これは、「地キュウリ」。
先日、「清澄の里 粟」で出会った珍しいキュウリです。
「地キュウリ」は、日本各地でご当地キュウリとして点在しています。
「地キュウリ」で検索すると各地のものがいっぱい出てきます。
所変われば見た目や大きさも変わるみたいですが、共通していえるのが、
ピクルスキュウリみたいに短めで太めで、下半分が半白キュウリのように、
やや白っぽいです。
生はもちろん、煮てもおいしい、先人たちが語り継がれた
オールマイティーなキュウリといえるでしょう。
ちなみに写真のもので長さ15cmくらい。
メジャーなキュウリに比べて、大きいイボも特徴でしょうか?
「清澄の里 粟」では、地キュウリをショウガ風味にした煮こごりで頂きました。
これまた夏らしいですね♪
野菜ソムリエ視点で見ても、非常に理にかなっていると思います♪
なぜなら、キュウリはカラダを冷やす食べ物。
つまり、陰性の食べ物ですね。
でも、月は6月。梅雨の真っ只中。
カラダは完全に夏のカラダではありませんので、
いきなり沢山食べ過ぎるとカラダを冷やしすぎて、
調子が悪くなりかねません。
一方ショウガはカラダを温めます。
つまり陽性の食べ物。
そこで、万能な地キュウリをショウガ風味で煮ることで、
カラダをちょうどいい具合にしてくれるのです。
また、昔のキュウリは独特の苦味もあります。
これが好きでたまらないという方も少なくありません。
この苦味の成分はククルビタシン。
ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるだけでなく、
食欲増進効果があります。
陰性であるキュウリと、陽性であるショウガで、
カラダをちょうどいい塩梅にし、
ククルビタシンで食欲増進。
ですから、前菜に登場したわけですね♪
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