淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「明日からも調子良く、明日からも風を切って、明日からも羽振り良く、明日からも、そう強気に!」

2019年03月23日 | Weblog
 いきなりの雪。一面銀世界だ。冬にまた逆戻りしてしまった。
 3月23日11時現在の積雪量が12センチ。気温はマイナス0.8度。

 朝10時30分から始まる「ボディ・コンバット」の整理券をゲットするために、まだ開いていないスポーツ・ジムの前の行列に並んだ。
 時間は9時半。既にもう20人ぐらいが並んでいる。そのうち行列はまたまた膨れ上がり、10時ちょうど店が開くころには40~50人が待っていた。
 やっと13番をゲットする。

 「ボディ・コンバット」を終え、外に出た。
 季節外れの激しい雪が降っている。
 帰り道の途中にある「セブン・イレブン」に寄って、お昼に食べるサラダとパンを物色していると、店内の窓際に設置されているフードコートに腰を掛けて、初老の夫婦が買い求めた温かい麺を分け合って食べていた。

 年金暮らしなのだろうか。雪が降り積もる中、コンビニエンスストアまでやって来て、あったかい麺を分け合って食べている初老の2人から見える、雪景色のさらにその先にある未来はいったいどういう景色なんだろう?

 ひっそりとした土曜日のお昼のコンビニエンスの店内に、静かに麺を啜る音だけが優しく響き渡る・・・。
 
 駐車場に停めていた車のボンネットに積もった雪を浚って、エンジンをかけた。
 それでも雪は降るのを止める気配は全然ない。道路が白一色に埋められている。
 3月23日の初雪。

 圧倒的な虚しさが襲って来ることがある。耐えられないほどの淋しさに身悶えることだってあったりする。
 死ぬことが怖くなって気持ちが塞ぐことがあるかと思えば、いつ死んだって別に構わないと思うこともある。
 心は常に乱高下して、穏やかさを保てない。

 一昨年の「青森マラソン大会」の17キロ付近で突然意識を失って倒れた時のことを、ふと思ってみる。
 ふーっと意識が遠くなりその場に倒れ込んだのだけれど、もしもこういうふうに死ぬのなら、それも悪くないんじゃないかと真面目に考えた。
 それより怖いのは、身体が不自由になってしまうことだ。それが何年間も続くことだ。自由に行動出来なくなってしまうことだ。

 それに心底耐えられる自信がない。気が狂うかもしれない。
 生きてゆく自信はないと思う。

 それでも、あと5年間は生きていたい。
 やりたいことがまだ残っているからだ。
 本を4冊出したい。小説も完成させたい。音楽を流す店も必ずやりたい。行ってみたい国だってある。
 もしそれらが叶えられたなら、特にこの世界に長く居ようなんて思わない。生きることは辛く、煩わしさで溢れてる。

 家に帰って、珈琲を淹れ、音楽を聴いた。
 窓から外を眺める。雪は止んで、積もった白い雪が少しだけ溶けていた。

 ユーミンの「ユーミンからの、恋のうた。」3枚組を聴いてゆく。
 久しぶりのユーミンだ。

 アルバム3枚目の「Man In the Moon」を聴くと、元気が出る。
 僕にとっての必須アイテムだ。
 だから、何度も何度も何度も、「Man In the Moon」を繰り返して聴いていった。

            明日からもハイなまま
            明日からも波に乗って
            明日からもこのセンで
            明日からもクールでゆく

 だよね。
 どうせ、いつか死ぬんだし。








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