日曜日の朝。
寝過ごしてしまい、起きたら8時過ぎ。外は物凄く雪が積もっている。
仕事に出掛けるために、車庫の前を雪かき。やっとの思いで、オフィスに到着。
昼休みの空いた時間、所用のために車を飛ばす。
まったく前が見えない! 雪。ゆき。ユキ。地吹雪で走行不能。
一面、白一色の世界なので、今何処に居るのか、何をしているのか一瞬わからなくなり、運転している感覚がない。
本当に怖い。
やっとオフィスに戻り、午後からの会議に臨んだ。
今日は日曜日という事もあってか、夕方でひとまず終了。
少しずつ、先が見えてきた。でも行き着く先に、パラダイスは見えないけれど・・・。
帰り道、「あれっ? 今日は何曜日だっけ?」
ずーっと毎日出勤していると、曜日の感覚が時々鈍くなる。
ビルのニュース掲示板に、「新潟で25年振りになる4メートルの大雪」の文字が浮かび上がる。
舗道の脇の雪山は、もう2メートルを越えている。やれやれ。
帰宅すると、「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督の最新作、「ジャーヘッド」の試写会のはがきと、クォン・サンウ主演の韓国映画「美しき野獣」の試写会のはがき。
同じ日かよ。
それなら「ジャーヘッド」を観るしかない。
日曜日が仕事だと、いい事が一つだけある。
それは、「笑点」を観ても、「さんまのからくりテレビ」を観ても、「輪舞曲~ロンド」を観ても、あの言いようの無い、日曜日の憂鬱がないことだ。
「ああーっ! 明日からまた仕事かよ・・・」という感じ、それがない。
裏を返せば、麻痺した鬱陶しさと切なさが、ずっと奥底に蠢(うごめ)いて、決して離れる事が無いって言う事?
本当は、組織を離れると、みんないい人なんだろうなあ・・・。
ところが、組織の中にいると、ゆっくりとその人の性格を変えてゆく。
確固たる意思。何事にも動じない強い力。組織が放つ、暗黒面に負けない心。
組織なんて幻想なのに。砂上の楼閣なのに。
でも、こういう言い方は自分だけを正当化している。
ずるい。自分だけが正義だと思ってる。
ということは、俺が本当はダース・ベイダーだということか?
格好つけやがって! けっ!
って・・・こういう逃げ方が一番卑怯だということもまた知っていながら、俺って奴は。
俺が一番汚れてる。
寝過ごしてしまい、起きたら8時過ぎ。外は物凄く雪が積もっている。
仕事に出掛けるために、車庫の前を雪かき。やっとの思いで、オフィスに到着。
昼休みの空いた時間、所用のために車を飛ばす。
まったく前が見えない! 雪。ゆき。ユキ。地吹雪で走行不能。
一面、白一色の世界なので、今何処に居るのか、何をしているのか一瞬わからなくなり、運転している感覚がない。
本当に怖い。
やっとオフィスに戻り、午後からの会議に臨んだ。
今日は日曜日という事もあってか、夕方でひとまず終了。
少しずつ、先が見えてきた。でも行き着く先に、パラダイスは見えないけれど・・・。
帰り道、「あれっ? 今日は何曜日だっけ?」
ずーっと毎日出勤していると、曜日の感覚が時々鈍くなる。
ビルのニュース掲示板に、「新潟で25年振りになる4メートルの大雪」の文字が浮かび上がる。
舗道の脇の雪山は、もう2メートルを越えている。やれやれ。
帰宅すると、「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス監督の最新作、「ジャーヘッド」の試写会のはがきと、クォン・サンウ主演の韓国映画「美しき野獣」の試写会のはがき。
同じ日かよ。
それなら「ジャーヘッド」を観るしかない。
日曜日が仕事だと、いい事が一つだけある。
それは、「笑点」を観ても、「さんまのからくりテレビ」を観ても、「輪舞曲~ロンド」を観ても、あの言いようの無い、日曜日の憂鬱がないことだ。
「ああーっ! 明日からまた仕事かよ・・・」という感じ、それがない。
裏を返せば、麻痺した鬱陶しさと切なさが、ずっと奥底に蠢(うごめ)いて、決して離れる事が無いって言う事?
本当は、組織を離れると、みんないい人なんだろうなあ・・・。
ところが、組織の中にいると、ゆっくりとその人の性格を変えてゆく。
確固たる意思。何事にも動じない強い力。組織が放つ、暗黒面に負けない心。
組織なんて幻想なのに。砂上の楼閣なのに。
でも、こういう言い方は自分だけを正当化している。
ずるい。自分だけが正義だと思ってる。
ということは、俺が本当はダース・ベイダーだということか?
格好つけやがって! けっ!
って・・・こういう逃げ方が一番卑怯だということもまた知っていながら、俺って奴は。
俺が一番汚れてる。