淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「TO BE PUZZLED!」

2006年12月15日 | Weblog
 今日は12月15日の金曜日。
 僕の組織のほぼ大半のセクションが今夜忘年会を組んでいる。もう今年も残り少ないということを改めて実感する。
 僕のセクションは、6時半から市内某所の飲み屋さんで忘年会。まだ、若干時間があるので、急いで駅前の図書館まで予約していた本を取りに向かう。

 暖かい。
 雪もない。雨さえ落ちて来る。マジで12月?
 官庁街を通ると、オフィスから次々と人が出て来て、みんなそれぞれの方向に散らばってゆく。多分、みんな今日が忘年会なのだろう。今夜は、何処も彼処も満員状態に違いない。

 図書館で本を借り、駅前からタクシーを捕まえて会場までの道を急ぐ。
 運転手さんが、「今日は人が出てますねえ。稼ぎ時ですよ」と微笑みながら話し掛ける。繁華街を歩く人たちも、心なしか昂揚しているように見える。

 一次会。二次会。三次会。
 途中で、某アートセンターのトップの方から携帯に電話が入り、一旦一人で会場を抜け出し、タクシーを飛ばして某所で落ち合い、珈琲を啜りながらしばしの雑談。
 その場所からまた戻って、またみんなと鍋を突付き、酒を飲み、別の課のメンバーたちと合流し、様々語り続ける。
 一昨日も2時過ぎまで飲んでいたので、欠伸がひっきりになしに出るけれど、1時過ぎには流れ解散。
 
 タクシーに独り乗り込み、自宅の住所を告げて目を瞑った。
 何故、酔えないんだろう。
 醒めている。別に酒が強いわけじゃないんだけれど・・・。
 千鳥足で家路を急ぐ中年男性。大人数でワイワイ喋り合う若い女性たちの軍団。手を繋いで寄り添いながら歩く二人連れ。
 車窓から、それらをぼんやりと眺め、そしてまた目を瞑る。

 感情が、高まったり、それから突然沈んだり。
 負けるもんかと居直ったり、もう駄目かもと、心が沈んだり。こっちへ行ったり、あっちへ行ったり、落ち着くことがない。乱気流。
 だから疲れる。

 目覚めに熱いシャワーを浴び、心と体がゆっくりと蘇ってゆくような感覚・・・。
 そんな確かな感覚が欲しい。何もかもをリセットして、改めて次なる一歩を踏み込む感じ。心の奥底に眠っている闘志とか強い意志とか前向きな力とかが、目覚めてゆくような、そんな感じが。

 きちんとした生活を送り、前向きに物事を考えたい。何かもう、悲観的な思考回路をし続ける自分に心底疲れ果てる。限界かも。
 こんなことで、これからの人生乗り切れるはずがないもんな。

 全部、自分自身の心が決めるのだ。
 自分が変わらなければ、この世界は絶対に変わらない。というか、自分が見ている世界だけが、今生きている世界のすべてなのだから。

 一瞬で人間は変わり得るのだという。
 本当だろうか?



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