淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

レッド・ツェッペリン最後のオリジナル・アルバム「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」リマスターを聴く。

2015年08月22日 | Weblog
 今日もまた憂鬱で気の滅入るようなニュースが続いている。
 「大阪中1女子殺害事件」は、最悪なことに、不明だった男子生徒らしい遺体が発見された。
 そして、遺棄容疑で地元の45歳男性が逮捕されるという事態に。

 中国経済も失速気味で、株安が世界で連鎖している。このままで推移してゆくと、景気に大きな変調を来たすのではないか。
 ギリシャの金融危機で、チプラス首相も辞任して、総選挙が行われるらしいし。場合によってはEU経済にも大きな影響が出るのは間違いない。

 そんな気分を、ひととき、音楽で癒してみる。
 レッド・ツェッペリンにとって最後のオリジナル・アルバムとなる、「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」リマスター/デラックス・エディションを聴く。

 例のジミー・ペイジによる最新リマスタリング・シリーズ最終章、「プレゼンス」「コーダ(最終楽章)」を含めた最後の3タイトルの中の一枚ということになる。

 「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」がリリースされたのは1979年。
 当時、期待に胸膨らんでレコードに針を落とし、その、これまでの路線と違った音に対してかなり失望した覚えがある。

 確かに1曲目の「イン・ジ・イヴニング」や、5曲目の大作「ケラウズランブラ」のような、ソリッドでハードなロック・チューンには心躍ったけれど、その他の楽曲(カントリーっぽかったりサンバのリズムを取り入れたり)には大いに面食らってしまった。

 そういうことで、日本国内では評価が低く、ツェッペリンのアルバムの中でも、語り継がれるほどのレジェンドとまで至っていないのではないだろうか。

 ところが全米での評価は高くて、当時のビルボード・アルバム・チャートでは最高位1位を獲得、今回の再発においても3枚のアルバムの中では最も売れているらしい。

 いやあ、音楽に関しても、その国々においての微妙な嗜好の違いって、やっぱりあるんですねえ。

 まあ、今回改めて聴いてみて、それなりに面白い、中々いいアルバムに仕上がっていると、再確認はいたしましたが。









この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「レコード・コレクターズ」... | トップ | 映画「バットマンvsスーパ... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事