joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

利き手と反対の手を使う

2006年03月18日 | reflexion


デジカメで近くの大蔵海岸の写真を撮ってみました。いいところでしょ?


ニ、三日前から、ふだんは右手でしていることを左手で、左手でしていることを右手でするように気をつけています。

これをすることで面白いのは、いかにふだんから自分が無意識の自動反応で行動しているかということが分かること。

椅子に座るときにはいつも右側から座ろうとしていたり、上の服を着るときは左手から通していたり、トイレのドアノブは左手で回していたり、靴下やズボンは左足からいつもはこうとしていたり、いろいろと気づきます。

こんなことをすることを思いついたのは、宝彩有菜さんの『なれたらいいなっ』でエクササイズとして薦められていたから。

利き手でしていることを反対の手ですることで、ふだんの日常の行動をも意識的にするので、意識のフォーカスが現在に向くようになります。

また利き手と反対の手を使うことで当然スピードは落ちます。そのときに「速く速く」という意識の声が頭と身体を急かすように駆け巡るのですが、そういう声を自分は持っているのだということに気づきましょう、ということです。

これをしてみて面白いのは、左手を多く使うことで明らかに普段使っていない筋肉・神経を使うため、少し心身がほぐれる気がすること。

精神科医の神田橋條治さんは『精神科養生のコツ』という本の中で、気分をリフレッシュするのにいいのは、普段動かしていない筋肉を使うことと述べています。

ずっと椅子に座っている人は、椅子に座っていることで使わなくなっている筋肉を動かすことでリフレッシュになります。当たり前のことですが、わたしたちは意外と身体の多くの筋肉を使っていません。ちょっとした、しかし普段はしていない筋肉の動きだけで、どこが自分はだるいのか分かったりします。

利き手と反対の手を使おうとするだけで、眠っていた身体の左部分が動いて少し気持ちいい。また、自分が(攻撃的なまでに)自動反応で家中を動いていることも分かりました。


涼風

最新の画像もっと見る

post a comment