淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「12月の東京へー」その③

2006年12月23日 | Weblog
 クリスマス・イヴの前日、つまりイヴ・イヴ。
 ホテルのベッドで目を覚ました。

 本当は、新宿で朝の9時30分から一回だけ上映する、映画「長い散歩」を観ようと8時に目覚ましをセットしたんだけれど、挫けてしまってパス。
 だって眠いんだもん。

 ホテルの窓から、青空が見えた。
 いい天気だ。
 今日は、都内で映画三昧と決め込む。

 ブランチを採り、地下鉄を乗り継いで渋谷まで。
 土曜の渋谷は、物凄い人でごった返している。
 スペイン坂を歩いて、映画館「渋谷 シネマライズ」に辿り着く。
 今日初日のドキュメンタリー映画「ダーウィンの悪夢」を観るためだ。

 映画館は満員。
 映画を観て外に出たら、次の回を待つ人たちで溢れ返っている。さすが話題の映画だ。

 今度は銀座まで。
 地下鉄を降り、地上への階段を上る。
 みんなエスカレーターを使っているのに、僕だけ一人が長い階段を駆け上がる。凄い優越感。まあ、別にいいんだけどさ。
 ちょうど三越前に出た。歩行者天国が行われていて、ここも凄い人で溢れてる。

 有楽町にある映画館を目指して歩こうとするけれど、混雑で中々進まない。
 「グッチ」や「エルメス」の専門店の前は、カップルが列をなして並んでいる。入場制限してるんだ。クリスマス・プレゼントかあ。

 やっとの思いで、有楽町駅前にあるビルの7階に。
 今度は、ケン・ローチ監督の「麦の穂をゆらす風」。
 こっちも混んでいる。何たって土曜日だもんね。しかもイヴ・イヴだし。

 映画館を出たら、もう夜の7時過ぎ。
 クリスマスのイルミネーションの周りには、恋人同士が集まって写メールの雨あられ。
 お腹がすいて、何処かの店で遅い夕食でもと思ったけれど、今夜は何処もカップルで占領されてるに違いない。
 仕方がないので、宿泊しているホテルの近くのコンビニで適当に見繕って、独り部屋で淋しく夕食。

 向かいのビルで、オフィスにたった一人篭って仕事をしている中年男性がいる。そうかあ、土曜日の夜に、こうして仕事している人間もいるんだあ。
 ちょっと切なくなる。

 バスタブにたっぷりとお湯を溜め、ゆっくりと疲れを癒す。
 風呂から上がってミネラル・ウオーターを飲み、ベッドに潜って本を読む。
 向かいの人、まだ仕事してるよ。もう12時まわったのに・・・。

 明日はクリスマス・イヴ。



  
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「12月の東京へー」その② | トップ | 「12月の東京へー」その④ »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事