淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「大好きっ!! 新宿御苑」

2014年01月22日 | Weblog
 プライヴェートで東京に行った際、時間があったら必ず寄る場所がある。
 「新宿御苑」だ。
 ここ、大好きっ。

 癒される。
 心が洗われる。
 花々に囲まれているだけで気分が上向いてゆく。

 「新宿御苑」は、環境省が所管している国民公園だ。
 「ウィキペディア」によると、―もともとは江戸時代、信濃高遠藩内藤家下屋敷のあった敷地で、1879年(明治12年)新宿植物御苑が開設され、宮内省(現在の宮内庁)の管理するところとなる。
 第二次世界大戦後、一般公開され、現在は環境省管轄の国民公園として親しまれ、2006年(平成18年)、「新宿御苑」の名を冠してから100周年を迎えた。
 開園100周年事業の一環として、絶滅が危惧されている植物の保護センターを設置することが計画されており、例年4月上旬には内閣総理大臣主催「桜を見る会」、11月上旬には環境大臣主催の「菊を観る会」が開催される。―
 ということらしい。

 新宿駅を降り、紀伊國屋書店で何冊か本を探し、隣のビルにある「ディスク・ユニオン」に寄って掘り出し物の古いロックのCDを見つけ、隣接している音楽関係の本だけを集めたコーナーでロック関連の本を何冊か買い求める。

 そして鞄にその本とCDを詰め込み、そこから10分程度歩いた場所にある「新宿御苑」へ立ち寄って、広い芝生の上に寝転がって空を見上げる・・・。
 ああ、至福の時間である。

 特に冬の「新宿御苑」が大好きだ。
 晴れていたなら申し分ない。
 そういう時は必ず立ち寄ってみる。

 まずは200円を払って園内へ。
 いつも入るのは「新宿門」から。
 ほかにも「大木戸門」と「千駄ヶ谷門」がある。

 面積が58.3ヘクタール。外周が3.5キロある。
 とにかく広い。

 とにかく僕はまず最初に、広々とした芝生地帯を目指すことにしている。
 ここがいいんだなあ。
 寝転がって真っ青な空を見上げながら、ゲート近くの自動販売機で買って来た缶珈琲を飲む。
 ああ、美味いっ。

 西の方角に「NTTドコモ代々木ビル」が見える。
 なんか、ニューヨークのセントラル・パークから見る摩天楼みたい。
 スズカケノキが、冬の陽光を受けて風にゆっくりと揺れている。

 「イギリス風景式庭園」や「フランス式整形庭園」の品の良さや風格も好きだけれど、やっぱり「日本庭園」でしょ。

 シグナル・レッドしたカンツバキが綺麗に咲いている。
 鮮やかな黄色をしたフクジュソウも美しい。
 カンザクラはまだのようだ。ウメもまだ咲いてない。
 でも、ジャノメエリカの薄いモーヴの色が午後のひかりを浴びて輝いている。

 なんで、こんな素晴らしい場所、みんな来ないんだろ。来てるのかもしんないけど・・・。

 「日本庭園」の「下の池」と「上の池」をぐるりと周ってみる。
 年老いた夫婦連れが、ゆっくりと池のほとりで佇んでいる。若いカップルが満面の笑顔をたたえ合いながら手を繋いで歩いている。

 途中、ケヤキやユリノキやシラカシの木々から零れる陽のひかりが身体を包んでくれるから、気持ちが落ち着いてきて、嬉しくなってしまう。

 ハクモクレンが並んでいる茶室の近くのベンチに腰を掛けて、また空を仰ぐ。
 何の鳥かはよく判らないけれど、楽しそうにさえずる声が微かに響いて来て、それが午後の穏やかな大気を静かに揺らしてくれるから、それがまた心地よい。

 「新宿御苑」、どんなセラピストも敵わない。

 無敵の聖地だ。








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