それにしても美しい満月だった。
11月11日金曜日の夜。
青森駅前の青森市民ホールで19時から始まる、「劇団かまりこ」と中心市街地に位置する「昭和通り商店街」との舞台コラボレーション、「木村食堂のポッキーな一日」までまだ時間があったので、いつものようにぶらりと海まで行ってみたのである。
静かで穏やかな夜の海。
その東側の真っ黒な空に、くっきりとまん丸に輝くお月さまが浮かんでいた。
思わず見惚れてしまった。
凪の水面に、その満月の美しい光が真っ直ぐな筋を刻んでいて、月は、まるで夜空を支配している巨人が綺麗に空のカーテンを刳り抜いたようにも見える。
多分、何かの大きなコンベンションが市内で開かれているのだろう。何十組ものスーツ姿の人間たちが、「街なか散策」コースのボランティアたちに連れられてウォーターフロント沿いを歩いている。
首都圏から大挙新幹線に乗ってやって来ているようだ。
美しいお月さまを独り堪能し、舞台「木村食堂のポッキーな一日」を観るために「青森市民ホール」へと歩いた。
今回の催し、某地元新聞にその劇評を掲載することになっているので、生半可な気持ちで観ることは出来ない。
「木村食堂のポッキーな一日」劇評が掲載されるのが26日。日曜日からは名古屋に出張なので、何とか土日で書き終えないと・・・。
それにしても今年中に書き上げなければならない原稿がかなりある。
今回の劇評、それから年末に出版される新しい「津軽学」への論考、依頼されている「青森ペンクラブ」へ提出する原稿・・・そのほかにも幾つかある。
とにかく時間を捻出しなければ。
時間だけは皆に平等だ。となると、如何にやるべき事に優先順位を付けるかが重要となる。断るべきことは断らないと・・・。
12日の土曜日は、日中仕事が入る。とほほ。
いい天気。気持ちがいい。
なんでこんな日に仕事なんだろ。
まさしくインディアン・サマー。
こんな素晴らしい快晴の日は、ゆっくり海辺をジョギングしていたい。いい汗搔けるだろうなあ。
ひとつの仕事は午後に終了し、別の所用のため八甲田連峰へと向かった。
イギリスのロックバンド(既に解散して久しいけれど)「ザ・スミス」のボックスを買ったので、ファースト・アルバムから順序良く聴いてゆく。
ボーカルのモリッシーよりも、ジョニー・マーのギターが何ともカッコいい。
そのカッティングの妙、リズムの刻み方の素晴らしさ・・・。
それらの音が一体となって、もうすっかり紅葉が終わった、裸木から洩れる夕方の淡い太陽に絡んでゆく。
帰宅したのは夜の11時過ぎ。
そこからパソコンに向かって原稿書き。
明日から名古屋だ。
ちょっとは街歩きが出来るのかと期待したのだけれど、それは甘い見通しだった。
日程表を見たら、まさに分刻みの過密スケジュール。凄まじいまでの訪問先だ。
だよね。
そんな甘くないよね。仕事って・・・。
中々そう簡単に休ませてはくれません。
ふーっ。
11月11日金曜日の夜。
青森駅前の青森市民ホールで19時から始まる、「劇団かまりこ」と中心市街地に位置する「昭和通り商店街」との舞台コラボレーション、「木村食堂のポッキーな一日」までまだ時間があったので、いつものようにぶらりと海まで行ってみたのである。
静かで穏やかな夜の海。
その東側の真っ黒な空に、くっきりとまん丸に輝くお月さまが浮かんでいた。
思わず見惚れてしまった。
凪の水面に、その満月の美しい光が真っ直ぐな筋を刻んでいて、月は、まるで夜空を支配している巨人が綺麗に空のカーテンを刳り抜いたようにも見える。
多分、何かの大きなコンベンションが市内で開かれているのだろう。何十組ものスーツ姿の人間たちが、「街なか散策」コースのボランティアたちに連れられてウォーターフロント沿いを歩いている。
首都圏から大挙新幹線に乗ってやって来ているようだ。
美しいお月さまを独り堪能し、舞台「木村食堂のポッキーな一日」を観るために「青森市民ホール」へと歩いた。
今回の催し、某地元新聞にその劇評を掲載することになっているので、生半可な気持ちで観ることは出来ない。
「木村食堂のポッキーな一日」劇評が掲載されるのが26日。日曜日からは名古屋に出張なので、何とか土日で書き終えないと・・・。
それにしても今年中に書き上げなければならない原稿がかなりある。
今回の劇評、それから年末に出版される新しい「津軽学」への論考、依頼されている「青森ペンクラブ」へ提出する原稿・・・そのほかにも幾つかある。
とにかく時間を捻出しなければ。
時間だけは皆に平等だ。となると、如何にやるべき事に優先順位を付けるかが重要となる。断るべきことは断らないと・・・。
12日の土曜日は、日中仕事が入る。とほほ。
いい天気。気持ちがいい。
なんでこんな日に仕事なんだろ。
まさしくインディアン・サマー。
こんな素晴らしい快晴の日は、ゆっくり海辺をジョギングしていたい。いい汗搔けるだろうなあ。
ひとつの仕事は午後に終了し、別の所用のため八甲田連峰へと向かった。
イギリスのロックバンド(既に解散して久しいけれど)「ザ・スミス」のボックスを買ったので、ファースト・アルバムから順序良く聴いてゆく。
ボーカルのモリッシーよりも、ジョニー・マーのギターが何ともカッコいい。
そのカッティングの妙、リズムの刻み方の素晴らしさ・・・。
それらの音が一体となって、もうすっかり紅葉が終わった、裸木から洩れる夕方の淡い太陽に絡んでゆく。
帰宅したのは夜の11時過ぎ。
そこからパソコンに向かって原稿書き。
明日から名古屋だ。
ちょっとは街歩きが出来るのかと期待したのだけれど、それは甘い見通しだった。
日程表を見たら、まさに分刻みの過密スケジュール。凄まじいまでの訪問先だ。
だよね。
そんな甘くないよね。仕事って・・・。
中々そう簡単に休ませてはくれません。
ふーっ。