野菜ソムリエPro. AndyのBlog

「奈良・吉野」の玄関口を中心に活動する、吉野郡唯一の野菜ソムリエPro.&果物ソムリエのベジフルライフをつづっています。

「青い=食べれない」は過去の話!?

2012年03月03日 22時48分41秒 | 野菜&果物

写真はハッサクの未熟果(2011年8月撮影)です。

このハッサクのように、完熟した実を食べる野菜&果物には、
「青い(=未熟)=食べれない」というイメージがあると思います。

でも、最近はそうでなくなってきている場合があります。

理由は2つ。

1つ目は、最近の野菜&果物は完熟しても青いものが増えているからです。
最近は珍しい野菜が増えてきました。
典型的なのはトマトでしょうね。

トマトは、昔は青い=食べれないでした。
しかし、現在は青い(厳密には緑色の)品種のトマトが出回っています。

また、ナスも青ナスがありますね。

でも、「青いのは食べれない」という既成概念が残っている地域では、
売れません。
ここは僕らの腕の見せ所ですね。
(…えらそうなことを言ってすいません)

2つ目は、加工や調理法の普及です。
青い(品種の)トマトも、コンフィチュールなどの加工品に変身したりしています。

また、今まで食べなかった未熟果、摘果したものも、
加工品として普及させる取り組みも盛んです。
例えば、メロンの摘果したもの。
これが、漬物などに利用されています。

スイカの摘果が、奈良漬けに使われているのは定番です。

と、いうわけで、「青い(=未熟)=食べれない」というイメージは
場合によっては既成概念にもなりえると思います。

また、青いもの、未熟なもの、摘果したものにも、
今まで誰も気づかなかった魅力があるかもしれませんね。

****************************************
◆◆クリックして下さればありがたいです↓◆◆
にほんブログ村 料理ブログ 野菜ソムリエへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「野菜ソムリエ★ナビ」に仲間... | トップ | 柿オーナー交流会~柿の剪定... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野菜&果物」カテゴリの最新記事