goo blog サービス終了のお知らせ 

淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

テレビ朝日「ロンドン・ハーツ」の人気コーナー「格付けしあう女たち」。今週は特に面白かった!

2007年06月13日 | Weblog
 お笑いのロンドン・ブーツ1号、2号、つまり淳(アツシ)と亮(リョウ)が司会進行しているヴァラエティ番組が「ロンドン・ハーツ」。
 火曜日夜9時からオンエアされている人気番組で、「子どもに見せたくない番組ランキング」でも、毎年上位にランクされている。つまり面白い。だって「笑い」「風刺」って、ある意味反権力じゃん!

 その中でも特に人気があり、視聴率も高いコーナーが「格付けしあう女たち」である。これはもう、一番組の看板コーナーというより、TVヴァラエティ史上にその名を残す斬新企画の一本と言っても過言ではないだろう。
 
 スタジオ内に集められた女性タレント10人が、自分の評価をめぐって女のプライドをぶつけ合い、本音を語り合う、ある意味凄まじいコーナーなのだ。

 「男に貢ぎそうな女」とか「ホストに聞いた.結局最後は一緒にいたい女」とか「風呂の後に変なモノが浮いてそうな女」とか、なかなか過激で濃い目のお題に対して、まずは、女性タレント全員が、出演者10名の中で1位から10位の女性を順位付ける。
 そして、そこから選ばれた代表者タレント1名が、自分の予想した出演者ランキングを発表し、そのあと100名の一般人をアンケート対象にランキングを発表するのである。
 もしも最初に選ばれた代表者の順位と100人アンケート結果の順位がぴたりと合致したら、100万円が贈呈される。勿論、これまで全ての順位が一致したことはない。

 自分の格付けランクに対して怒り狂い、ランクを付けたタレントに向かってあらん限りの罵声を浴びせたり、あるいは手放しで喜んで泣きじゃくるタレントたちを、アツシとリョウの二人は、時には茶化し、時には励まし、時には批判してゆく。
 そのお喋り具合が抱腹絶倒、面白い。格付けされた女たちのリアクションが絶妙で、本音丸出しの非難合戦が笑わせる。

 順位予想芸能人と、一般人100人アンケートの双方ともワースト1を獲得した場合は「Wパンチ」という称号を得られ、「ハードルが低そうな女」で青木さやかが、「付き合っても結婚の対象にならない女」で森下千里がそれぞれ達成している。

 「実は脱いだらスゴそうな女」、「下着が大胆そうな女」、「彼氏がいても浮気しそうな女」、「男に貢ぎそうな女」、「財布を拾っても届けなさそうな女」など、毎回テーマは多彩で飽きさせない。
 そして、この番組からブレイクしたタレント、また、それまでの低迷期から見事復活していったタレントたちも多い。
 梨花、杉田かおる、坂下千里子、青田典子、あびる優、鈴木紗理奈、山本モナ、国生さゆり、などなど・・・。

 改めて実感した。
 女性は強い。そしてしたたかだ。勿論、心の底から褒めている。
 はっきり言って、ここまで罵倒され非難されたら滅茶苦茶傷つくはずだと思う。ところが、それを笑いに変え、吸収し、逆にマイナス・インパクトをプラスの力へと持ってゆく。
 芸能人だし笑いを取るための誇張もあるでしょう、との反論もあるだろう。あるだろうけれど、やはりこの健気で真摯で真っ向勝負にあえて立ち向かう彼女らの姿は、美しいし気高いとさえ思えてくる。

 そして今週、6月12日火曜日放送の「格付けしあう女たち」のテーマは「(20代OLに聞いた)生き方に共感できる女」。
 出演者は、青木さやか、光浦靖子、森下千里、山本モナ、あびる優、青田典子、磯山さやか、マリエ、国生さゆり、杉田かおるの10名。

 いやあ、今週は久々のヒット。
 テーマがテーマだけに、今回上位にランクされるという事は、選ばれた彼女本人のこれまで歩んで来た「人生」に対して20代の女性たちが共鳴・共感し、憧れさえも抱いているということを意味する。つまり、これほど嬉しい評価はないわけだ。

 多分、今週のオンエア分は、本来、来週の放送だったのだろう。ところが、マスコミに「国生さゆりが別れた夫と元のサヤ、同棲中」というニュースがスクープされ、急遽、そのコメントも含めて、オンエアを早めたのだと思う。

 観た人もたくさんいるだろうから多くは語らないけど、もう全員涙涙の大合唱と相成った。
 5位になった山本モナなんて、「叩かれているけど自分に素直な生き方が男前」「失敗からの復活は見事」という一般女性のコメントに号泣!
 光浦靖子も青田典子も、それぞれ予想外の上位ランクに唖然。その後、感動から大泣きしてしまい、スタジオ内は爆笑と感動の雨嵐。
 
 「格付けしあう女たち」。これまでのベスト10に入るべきテレビ番組である!



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本の小説家にあって最高級... | トップ | 「日暈(ひがさ)」 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事