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淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

月9新ドラマ「ラッキーセブン」は凄い顔ぶれ。松本潤、瑛太、大泉洋、松嶋菜々子。さてその初回は・・・。

2012年01月16日 | Weblog
 月9である。
 フジテレビの栄誉あるドラマ時間帯である。
 月曜日午後9時台は、これまで高視聴率を記録する名作ドラマが数多く輩出されてきた時間帯でもある。

 ただ、最近は余りパッとしたドラマが生まれていない。視聴率も低い。
 もちろん、視聴率が全てではない。視聴率が悪くても素晴らしいドラマやTV番組はたくさんある。
 僕は、決して視聴率至上主義者ではない。あくまでも、目安としての視聴率だ。そりゃあ、高いことに越したことはないだろうけど・・・。

 今回のフジテレビ月9は、「嵐」の松潤が主役だ。
 そして、「家政婦のミタ」の松嶋菜々子が共演ときている。それから瑛太に大泉洋も。
 それぞれが主役をはれる役者たちである。これで視聴率が悪かったら、いったいどういうことになっちゃうんだろ。
 他人事ながら、ちょっと心配になってくる。

 それに松潤、2010年7月に、同じ時間帯でオンエアされた「夏の恋は虹色に輝く」以来の月9なのだ。
 ところが、前作「夏の恋は虹色に輝く」、まったく面白くなかった。
 今回は、嵐の新曲「ワイルド・アット・ハート」が「ラッキーセブン」の主題歌だということなので、気合いも入るだろうなあ。
 ということで、「ラッキーセブン」の出来映えである・・・さて、どうなんだろう?

 小さな探偵事務所で働く新米探偵の主人公、つまり嵐の松本潤が、先輩探偵の瑛太や大泉洋と協力して難事件を解決するというアクション・コメディー・ドラマなのだとか。

 ある日、フリーターの松潤が人妻とホテルで密会を楽しみ、そのホテルを出たところを、見知らぬ男、瑛太に肩を叩かれる。
 瑛太は探偵社の探偵で、不倫を疑っていた夫が探偵を雇い、大泉洋たちとホテルでの密会写真を撮っていたのだ。

 その瑛太を偶然に街で見掛けた松潤は、彼を追い掛け、行き着いた先が「北品川ラッキー探偵社」という事務所だった。
 そこには、浮気調査をしていた同じ探偵事務所の大泉洋、仲里依紗、角野卓造、入来茉里らがおり、写真を撮られたことが許せないと探偵たちに詰めよる松潤の前に、松嶋菜々子が現れ、「うちで働かない?」と突然スカウトされることに。

 そんな中、火災現場で部下を死なせた責任を感じて失踪した元消防士を捜してほしいという依頼が、その妹から舞い込まれる。
 依頼を受け、身辺調査を開始しているさなか、廃墟となった倉庫に元消防士が入っていく姿を目撃する・・・。

 うーん。
 これは微妙である。
 一話完結スタイルで、探偵事務所を舞台にドラマは進行してゆくようだけれど、イマイチ新鮮味がない。

 よくあるワンパターン、予定調和を免れないのである。
 このまま最後まで持つのか少し不安になる。一話完結スタイルを続けるとするなら、よほど毎回斬新なストーリーを提示していかなければ視聴者に飽きられてしまうんじゃないかなあ。

 それに、松嶋菜々子の使い方が勿体ない。
 この程度の露出度じゃ、「太陽にほえろ!」の石原裕次郎でしょう。可哀想だよ、高視聴率女優なのに。

 ただ、後半の山場である、松本潤と瑛太によるストリート・ファイトというか、セメント・バトルというか、両者による金網デスマッチ格闘技対決は面白かった。
 まるで映画を観ているような迫力(まあ、それでも日本映画の水準という程度ではありますが)。
 このシーンはいいんじゃない?

 それにしても斬新な新機軸が打ち出せないで、もがき苦しんでいる感じがするなあ、フジの月9ドラマ。
 これから徐々に盛り上がるのなら、それはそれで嬉しいんだけどね、「ラッキーセブン」。




 
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