否したのでは無い」
なんと言う『官僚的答弁』だろう。
私企業も、民間団体も、「組織」となるととたんに「日和見主義」で「責任を取らない」で済み、しかもどの様にも言い抜けられる「玉虫色」の受け答えをする。
『信号機は青で進め』
「(事故が起こったら)青で進む事が安全と言った訳では無い。。。」
小賢しい。
「安全と分かるまで待って欲しいと。。。」
馬鹿野郎。
生鮮食料品に、何週間待たせる気だ!
はっきりさせておきたい。
我々国民は全員が、今回の「東電福島第2原発」事故の、被害者である。
咎を受けるは「東電」であり、「国」である。
なんで、被害者同士が「虐めあう」必要が有るのか。
話は変わるが、ヨーロッパは『EU』と言う枠の中で、夫々に問題を抱えている。
特に「農業」は、摩擦が耐えない。
域内では、物と人とサービスとの移動が、自由である。
つまり、「関税」が掛からずに物が動く。
したがって、秋田から酒を、宮城から米を、長野から味噌を、千葉から醤油を、と言う如くに、スペインからワインが、イタリアからチーズが、ギリシャからオリーブオイルが、イギリスから牛乳が、ポルトガルから海産物が、フランスに入って来る。
フランスは、ドイツやオランダ、北欧諸国等と共に、人件費が非常に高い。
所得レベルが違い、さらにあらゆる「社会保険、医療保険、年金」の類いの企業側負担率が高く、税金も高いからである。
従って、トマト1キロ作る経費が、イタリアとフランスとでは、比較にならない程の差がついてしまう。
一般的に言って、工業国が人件費が高い経済構造で、農業国が低い傾向に有る。
従って、ドイツは工業製品を他の諸国に売り、農業製品は他の国々から買えば、一応まかなえる。
ドイツの農業は、それほど「国家経済」に影響を及ぼす程多岐にわたって、多種多様に生産高も多い、と言う訳では無く、ローカルな位置づけで済む。
ところが、フランスは工業国であると同時に、農業国でもある。
言い換えれば、農業が工業並に経済に大きな比重を占めている。
しかし、乳製品メーカーは、高価なフランス産ミルクは使わない。
スペインやイタリア、最近はギリシャやブルガリアから、タンクローリーで、大量にもたらされる。
ワインも、テーブル・ワインはスペインやイタリアから。
食肉はイギリスから。
そうすると、ヨーロッパ最大のミルクの生産地『ノルマンディー』地方は、だぶついたミルクの販売先が無くなって来る。
オーベルニュ地方の酪農家は、子羊を育てても、売る相手が居ない。
南仏の、安価な大量消費用のワイン生産地は、生産過剰の状態が続く。
ブルターニュの漁民達は、バルト3国やポルトガルからの輸入に押されて、サカナが売れないし漁船の燃料代も出ない。
しかも、かっては過渡期の対策として、工業国の農業には、「差額」が各国から『農業生産補償金」として交付されていたから、成り立っていた。
しかし、それも既に殆ど無くなった。
それで、生産すればする程赤字に苦しむフランスの「農水産業者」達は、強硬手段に出るのだ。
<牛乳>を農林省の玄関にぶちまける。
<子羊の肉>を、通産省前の広場に山と破棄する。
イタリア国境からの高速の道路料金所で、イタリアから輸入されるワインのタンクローリーを「襲撃」してひっくり返し、ワインの洪水をもたらす。
何万個の卵を、ブリュッセルのEU委員会前にぶちまける。
「各国の実情を無視して、官僚的発想だけでかってな規則を作るな!」
つまり、 EU諸国は夫々の国家予算の水準に応じた『負担金』を納めて、それでEU域内のインフラの遅れた国に、高速道路網の建設をしたり、港湾設備を整備したりしている。
EUは一つの「経済圏」である以上、社会インフラも平等に、と言う訳だ。
そして「負担金」は各国の『税金』である。
そうなると、フランスの様な、経済水準が大きく、物価が高く、所得水準が高くて、人件費に対する各種負担金の大きな『農業国』が、一番<損>をしている、と思われてしまう訳だ。
「フランス政府は、EU政策より自国の農業保護を優先しろ!」と言う事になって、過激なデモが起こる次第となる。
このような光景は、年中行事である。
「イラリア」や「スペイン」からのワインを『襲う』事は、農民の「同士討ち」になるが、それ以外は、団結して「政府」に実力行使するのだ。
自国の国民と自国の産業を守れない政府は、政府「失格」と言う訳である。
とうぜん、この種の農業政策の摩擦が、『政権交代』の、一つの大きなエネルギーとなる。
そこで言いたい事は、ただ一つ。
東北の農民の皆さん。
東北の漁民の皆さん。
政府と『東電』とに抗議しよう。
政府と『東電』とに、実力行使をしよう。
高い数値の『放射能値』が検出された野菜を、ダンプで運んで、東電本社玄関にブチまけよう。
水揚げを拒否された魚介類を、民主党本部前に大量にばらまけば良い。
「禁止する前に、自主的に規制して頂く」
と、枝野はほざいた。
これが「出荷禁止」以外でなくて、一体何だと言うのか。
「一日も早く、安全だと発表していただいて、安心して食べて頂ける様に、政府にお願いしたい」
ニュースで聞いた、「どこそこ農協」の責任者のセリフである。
何で「泣き寝入り」する必要が有ろうか。
『東電』が招いた災害である。
『政府』が傷口を拡げた災害である。
政府に言われて、「自主的に出荷規制」して、政府に「出荷出来る予にお願い」するなんて『本末転倒』も良い所だ。
農民よ、声を上げよう。
漁民よ、行動で示そう。
ただただ、根拠も無い「安全宣伝」に騙されて、町に『原発』を受け入れさせられて、その原発から、家も土地も、畑も生産手段も、総てを奪われて、それでも「実力行使」しない日本の農民、漁民に、ヨーロッパの農業従事者、漁業関係者は、驚きを持って見守っている。
「何故デモが起こらないのか?」
ヨーロッパから見ると、日本は悉く「不思議な国」である。
福島県や茨城県の温泉地、観光地の「ホテル旅館業者」も。
福島県や茨城県の観光業者達も。
起ち上がろう。
声を上げよう。
酒造りの蔵本。
米づくりの農家。
酪農家。
漁船員達。
野菜栽培農家。
それこそ20キロ圏、30キロ圏のあらゆる住民達。
『東電』に抗議しよう。
『東電菅政府』に、抗議しよう。
原発政策を推進して来た『産経省』にデモをしよう。
原発政策推進の後押しをして来た、東大その他の「研究機関」に抗議しよう。
今日まで、原発推進の旗を降り続けて来た<大手マスコミ>本社の玄関に、『放射能にまみれた』『コウナゴ』叩き付けてやろう。
取り敢えずの標的は、『東電』である。
泣き寝入りするな。
黙って、悔しさ噛みしめて我慢しても、少しも男らしくも何ともない。
「仲買店がかってくれない」
「売値が下がりに下がって、船を出すガソリン代もでない」
そんな事を言っていてはダメだ。
船を出そう。
コウナゴを獲ろう。
トラックで運び着けて、『東電本社』にぶちまけるべし!
もう、いい加減で、「経済原則を人命や環境に優先する」輩たちに、鉄槌を下してやらなければならない時に来ている。
日本人は、考え方を変えなければならない時に来ている。
そして、原発事故の被災者の皆さん方が、一番先頭に立つべきです。
立ち上がろう。
声を上げよう。
日本政府は、諸外国から「不信の目」で見られ始めている。
特に、「放射能汚染水」を大量に海に放流して以来、同情論より批判のほうが増えて来つつ有る。
被害者である「国民」が、声も上げずに黙っていると、「国民」も政府と同類と見なされてしまうハメになる。
放射の被害は、日本人全員が、世界中の人々と同じく「被害者」である。
同じ側に、居なければならない。
声を上げよう。
抗議しよう。
そうした、一つ一つの国民の意思表示の積み重ねで、何かが動く。
日本を変えよう。
ニュースを見るたび、何故、抗議をし、買い取りを求めないのか、不思議で仕方がありませんでした。
間違いなく、東電が利権に走った末の過失であり、国の出先機関である保安院の怠慢と馴れ合い無知が招いた惨劇です。
ましてや、今回は、『漏れた』のではなく、『流した』のです。
先日、どさくさに紛れて通した法案により、様々な方々の著名ブログが急に閉鎖されたり、文字化けをしたりして、ちょっとした騒ぎになっていたようです。
これまで知らなかった国の嫌らしさ、汚ならしさをこの2年ほどで、まざまざと見せつけられています。
国民主権ってなんでしょう?
平和主義って?
基本的人権の尊重ってどういうことでしたっけ?
娘になんと教えましょうか…
このままいけば、来年にも社会の教科書は、改訂せざるを得ないと思います。
魚をぶちまけたら、牛乳をぶちまけたら、
当局から、逮捕されるのでしょうか?
仮に団体で声を上げても、
マスゴミはスルーなんでしょうね。
めっちゃくちゃ、変な国に成り果ててしまった。
>と、枝野はほざいた。
これがアホ菅内閣の本質。
決して自分たちで責任は取らない。
あくまで被害者の側に「自主的に」規制を促すことで責任逃れをする。
コイズミ時代から続く自己責任の名の下での政府の怠慢。
アソーは選挙でボロ負けして総理の座を追われた。
悪評の多かった鳩山内閣でさえ普天間問題でしくじり、トップは自ら身を引いた。
総理も官房長官も責任から逃げるようではまともな政府になるはずがない。
こうして怒りをぶちまけている間にもどんどん日本の信用は失墜していく。
つねに役人の悪徳と戦いつづけてきた竹原氏なら地位協定さえなければたちまちのうちに震災復興がたっせいできるであろう。
けれども、日本国にあまた居られるヴィクトリア朝も真っ青の超偽善的紳士淑女に、
「いやぁねえ、田舎者は野蛮で、第一汚らしいわ、ちゃんと片付けて帰ってね。」と、一蹴されるか
そもそも、マスコミが、取材も報道もせずお得意の「無かった事」戦術に出るだろうなあ、と思ってメゲてしまうのです。
自分の日記に同様な事を書きました。
どちらかと言うと若者向けへでしたが。
ただ、国に対する怒りとは別に、私を含めたこの国に住んでる人の本質は実は「差別的」なのではないか?と思うようになってしまってます。この辺は「一億総中流」を経た後に妙に気になりだしたことなのですが。
また、漁業や農業に携わる人の「怒り」はごもっともなのですが、原発から30km圏内の商いやビジネスを展開されてきた方へ国はどう扱うのでしょうか。あまりマスコミなどで取り上げられていないように思えて、何故漁業や農業がクローズアップされ得るのか?が疑問に感じています。
国民が、自らの国に希望を持たなくなる、信じなくなる、事は歴史に珍しい事ではありません。
しかし、我が祖国が「そこまでになる」とは、想像もしませんでした。
どのように「反体制的」思考と行動を取っていても、心の奥底では「祖国」は愛しています。
その日本が、ここまで国民を裏切る国になるなんて。。。
>このままいけば、来年にも社会の教科書は、改訂せざるを得ないと思います。
改訂するのも国です。
恐らくしないでしょう。。。
でも、でも、何かを信じて、明日を作って行きたいと、未だに考えています。
何も出来ない、単なるオッサンですが。
やれる事は、まだあるのでは無いか、と信じます。
コメントありがとう御座いました。
中国や、台湾や、インドが「日本製食料品」の輸入規制をするのなら分かりますが、同じ被害者通しの日本人がそうする事、に深い失望感を感じています。
バブルと、その後の自信喪失期であった「バブル後」、そして小泉竹中に依ってもたらされた、弱肉強食と拝金精神が、日本人本来の持っていた良さを、総て失わさせられてしまったのでしょう。
失われた物は、かけがえの無い物でした。
でも、まだ遅くはないのでは、と信じたいです。