
やってくれましたね、Netflix。
「サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ2023」が、2月3日土曜日からNetflixで期間限定だけれど独占先行配信されると聞いて、いてもたってもいられず、青森駅前の「ラビナ」一階でスパークリング・ワインを買って、夜7時から飲みながらNetflixでサザンのライブを堪能した。
3月20日にはDVDとBlu-rayが発売されるらしいけど、んなもん、待ってなんかいられない。よかったぁ、Netflixに入ってて。

Netflix「サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ2023」は、2023年9月27日から10月1日にかけて茅ヶ崎公園野球場で開催された「茅ヶ崎ライブ2023」の模様を映像化したもので、茅ヶ崎公園野球場での公演は2013年のスタジアムツアー「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」以来10年ぶり3回目となるライブである。
ライブは4日間で7万2000人を動員していて、ほかにも全国の映画館でライブ・ビューイングによる生中継が行われ、合わせて27万2000人もの動員数を数え、また、経済波及効果でいうと、神奈川県内で約59億5600万円、全国では179億5700万円にもなったという。

ライブは、なんと加山雄三の「君といつまでも」がバックに流れるなか、メンバー5人が登場し、いきなり「C調言葉に御用心」でスタート。
ここでなぜか、涙が零れてきて止まらなかった。別に悲しい歌でもないし、自分でもよく訳が分からない。
MCはほとんどなく、とにかく過去の名曲を惜しみもなく歌ってゆく。「女呼んでブギ」、「涙のキッス」、「夏をあきらめて」、「Moon Light Lover」、「OH!!SUMMER QUEEN 〜夏の女王様〜」、原坊の「そんなヒロシに騙されて」、そして「いとしのエリー」・・・。

メンバー紹介がされたあとは、もう怒涛の展開で凄まじいことになる!
「東京VICTORY」に「栞のテーマ」に「太陽は罪な奴」に、出ました必殺「真夏の果実」!
大好きな「LOVE AFFAIR 〜秘密のデート」がステージで演奏された瞬間、またまた涙が零れ出して止まらなかった。改めて考えたら、サザンの45年間と自分自身の45年間の記憶の欠片が幾つも重なり始め、色んな思い出が曲と一緒になって蘇って来たのである。
泣いてしまうなんて本当に情けない・・・そう思いながらもとめどなく涙が溢れ、何度も何度も目を擦った。

後半戦はさらにエンジン全開で、「ミス・ブランニュー・デイ」、新曲「盆ギリ恋歌」、「みんなのうた」、そして出ました「マンピーのG★SPOT」!
これでいったんライブは〆られ、アンコールへと続いてゆく。
大大好きな「ロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman」、「Ya Ya (あの時代を忘れない)」、「希望の轍」と続き、ラストのラストが「勝手にシンドバッド」だった。
花火が上がり、超満員の観客は半狂乱状態!
いやあ、素晴らしいコンサートでした。
終わってNetflixを止め、サザンオールスターズのCDを引っ張り出して改めて聴いてゆくことに。まずは「ロックンロール・スーパーマン 〜Rock'n Roll Superman」。
ー負けそうになったら おまじないはいつも I'm a Rock'n Roll Superman!!ー
だよねー。