こちらの写真は、青首大根の原種「宮重大根」。
10年ほど前に、愛知県の野菜ソムリエ上級Pro.の大先輩からタネを頂き、
定期的に自家採種したもの。
一方、こちらの写真は、「冬自慢」という品種。
こちらは比較的新しい品種。
同じ日にタネを播きました。
冬自慢は発芽が揃いましたが、
宮重大根は発芽がバラバラ。
最初の生育も違います。
冬自慢は最初からドーンと成長します。
宮重大根はゆっくりしたペースで、
真冬になっても同じ感じです。
冬自慢を動物で「ウサギ」と例えるなら、
宮重大根は「亀」でしょうか?
発芽が「揃う」モノ。と思われがちですが、
在来種や原種は揃わないものが多いです。
お店や直売所ではどんな品種でも青首大根であれば、
POPや値札は「青首大根」と書かれます。
冬自慢とか、耐病総太りとか、品種名を書いて売ることは少ないのです。
でも、収穫物の見た目はほとんど同じでも、
成長過程では性格は大違いなことも少なくないのです。
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