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淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

凍える寒さのウォーターフロント10キロRUN、日本アカデミー賞最優秀作品賞映画「侍タイムスリッパ―」、ジェラルド・バトラー主演アクション映画「ザ・アウトロー」。

2025年03月23日 | Weblog
 昨日の土曜日、「Disney+」で韓国ドラマ「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」を観た後、午後3時過ぎから走ることに決め、スポーツウェアに着替えて外に出た。
 寒い。風が強い。体感気温は1度だという。
 とにかくあと一か月後が「あおもり桜マラソン」、42.195キロが待っている。やるしかない。
 って、またいつものように今頃慌てて取り組むという体たらくだけど・・・。
 「青森県庁」、「A-BAY」、「ホテル青森」、「青森港湾合同庁舎」、「堤川緑地公園」、「石森橋」、「ヤマモト食品港町工場」、「合浦公園」、そしてそこからUターン。ちょうど中間折り返し地点で5キロだった。
 西からの強い突風が吹いて来て、めちゃくちゃ寒いっ!
 合浦公園を出た頃には雨まで降って来るじゃあないか。
 それでもなんとか「本町」から「新町通り」に入ったころには気分も上がって、それなりのランニング・ハイ。
 走り終わって「Nike」のアプリを見てみたら10.2キロを走っていた。
 そして今日の日曜日は、ジムで12時半からの「シェイプ・ザ・ボクシング」45分。
 これまたキツかったけど、今のうちに身体を苛めておかないと、一か月後の42.195キロは走れない。


 そして休日に観た映画は2本。
 一本目が日本映画「侍タイムスリッパ―」だ。
 この映画「侍タイムスリッパー」、最初は東京都内たった1館だけの上映だったのに、口コミでその評判が広がり、最終的に第48回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞してしまった。
 監督は安田淳一という人だけど、彼の撮った映画はこれまで一本も観たことがない。
 映画は、現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまった幕末会津藩の剣豪が、廃れ始めた日本の時代劇の斬られ役として採用され、そこで大奮闘するというコメディ時代劇である。
 主演は、数々の時代劇ドラマに出演してきた山口馬木也。誰もが一度は目にしたことがある俳優だろう。
 ところがこの「侍タイムスリッパ―」、今日の時点でも市内の映画館でちゃんと上映されている。
 友人の一人もわざわざお金を払って、市内の「シネコン」で観て来たというラインを貰ったばかりだった。
 でも、「Amazon Prime」では数日前から既に配信が始まっている。しかも課金なしで。つまり見放題で!
 なんか、おかしい・・・。
 ということで、観ました「侍タイムスリッパ―」。
 日本アカデミー賞最優秀作品賞を獲ったということもあって、結構構えて観たのがいけなかったのかもしれない。
 ラストの真剣勝負を含めて悪くはないと思うけど、うーん、そこまでの評判をとるような映画だろうか。
 何の予備知識を持たずに観たら良かったかもしれない・・・。



 もう一本は、ずっと見逃していたアメリカのアクション映画、「ザ・アウトロー」。
 この映画の続編「2」が、今年の2月にアメリカ本土で劇場公開されて、大ヒットを飛ばしていたことを知って、それじゃあ観てみようと思い、配信されている「サブスク」を探していたら、ありました。
 「U-Next」で見放題配信されてました。もちろん「1」だけですが。
 映画は、銀行強盗多発都市ロサンゼルスを舞台に、刑事たちと強盗団が繰り広げる激しい攻防戦が描かれている。
 主演はジェライド・バトラー。もうこの人、完全にリーアム・ニーソン化しちゃっているけど、こういうド派手なアクション映画には絶対欠かせない俳優の一人ではある。
 映画自体も中々面白かったし、ラスト、大渋滞の高速道路で展開する銃撃戦もこれまでにない新しい展開だった。
 やはりこういう映画は、観たらスカッとして、ストレス解消には一番いい。

 そんな週末の2日間・・・。






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「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」(韓国ドラマ・Disney+)は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で絶賛されたパク・ウンビン主演によるメディカル心理サスペンスドラマ!

2025年03月22日 | Weblog
 今日土曜日、朝起きて、「さあ、今日はサザンオールスターズの新作を聴きながらウォーターフロント沿いを合浦公園まで走るぞ」と準備を進め外をふと見たら、凄まじい突風が吹き荒れていて、灰色の空が一面に広がっている。
 思わず尻込みしてしまった。寒そう・・・。
 アップルウォッチで今日の天候状況を把握してみたら、午後には気温が10度近くまで上がるらしいけど、風が強くて体感温度は1度程度だという。
 午後まで風が収まるのを待って、外を走るかそれともジムに行ってランニングマシンで走るか決めることにした。
 仕方がないので「Disney+」で先日新しく配信された韓国ドラマを観ることに。配信されているのは第2話までだった。
 視聴した新ドラマは「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」。


 
 主演が凄い。
 韓国で社会現象級を巻き起こし、日本でも「ネットフリックス」で配信されて大人気だった、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の主人公ウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンが主演している。
 パク・ウンビンのドラマを初めて観たのは、これまた「ネットフリックス」で配信されていた歴史ロマンス活劇「恋慕」(2021年)だった。
 このドラマも面白いドラマだった。
 双子の兄の代わりに男装して王子になりすまし、陰謀渦巻く宮廷を統治してゆくという内容で、当然、波乱万丈な切ないラブ・ロマンスも組み込まれていた。
 続く、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」も素晴らしく、自閉スペクトラム症でありながら、ソウル大を首席で卒業した天才ウ・ヨンウが新人弁護士として成長する姿を描いたこのドラマ、日本国内で大きな話題となった。
 そんな名女優パク・ウンビンが、今回これまでと役柄を180度変えたサイコパスの天才医師を演じている。
 これには少しビックリした。



 「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」は、3月19日の水曜日から「Disney+」で独占配信されていて、今回はその2話までを観てみたという次第。
 滅茶苦茶、濃かった!
 天才外科医師として将来の医学界を担うとまで言われていた、主人公のセオク(パク・ウンビン)。
 ところが彼女はその力を過信し、プライドも異常に高かったことから、恩師であり指導医でもあるドッキ(ソル・ギョング)という権威ある医師と激しく衝突し、ある事件をきっかけに医師免許まで剥奪されてしまう事態に陥る。
 すべてのキャリアと嘱望された未来を奪われたセオクは、自分の人生を台無しにしたドッキへの復讐を誓い、闇社会へと逃れ、路地裏で違法な手術を続けていたが、そこに突然ドッキが現れ、手術が困難な不治の病を患ったことを告白し、命を救ってほしいと嘆願してくるが・・・。

 

 ドラマは初回からハイスピードで展開してゆく。
 いつもの韓国ドラマ特有の、伏線をたくさん提示して、(たぶん)それらを後半で次々と回収するという、あの手法だろう。
 しかしそれにしても、今回のパク・ウンビンは凄みがあって、不気味ささえ漂わせて、結構怖い。さすが名女優だと感心した。
 まだ2回しか配信されていないので最終評価まではもちろん出来ないけれど、パク・ウンビンの表情だけをずっと追っている自分がいて、それって、このドラマにハマり始めている証しなのかもしれない。







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「人間交差点」、「課長島耕作」を書いた漫画家、弘兼憲史が言っている。この世界の9割は理不尽で出来ていて、夢の9割は絶対に叶わないんだと。

2025年03月21日 | Weblog
 この世の中って奴は、どうしようもないほどの理不尽さに塗れてる。
 上司に媚びを売り、イエスマンに徹し、本心はまったく違うのに、上司が右が正解だと言えば右に行き、左だと宣(のたま)えば、何の未練もなく左を向く。そんな人間が同僚を蹴落として出世をし、高い地位に就いてゆく。
 勝てば官軍、負けたら賊軍と呼ばれる。これが歴史の常だろう。
 たとえ自分が悪くなくても、相手が無理矢理権威を振りかざして、悪者にされることなんて世の中には吐き捨てるほど存在している。



 だから、他人なんて絶対に信じないほうがいい。
 ニコニコ顔で近づいて来て友達顔されたら、そりゃあ誰でも信頼して胸襟を開くに違いない。それを誰も責められない。人間という生き物はどこまでも弱く淋しい生き物なのだ、仕方がない。
 仕方がないけれど、それでも他人に対して、過度な期待や信頼を持っては絶対にいけない。
 だから「矜持と諦観」なのである。
 絶えず自分の中に真となる信念を持ちながら、それでも世の中に対して一呼吸おき、一歩下がって見続けること。
 これが生きてゆくための処方箋だ。それこそが諦観である。醒めつつも、諦めつつも、冷静に対象物を観察して次の一手を待ち続けること。
 そこが大事だ。



 「人間交差点」、「課長島耕作」、「黄昏流星群」を書いた漫画家、弘兼憲史が彼の著書の中で言っていた。この世界の9割は理不尽で出来ていて、夢の9割は絶対に叶わないんだと。
 弘兼憲史の漫画は大好きで、すべての作品を読んだわけじゃないけれど、「人間交差点」も「課長島耕作」も「黄昏流星群」も、ほとんど揃えて読んできた。読んで、心から胸に沁み、目頭が熱くなったことが何度もあった。
 そして、彼の言っていることは正しい。
 まったく正しい。



 世界は理不尽で、残酷で、冷酷で、裏切りの雨が降り注いでいる。
 そしてまた、テメーだって同類だろうが!と叫ばれたら、そうです、その通りですと居直るしかない。一切、他人に対して不義理をしてこなかったとか、純粋に自己犠牲の精神を発揮して他人の理不尽な振る舞いを正して来たなんて、そんなこと言うつもりもない。
 別に居直るわけじゃないが・・・。



 もう、ちゃんと心したほうがいい。
 期待を持たず、嫌いな人間とは一定の距離を置き、自分の好きなことだけに全力集中する。
 それで何もかもが上手くゆく。
 何度も何度も繰り返して言うけれど、高く心を悟りて、俗に帰るべし。
 俗世間は醜く、裏切りと蔑みに汚れ、他人の不幸は自分の幸せなのだ。自分を守るためなら何だってする、それが人間の本性なのだ。
 仕方ないけれど、これが真実だ。


 ならば、自分自身には高い志と希望を抱き、それでもまた、どうしようもないこの俗世間という魔物に帰ってゆく。行きたくはないけれど、それでも還ってゆく。
 複雑な人間関係と、そこで生き抜くためにみんなが必死で押しのけ合うドロドロした世界。そこに戻るのだ、たとえ辛くても。

 心に、大きな大志とそこから脱出するための希望の種を密かに育てながら・・・。




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「サザンオールスターズ」の最新オリジナル・アルバム「THANK YOU SO MUCH」を聴く。「悲しみはブギの彼方に」という楽曲はデビュー当時50年前に作られた曲を今回新たにコンパイル!

2025年03月20日 | Weblog
 昨日の3月19日、「サザンオールスターズ」待望の最新オリジナル・アルバム「THANK YOU SO MUCH」がリリースされた。
 「サザン」を初めて聴いたのは、1978年のデビュー・シングル「勝手にシンドバット」だった。
 その曲で衝撃を受け、当時、現在の「青森市役所」本庁舎にあった「青森市民文化会館」で行われたライブに行き、それからは、ファースト・アルバムを含めるすべてのアルバムを聴いてきた。
 青森市には最初のブレイク時から何度か来ていて、新しくなった「リンクステーション青森」でのライブも観ているし、「日産スタジアム」で開催された、雨降る【サザンオールスターズ 「真夏の大感謝祭」 30周年記念LIVE】を観て、そのときの模様を「朝日新聞」(青森版)にコンサート評として掲載してもらったこともあった。




 そして、サザンのアルバムってランニング時のとても大事な友でもある。
 サザンを聴きながら、これまでいったい何度海沿いを走ったことだろう。
 これまでにリリースされたサザン名義のアルバムだけじゃなく、桑田佳祐としてのソロアルバムだって必ず買って聴いてきたし、「ウォークマン」にアルバムを入れ、それを聴きながら走る「青森港」の景色は全然違って見える。



 特に好きなアルバムは、「タイニーバブルズ」、「綺麗」、「KAMAKURA」、「キラーストリート」辺りだろうか。
 もちろん、好きなサザンのアルバムなんてその日によって大きく変わっちゃうから、これとてまったく当てになんか出来ない・・・。
 たくさん出ている「ベスト・アルバム」だって、そのどれもが素晴らしいし。



 今回の「サザンオールスターズ」の最新オリジナル・アルバム「THANK YOU SO MUCH」、1曲目から「恋のブギウギナイト」というのが嬉しい。彼らの気合が感じられる。
 そして「恋のブギウギナイト」に続いて同じアップテンポな「ジャンヌ・ダルクによろしく」を配置し、「桜、ひらり」に続く流れも中々いいと思う。
 なかでもびっくりしたのが、11曲目の「悲しみはブギの彼方に」だろうか。
 この楽曲は50年前に既に作られていたもので、その曲を今回改めて最新アルバムへ収録したのだとか。
 聴いていて、まるで「リトル・フィート」や「オールマン・ブラザーズ・バンド」を聴いている、そんな感覚に襲われる。
 桑田佳祐って、こういう感じのアメリカン・ロックって大好きだよねー。
 アルバム中・後半には「UNIQLO」のCMでいつも流れている曲が組まれていて、タイアップの威力を感じさせる。
 アルバム全体の評価としては、とにかく前半が素晴らしい。一枚のアルバムとしてのまとまりも悪くはない。70歳を前にして、桑田佳祐まだまだその才能が衰えていないところが凄い。
 とにかく今度の土日、このアルバム「THANK YOU SO MUCH」、「青森港」をランニングしながらひたすら聴くつもりでいます。
 雨かもしれないけど・・・。





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「Anyway, this world is a matter of chance」

2025年03月19日 | Weblog
 まだまだ冬のままなのか、それともやっぱり春がやって来たのか、よくわからなくなってくる。そんな天気が続いている。
 季節が曖昧で、天候があまりにも乱高下し続け、しかも極端過ぎる。暑さも極端だし寒さもまた極端だ。ドカ雪が降ったかと思うと、いきなり暖気がやってくる。今年の夏もまた、狂った暑さに見舞われるに違いない。
 山火事があればあったで、凄まじい勢いで燃え続けるし、地震が起こったら起こったで、その被害は甚大となる。
 どうなってんだこの世界は?



 そして、この混迷し続ける世界の政治も経済も着地点が全く見えない。
 アメリカのトランプ大統領もロシアのプーチン大統領もイスラエルのネタニヤフ首相も北朝鮮の金正恩最高指導者も、この世界を何処へ導こうとしているんだろう?
 イスラエルによる18日の未明に行ったパレスチナ自治区ガザへの大規模軍事作戦。これでまた、多数の民間人が空爆の巻き添えになって亡くなった。それでもネタニヤフ首相は「これはまだ始まりにすぎない」とまでコメントしている。イスラム組織のハマスもハマスだけれど、これで停戦なんて現実に出来るんだろうか?
 日本も日本で訳が分かんない。
 石破総理に続き、今度は自民党の岸田文雄前首相が在任中、首相公邸で開かれた政務官との懇談で、10万円分の商品券を出席者に配っていたことが分かったという。
 もちろんこれが公選法や政治資金規正法に抵触している行為なのかそうじゃないのかはグレーな部分でもあるのだろうが、 これだって元を辿れば、国会議員の給与の財源って国民が納税している税金じゃないか。
 溜息が出る。
 物価はどんどん上がり続けるし、米なんて2倍もの値が上がって、備蓄米の放出でそれが直ぐに解消されるなんて到底思えない。
 完全にマネーゲームで、日本人の主食である米までが翻弄され続けているのだ。



 こういうことが目の前で起こり続けると、苛々ばかりが募ってしょうがない。
 誰が悪くて、誰が本当の悪人なのかさえ曖昧なままこうして今日が終わり、綱渡り状態で世界は回り続ける、ただそれだけなのだから。
 そう考えたら、人類って有史以来、「平和」で誰もが穏やかに生きた時代なんて果たしてあったんだろうか?
 戦禍と飢餓と差別と混乱だけがずーっと続いている、そんな気がしてならないのだ。だからどうなんだ? と問われても、ただ沈黙し続けるしかほかに術がないのだけれど・・・。
 こうなったら、「Anyway, this world is a matter of chance」である。「どうせこの世は成り行きまかせ」。
 演歌歌手の冠二郎も歌っていたじゃないか(古いなぁ)。「くよくよしないで気楽にいこう」、「渡る世間にゃ鬼もいる」と。
 まあそこまで居直らなくても、やはり松尾芭蕉の名言が、こんなときグッと胸に刺さってしまうのだ。この生きづらい世の中を何とか生きてゆくための大きな支えである。

 【高く心を悟りて、俗に帰るべし】 





 

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「SUMMER SONIC 2025」のヘッドライナーが「フォール・アウト・ボーイ」と「アリシア・キーズ」に決定したらしい。そうかあ、遂にアリシア・キーズがマリン・スタジアムに降臨するのかぁ・・・。

2025年03月18日 | Weblog
 3月、やっと春らしくなってきたなあと喜んでいると、突然雪が降ってめちゃくちゃ寒くなったり・・・三寒四温で身体そのものが落ち着かない。
 数十年ぶりに書き終えた短編、「そしていつかまた、あの冬へと還るー」の校正も終わって、あとは総合雑誌「青函考路」の発売を待つだけとなった。



 そんななか、遂に今年の夏フェス「SUMMER SONIC 2025」のヘッドライナーが「フォール・アウト・ボーイ」と「アリシア・キーズ」に決定されたというニュースが飛び込んできた。
 「フォール・アウト・ボーイ」については第一弾で既に発表されていて、とにかく2日目のヘッド・ライナーが誰なのかをずっと心待ちにしていたのだ。
 個人的な予想では、「サブリナ・カーペンター」辺りなんじゃないかと思っていたけど、あるわけないか? 「ウイーケンド」かもと考えもした。でもこれまた、あるわけないか?
 そして発表されたアーティストが・・・な、なんと、アリシア・キーズだというではないか。
 えーーーっ! あのアリシア・キーズ?



 これは予想外だった。
 確かにアリシア・キーズ、大好きなR&B女性シンガーで、彼女のアルバムはほとんど持っているし、ずっとこれまで聴いてきた。
 でも、もうすでにレジェンドというか大御所というか、2025年の夏フェスのヘッド・ライナーを飾るには、ちょっと過去の人という思いがないわけじゃない。
 もちろん、是非是非、そのステージを初体験してみたいという欲求はとても強いのだけど・・・。

 

 そのアリシア・キーズが、「SUMMER SONIC 2025」のヘッドライナーを務めることが発表されたのと同時に、「ティナーシェ」というR&B・ヒップポップ・シンガーの出演も告げられていた。
 彼女についての予備知識はなかったので、今必死に彼女の過去のアルバムを聴いている。
 このアーティストも悪くない。



 ということで、8月16日(土)と17日(日)の2日間、「千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ」開催されるサマソニのために、家の一階の奥の奥に眠っていCD棚からアリシア・キーズのアルバムを引っ張り出して、少しずつターンテーブルに乗せては聴き直している毎日だ。
 最近では「スウェディッシュ・ハウス・マフィア & アリシア・キーズ」名で新作も発表しているということも、初めて知った。
 さてさて、どんなステージになるんだろ?
 アリシア・キーズ、楽しみではある。





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毎週楽しみにしていた「ホット・スポット」(日テレ)が遂に最終回を迎えてしまった。淋しいっ。これまた素晴らしい「御上先生」(TBS)も来週で最終回になっちゃうし・・・。

2025年03月17日 | Weblog
 昨日はほんとに冷や汗もんの帰青だった。
 青森空港行きのフライト便が、青森市内上空に来てすぐそこが滑走路だというのに、「天候不良のため着陸できず、このまま羽田に引き返すかもしれません」とは・・・。
 肝を冷やした。
 雨降る中、どうやって日曜夜の東京を彷徨ったらいいのかと考え、気持ちが一瞬萎えてしまった。
 それに、眼下には青森市内の街明かり。真下に自宅があると思ったら、なんでまた700キロも離れた場所へと戻らなきゃならないんだと、悪天候とは承知していても釈然としない。
 そんなことからも、地上に降り立った瞬間の喜びと言ったらもう。筆舌に尽くし難い。
 そして一夜明けた月曜日も、朝から雪が降っていて寒い。今年は3月になってもしつこい寒気が街を覆っていて、呆れてしまう。


 そんな昨日の日曜日の夜。
 やっと辿り着いた家のテレビでドラマを観ることが出来る幸せに、どっぷりと浸かる。
 でも、毎週楽しみにしていた「ホット・スポット」(日テレ)が遂に最終回を迎えてしまったことが、とにかく悲しい。
 憂鬱な日曜日の夜、10時半から部屋の電気を消して蒲団に潜り、楽しみながら観ていたドラマだったのに・・・。月曜日からの仕事のことを暫し忘れ、何度も笑って観てたのに・・・。
 それが終わった。
 山梨県の富士を臨むビジネスホテルで働く主人公(市川実日子)が、同僚の高橋(角田晃広)から自分は宇宙人だとカミングアウトされ、そこから地元の幼馴染み2人(鈴木杏)(平岩紙)を巻き込んで繰り広げられるコメディで、まさに「傑作」だった。
 バカリズムの脚本が素晴らしく、この人、笑わせどころのツボがよく分かっていらっしゃる。
 ああ、淋しいなあ。



 そして日曜日の夜を彩るもう一本のドラマが、TBS「日曜劇場」の「御上先生」だ。
 昨日の夜が第9話。つまり来週で最終回ということになる。
 松坂桃李が主演していて期待通りの名演技。
 昨日の第9話では、これまで謎だった隣徳学院に不正をほのめかす怪文書FAXを送っていた「ヤマトタケル」の正体が明かされ、これまた「そう来たか!」となる展開に。
 さすがである。



 このドラマもまた、脚本が冴えに冴えている。
 詩森 ろば。日本の劇作家・舞台演出家・脚本家である。
 ただ彼女の舞台はこれまで一度も観たことがなかったし、松坂桃李が主演して彼女が脚本を書いていた、映画「新聞記者」を観ただけだ。
 それにしても毎週毎週、セリフの素晴らしさに、泣きたくなるほどの感動を覚えてしまう。
 凄い才能だと思う。脱帽だ。
 こうなると、来週の「最終回」だけは絶対に見逃せない。

 「御上先生」も終わっちゃう。
 これまた悲しい。悲し過ぎる。




 

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土佐の「高知」の2日目も冷たい雨が朝から降り続け、止むことがない。朝6時に起きて有名な「朝市」を見学。行列が出来る「芋の天ぷら」はマジで美味かったっ!

2025年03月16日 | Weblog
 高知市の朝。
 灰色の空から雨が落ちている。
 ほとんど眠れなかった。
 几帳面で神経質な性格なので(いや、ほんとですって)、寝坊すると相手にも迷惑が掛かると思い、数時間ごとにベットの横に置いた時計を見る。
 6時半にはホテルをチェックアウトして外に出た。



 実は高知という街は名古屋より喫茶店の「モーニング・セット」が有名らしく、かなりディープな朝食を食べられるということなので、まずは市内中心部にある喫茶店で「モーニング・セット」を食することに。
 奥が広い店内に入ったら、ほぼ満員状態だった。
 みんな思い思いの朝食を摂っている。
 こちらは極々普通のセットを注文した。


 色々単品で付け足すことが出来るようで、みなさんそれを目当てにしているみたいだった。
 食べ終えて、朝から降り続ける雨を恨みながら、歩いて「朝市」が並ぶエリアへと移動した。
 高知市役所の「朝市」担当課の職員の方と待ち合わせをしていたので、遅刻なんて絶対に出来ない。
 時間はまだ朝の7時半過ぎ。


 高知市内は日曜日それも雨の日の朝ということもあってか、人影は疎らだ。道路幅も広く、大きな公園も多く点在している。
 待ち合わせ場所に向かう途中、「はりまや橋」に遭遇した。
 もちろん、早朝なのか、観光客は誰もいなかった。写真を撮り、周辺の水辺となっている散策路を歩く。


 8時に「朝市」の待ち合わせ場所へと到着した。
 目の前の小高い山の上に、雨に煙った「高知城」が聳えている。
 高知市の担当職員の方が既に待っていて、約1キロに及ぶ「朝市」の出店を、それぞれ「おはようございます。青森市からいらしてくれました」と挨拶を繰り返し、丁寧に案内してくれた。
 雨の中、ずぶ濡れになり、申し訳なさでいっぱいになる。



 ただ残念なのは、雨が降っていて、それもかなりの肌寒さということで、来訪客は少なく、出店も開けていない店舗がかなりあるようだ。
 それでも9時を過ぎた頃にはすれ違う人と肩がぶつかるほど混雑してきて、イベント会場も満員状態に。



 特に、よくテレビでも紹介されている「芋の天ぷら」を出している店の前には行列が途絶えることなく、並んで買い求めたその天ぷらは、本当に美味かった。柔らかめで芋自体もとろける感じで、熱く、まるで甘いスイーツを食べている感覚だ。


 午前中の視察が終わり、予めこちらが作った「Q&A」に対しても資料を作って真摯に答えてくれたことに対し、深い感謝をのべ、目の前の「高知城」へと足を向けた。
 「高知城」は、日本100名城に選定されている、四国八十八景27番にあたる観光名所で、とりあえず「天守閣」まで登ってみることに。
 晴れた日なら高知市内を一望できるのだろうが、あいにくの天気でまったく何も見えない。
 残念無念で、また山道の石段を下りて「高知駅」へと歩く。



 結局、高知市内には24時間もいなかったことになる。
 駆け足の1泊2日だった。
 午後の便で、「高知龍馬空港」から「羽田空港」へと向かう。
 着いた東京も雨だ。
 何処も彼処も雨、雨、雨・・・。
 最終便の「あおもり空港」行きの飛行機に乗り込んだら、出発してまもなく、「青森市上空が雪で視界が非常に悪く、このままだと引き返して東京に戻る可能性が高い」とのアナウンス。
 えーーーっ!!
 明日は市の重要会議が組まれていて、しかも座長なのでキャンセルなんて出来ないよーっ。
 そのうち、夜の青森市内のぼんやりとした夜景が真下に見えて来た。
 頼む。着陸してくれ。ここまで来て引き返すなんて・・・。
 東京にこれから戻ったら夜の10時近くになっちゃうだろう。ホテルなんて直ぐに見つかるだろうか・・・。
 ちょっとした恐怖感に襲われた。
 なんとかトライを繰り返しながら、やっと飛行機が「青森空港」へと着陸した。
 いやあ、良かった。
 でも、疲れました・・・。





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土佐の「高知」は冷たい小雨が降り続いて肌寒く、坂本龍馬像も心持ちが震えていた。

2025年03月15日 | Weblog
 3月15、16日の土日は四国の「高知市」へ。
 有名な高知市の「朝市」視察調査である。
 朝6時起床。寒い。雪が降っている。
 軽い朝食、卵サンドとローストビーフサンドを頬張り、熱い珈琲とナッツと干し葡萄を入れたヨーグルト。



 家を出て、「青森空港」8時45分発「羽田空港」行きのJALに乗り込んだ。
 「羽田空港」発「高知龍馬空港」行きの飛行機が13時40分発なので、羽田では3時間以上の待ち時間。
 なので、「第3ターミナル」まで港内バスに乗り、「国際線」乗り場に設置されている「TOKYO POP TOWN」を見学することにした。



 何度も来たことがあるエリアだけれど、いつものように、多くの外国人観光客たちが入る店を物色して歩いている。
 それにしても値段がべらぼうに高い。
 天丼が税込みでなんと5000円!
 「吉野家」や日本の外食チェーン店も勿論あるけれど、ラーメンも蕎麦もとにかく高い!
 動揺したのかスマホを地面に落としてしまい、拾って見たら、大きなヒビが入って画面がほとんど見えなくなっていた。
 ああ!!



 失意のまま「高知龍馬空港」行きの飛行機に乗り込み、15時過ぎには高知に到着した。
 高知市に来るのは初めてだ。
 でもこれで47都道府県はすべて完全制覇した(と思う)。 
 でもこの街もまた、冷たい小雨が降っていた。
 しっかし肌寒い。震えるほどだ。ここは本当に四国なんだろうか?
 青森とほぼ変わらない寒さである。


 駅近くの古びたホテルにチェックインして、すぐに街へと出た。
 高知市の人口は約31万人。県の人口の約半分が高知市で占めている。いわゆる「プライメイトシティ(一極集中型都市)」なのだ。
  明治維新に貢献した「薩長土肥」の一角である「土佐藩」として、坂本龍馬、板垣退助、後藤象二郎、岩崎弥太郎などの歴史上の重要人物を配した、そんな土地でもある。 
 夕暮れ時の「高知駅」前周辺を散策して、観光スポットとして超有名な「ひろめ市場」へと行ってみた。



 ここは凄かった。
 土佐藩の家老であった深尾弘人蕃顕(ひろめしげあき)という人物は大衆からも支持されていた名家老だったらしく、市場がある一帯を「弘人(ひろめ)屋敷」と呼び、それを受けるかたちで、商店街活性化の核としての「ひろめ市場」が誕生したのだという。



 入ってみたら、各個店を繋ぐ真ん中が幾つかのフードコートになっていて、めちゃくちゃ混んでいる。
 みんなそれぞれ気に入った店からアルコール類と一緒に地元の海産物などを買い求め、テーブルに座って飲食するというスタイルだ。
 写真はあくまで遠くから撮ったのでそれほどの混雑さは分からないかもしれないが、フードコートは山手線の通勤ラッシュよりも混雑していた。
 超満員!



 名物の「カツオのたたき」が美味いっ。
 恐るべし。高知の底力!
 視察を終えて外に出たら、まだ雨は止まずに降り続いていた。
 寒い・・・。
 吐く息が白く、まるで青森市内の街を歩いているようだ。
 明日も雨らしいし・・・。







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白石和彌が監督した作品って全部いい。「彼女がその名を知らない鳥たち」、「凶悪」、「日本で一番悪い奴ら」、「孤狼の血」、「LEVEL2」、そして「十一人の賊軍」・・・。

2025年03月14日 | Weblog
 

 昨日の夜は映画を一本観た。
 実は去年の秋、封切られた映画で、映画館で観ようと思っていたのに時間が合わずに見逃していた映画だった。
 白石和彌監督の時代劇「十一人の賊軍」である。
 「U-Next」と「Amazon prime」は有料配信だったけど、「ネットフリックス」だけが無料での配信。当然にして無料で観られる「ネットフリックス」を選択した。
 こういうケースってよくある。
 あるサブスクでは有料なのに、別のサブスクを探すとそっちは無料だったとか。なので、いつもマメに探している。
 映画「十一人の賊軍」、悪くはなかった。年間ベストテンに入れるほどの傑作というわけではなかったけれど、白石和彌監督作品にいつも流れている、「人間の中に存在している愚かさと残酷さ」、「ギラギラしたエネルギーの爆発とそれとは真逆な醒めた視点」などが今回の作品にも見て取れた。
 ただ、もう少し短く出来なかったのか・・・そこだけが悔やまれる。



 とにかく白石和彌という監督が撮る映画にいつも惹かれる。どの作品も面白い。
 草彅剛が主演した時代劇、「碁盤切り」も良かった。
 身に覚えのない罪を着せられ藩を追われた浪人の復讐劇である。敵役の斎藤工、そして小泉今日子もいい味を出していた。



 中でも大好きな作品は、「日本で一番悪い奴ら」だろうか。
 刑事という役職に就きながら、数々の事件を起こした挙句、覚せい剤の使用で逮捕された男(綾野剛主演)の物語で、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれた実在する人物をモデルに映画化している。
 この映画こそが、白石和彌の真骨頂。最初から最後までギラギラしたエネルギーが飛び散って、とにかく熱い。
 人間の業、そして堕ちてゆく快感と徹底的な絶望感、女の描き方も素晴らしい。



 そして、「日本で一番悪い奴ら」と双璧を成す傑作が、「孤狼の血」とそれに続く「孤狼の血 LEVEL2」だろう。
 まるで往年の深作欣二監督による「仁義なき戦い」シリーズを彷彿とさせる濃厚な映画である。
 「孤狼の血」第一作目は、日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を獲得した作品で、これも衝撃的だったけれど、二作目もまた凄かった。
 広島の架空都市、呉原市を舞台に、ヤクザと警察との壮絶な戦いが描かれてゆく。
 主役の松坂桃李もいいけれど、相手役となった狂犬ヤクザを怪演した鈴木亮平が抜群に素晴らしかった。

 

 山田孝之主演でノンフィクションを映画化した「凶悪」は、凶悪人を演じたリリー・フランキーの狂気的な演技が凄みに溢れていたし、ヒロインを蒼井優、彼女と同居する野暮ったい中年男役を阿部サダヲが演じた、ミステリータッチのダークな恋愛劇「彼女がその名を知らない鳥たち」も中々良かった。



 とにかく、白石和彌はいい。
 今の日本映画を牽引している数多の監督の中でも十本指に入る、そんな監督ではないだろうか。






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これぞ「マクチャン・ドラマ」の典型版。社会現象を巻き起こした「ペントハウス」シリーズの脚本家と監督が手を組んだ衝撃の復讐劇、「7人の脱出」。

2025年03月13日 | Weblog
 今日も朝からいい天気。
 7時過ぎに家を出て、車を走らせる。仕事場に着いたのが7時半ちょうど。駐車場に車を停め、7階建てビルの6階にある「研究室」へとエレベーターに乗り、部屋の鍵を開けて暖房を点けた。
 1件の電話があり、10分程度の会話。終わると同時に内線が入り、いつものS先生から珈琲のお誘い。美味しい珈琲を淹れて貰い、8時過ぎから今日の仕事に取り掛かった。
 昨日は、原稿締切日を1週間だけ待ってもらっていた、雑誌「青函考路」へ完成した小説を送った。「そしていつかまた、あの冬へと還るー」という短編小説だ。初夏には青森市内の書店に出ると思う。これでまずは一安心。



 まずはひと段落ついたので、昨日の夜は「U-Next」で韓国ドラマを観た。「7人の脱出」のシーズン2である。
 「マクチャン・ドラマ」というフレーズを聞いたことがあるだろうか?
 「マクチャン」とは、炭鉱の坑道もない危険な場所で命懸けの作業をするという意味で、先の全く見えない状態を指す。
 そこから、ドラマのジャンルで、先が見えないジェットコースターのような展開が最後まで続く、そんなドロドロとした復讐・愛憎劇のことを「マクチャン・ドラマ」と言うようになった。
 そんな「マクチャン・ドラマ」の一本が、「7人の脱出」という韓国ドラマである。

 

 このドラマ、あの社会現象を韓国内で巻き起こした「ペントハウス」シリーズの、脚本家キム・スノクとチュ・ドンミン監督が再びタッグを組んだ復讐劇。
 「シーズン1」は「ネットフリックス」で観たのだけれど、「シーズン2」はまだ配信されておらず、「U-Next」だけが有料配信していたので、その有料期間が終わり「見放題」になったことを見計らって、今観始めている。
 「ペントハウス」と同じ制作陣ということで、「ペントハウス」に出演していた何人かの俳優たちもこの「7人の脱出」に加わっている。ドラマのテイスト自体もかなり似た作りになっている。



 「シーズン1」は、長い間養父母に育てられていたパン・ダミという女の子が実母に引き取られ、大富豪の孫ということが分かったことから、莫大な遺産相続を巡る争奪戦へと巻き込まれる前半部から、二転三転四転し続ける復讐劇としての後半戦へと突入する。
 そして、「シーズン2」も同様に、どんでん返しにつぐどんでん返しの連続で、そこはまさに「ペントハウス」状態と言ってもいいだろう。
 ただ、ツッコミどころも満載で、「そこはちょっと有り得ないだろう!」とか、「ちょっとあまりにも強引で無理やりな展開じゃね?」とか、思わず叫びたくなる箇所がたくさん出てくることも事実である。
 まあ、そこも「ご愛敬」、面白くしたいがためのサービス精神の現れと言っちゃえば、確かにそれまでのことなんだろうけど・・・。
 とにかく徹底した「面白さ優先主義」ドラマの典型だ。完全に居直っている。
 そういう意味では頭が下がる。
 ここまで面白さのみを貫き通したら、それはそれで〇ということになるわけで・・・。





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テレビ朝日「ロンドンハーツ」。人気女性タレント「付き合いたいランキング」で東ブクロが選んだ1位は島崎遥香で最下位が熊田曜子! 個人的には断然熊田曜子推しです!

2025年03月12日 | Weblog
 一週間のなかで一番夜更かししているのが、火曜日の夜だ。
 それはテレビ朝日系で午後11時15分から始まる「ロンドンハーツ」があるからだ。
 夜の9時からが同じテレビ朝日の「家政婦のミタゾノ」、そこからいつもの「報道ステーション」、「全力坂」と続いて、「ロンドンハーツ」ということになる。
 「ロンドンハーツ」、ちょっとゴールデンよりディープな内容がそそられるし、出演する女性タレントたちに興味がいくのだ。
 今回は(3月11日)は、人気女性タレント「付き合いたいランキング」。
 前回がお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢によるランキング発表だった。これも結構面白かった。
 なんと、森田が輝く第一位に選んだ女性は、ハシヤスメ!
 彼女の魅力について「(他の女性の)みなさん、露出高めじゃないですか。(ハシヤスメは)夜が見えないのがいいというか」と言い放つ。そして「全てが新鮮なような気がする」とも。
 うーん。
 なんとなく納得した。
 ハシヤスメの眼鏡を取った姿って、かなりセクシーかも・・・。



 そして、今回は「さらば青春の光」のもう一方、東ブクロ。
 選ばれる女性メンバーは前回の放送とおんなじ、藤田ニコル、みちょぱ、ハシヤスメ・アツコ、熊田曜子、三上悠亜、島崎遥香、ゆうちゃみの7人だった。
 これもまた意外な結果に。
 東ブクロが選んだ栄えある第一位は、島崎遥香。
 あの、まったく結婚願望も恋愛願望もないと豪語している、あの島崎晴香である。
 昔からの大ファンなんだという。まあ、それはそれでよく分かる。
 そして彼が最下位に選んだ女性が、熊田曜子。
 今回もめちゃくちゃセクシーな衣装で登場していた。
 その理由を東ブクロは、「芸能界の女性の中でもまぁまぁ最下位」とまで言い切っていた。
 確かに、熊田曜子のスキャンダルって凄かった。ドロドロ離婚というだけじゃなく、不倫も匂わせていたし、暴力事件にまで発展していたわけで・・・。



 ただ、個人的には熊田曜子、第一位です。イチ推しです!
 だいたい、人生何が一番楽しくて面白いかって言ったら、それはやっぱり「恋愛」でしょ。それしかないでしょ。究極、追い詰めたら。
 その点、こういう濃過ぎる濃厚なテイストをぷんぷん匂わせる女性って、こと恋愛ということだけに特化したら、最もスリリングで緊張感満載な毎日となるんじゃないだろうか?
 まあ、こういう危険な空気を漂わせる女性とのラブアフェアって、かなりキツい恋愛になるのだろうけど・・・でもそこがたまんなくいいわけでして。
 坂口安吾も「堕落論」のなかで言ってたじゃないか、「生きて、堕ちよ!」と。

 ちょっと違うか・・・。


 

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「ニシオンデンザメ」って400歳まで生きることができるのだという。それって、代謝が少ないからなんだとか。100歳を超える人が多く暮らす地域にはある共通項があるらしいし。

2025年03月11日 | Weblog
 晴れ。雲一つない青空が朝から広がっている。快晴である。春3月の晴天だ。
 夕方5時過ぎに車で帰宅しようとしたら、もう5時でも外は明るく、西日が眩しくてフロントガラスの前方が見えなくなるほどだった。
 春が来たのだ。この北国の街にも。
 それでも、まだ道路の脇にはガッチガチに固まった頑強な雪が残っていて、それを照った太陽が猛スピードで融かし続けている。
 そんな感じだろうか。



 小説を書き終えた。
 原稿用紙20枚程度の超短編小説である。日数にして5日間ぐらいだった。あっけなかった。
 なぜ、あんなに何十年間も書きあぐねていた小説だったのに、20数枚とはいえ、今回すらっと書くことが出来たのか、書き終えた今になってもよく分からない。
 書き終えた小説は、初夏に発刊される「青函考路」最新号に掲載される予定だ。



 そんな今日は火曜日。
 朝7時半に仕事場に着き、部屋の中を暖めていたら、内線に電話が入り、山男のS先生から「珈琲沸いたので、飲みに来ませんか?」とのお誘い。
 すぐに向かった。
 S先生の研究室で、美味しい珈琲をいただきながら、世間話に興じる。
 さすが、エベレストや世界の山々を登山して自然学校も開校している人物である。経験に基づいた逸話にいつも心が踊ってしまう。聞いていて元気になる。
 今日は健康談義に花が咲いた。
 S先生曰く、「ある大学の実験で、3グループに分け、➀三食をきちんと一定の時間で摂る者➁一日二食にして毎日一定時間摂る者➂何も決めず、好きな時間に好きなものを好きなだけ摂り、食べたくなくなったらお腹が空くまで食べずに過ごす者。この3グループを追跡調査したところ、一番長生きしたグループは③だった」のだという。
 まあ、だからといって、無茶苦茶な食生活を送れとまでは言わないが、S先生が言うように、「やはり、空腹の時間というか、正しく飢えるということも、少しは生活のなかに取り入れること」が重要なのかもしれない。
 ということで、いまだ「16時間断食」は続行中(土日だけは少し時間を短縮してる)。


 日本の「世界幸福度」ランキングは世界で第47位という低位置にある。
 「平均寿命」が延びた延びたと騒ぐけれど、「平均寿命」と「健康寿命」との差は9年もあるのだ。
 寿命だけがいくら延びたとしても、病気だったり足腰が不自由だったら、人生は辛いに決まってる。どこまで健康でいられるのかが最も重要な視点だろう。
 もちろん、長く生きたらそれで「幸せ」ということじゃあ決してない。長寿=幸福度ではないからだ。
 「ニシオンデンザメ」は400歳まで生きることができる。代謝が少ないからなんだとか。「アメリカオオムラサキウニ」は100歳まで生きるし、「アルダブラゾウガメ」なんて150歳まで生きるのだ。
 「ブルーゾーン」とは100歳以上の人が多く暮らす地域のことだけれど、日本では沖縄県がその地域にあたる。
 アメリカの温暖な西海岸カリフォルニア州のロマリングという地域も、そうらしい。
 いいなあ、燦々と輝く太陽と美しい海。そりゃあ長生きもするでしょう。
 腹八分目、植物性食品を多く摂り、適度な運動と適度なアルコール、これが「ブルーゾーン」の共通点だそうだ。

 寒冷地域に住む人間って、その点、結構ハンディがあるのかも・・・。







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映画「ドライブ・イン・マンハッタン」を「シネマ・ディクト」で観る。出演者はダコタ・ジョンソンとショーン・ペンで、たった二人だけの密室劇。

2025年03月10日 | Weblog
 夜の帳がおりたニューヨーク「ジョン・F・ケネディ空港」。
 そこにひとりの女性が降り立ち、捉まえたタクシーの後部座席へと乗り込む。
 女性はコンピューターのプログラマー。
 タクシーの運転者に、マンハッタンのミッド・タウンにあるアパートメントまで向かうよう頼み、タクシーはおもむろに発車する。
 後部座席に座った、そのブロンドの美しい女性は、時折り夜のネオンが灯る街並みを物憂げに眺めながら、彼から頻繁に届くメールへの返信に余念がない。



 運転手は、気さくな中年男性で、その美しい女性がメールを打ち込む姿をちらちらバックミラーで確認しながら、彼女に話し掛ける。
 途中、車の事故が発生して大渋滞が起こり、タクシーが現場で立ち往生したことが起因したかもしれない。二人は互いの身の上話をしながら、和気あいあいとした時間を潰してゆく。
 運転手は、過去に2度の離婚を経験していて、最初の妻となった女性との際どい性生活の一端を話したり、自らの結婚の失敗談を語る中で、乗り込んだ女性の愛する彼が、既婚者であり、現在不倫関係にあるということを見抜いてしまう。
 それに端を発し、二人の会話は思わぬ方向へと進み、女性はある重大な自らの秘密を、始めて会った運転手へ語り始めることに・・・。



 映画は密室劇だ。
 登場人物は二人だけ。男性の運転手がショーン・ペン。そして乗客としてタクシーに乗り込む美しい女性がダコタ・ジョンソン。
 もちろん、事故現場や空港でのショットに、ほかの人間も映り込まれはするものの、最初から最後まで二人の会話の遣り取りだけでこの映画は成立している。つまり、ニューヨークの街を走るタクシー車内を舞台にした、シチュエーションドラマなのだ。
 監督は、映画「ふたりで終わらせる」のクリスティ・ホール。実は、この「ドライブ・イン・マンハッタン」を観たからというわけじゃなくて、ちょうど「ふたりで終わらせる」を観ようか観まいかちょうど迷っていたところだった(「U-Next」で早速観ることにしよう!)。



 運転手役のショーン・ペンも渋くて巧いけど、タクシーに乗り込むダコタ・ジョンソンがめちゃくちゃキュートで、美しい。
 見惚れて、大好きになってしまった(彼女が主演していた映画「マダム・ウェブ」も、「U-Next」で早速観なきゃ)。
 映画「ドライブ・イン・マンハッタン」それ自体は、佳作、粋な一本、デートにピッタリな映画(ただし、不倫カップルが観たらそうとうキツいかも)というようなフレーズで語ることが出来るだろう。
 でも観に行った映画館「シネマ・ディクト」では、女性客がひとりもいなくて、全員が男性でしたけどね・・・。






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ピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ2025」(フジテレビ)。個人的にはマツモトクラブ押しだったけど、優勝者は友田オレに。うーん・・・消去法で何とか納得か。

2025年03月09日 | Weblog
 今日の日曜日は午前10時半から「横内市民センター」の2階大会議室で、「ヨガ教室」。
 「ボウスプリング・ヨガ」45分間+「リンパ・リラックス・ヨガ」45分間。
 終わって、近くの「かっぱの湯」へ。
 ちょうどお昼の時間帯で、温泉はそれなりに空いていた。露天風呂に浸かって空を仰ぐ。雲一つない快晴の空だ。
 少し温めの湯に入って、暫くの間、目を瞑ったまま寛いだ。
 風呂から上がって、小腹が空いたので温泉内にある食堂の座敷に腰を下ろしてラーメンを啜る。どこにでもある、しょうゆ味の透き通ったスープに縮れ麺。チャーシューと刻んだ葱、そしてナルト。
 これはこれで美味かった。
 早春の心地よい風を浴びながら車を走らせ、家へと帰った。




 昨日の夜は、ピン芸日本一決定戦「R-1グランプリ2025」(フジテレビ)を観る。
 大会決勝には、ヒロ・オクムラ、チャンス大城、田津原理音、ハギノリザードマン、ルシファー吉岡、吉住、さや香・新山、友田オレ、マツモトクラブの9組が残っていた。
 残念だったのが、準決勝敗退組の面々。
 こっちのほうが面白かったかもしれない。
 ふかわりょう、紺野ぶるま、キンタロー。、 ヒコロヒー、 ウエストランドの井口・・・。
 面白い顔ぶれだったけど、全員、落選!

 

 こういうベテラン・実力者たちが落ちたということは、今回はレベルが相当高いと想像され、決勝進出組に対して大きく期待が高まった。
 ウエストランドの井口なんて、準決勝敗退がかなりのショックだったのか、ネットで凄い悪態をついていたけど、彼の気持ちも分かる気がする。あの井口でも落ちるんだ・・・。
 確かM-1の決勝で「ウエストランド」はR-1を皮肉って笑いを取っていた。そのR-1で敗れたわけで、かなりプライドが傷つけられたのではないか。
 そして決勝戦。
 一度優勝した田津原理音のネタは結構面白かった。ところが常連組の住吉がイマイチ、さや香・新山には期待したのだけれど、別にこのネタ、漫才やってるのとほとんど変わんないのだ。あえてピンでやる意味がよく分からなかった。
 個人的には、マツモトクラブの留学生ネタが面白かったのだが、評価していたのは友近たったひとりだけ。



 今回の審査員は、陣内智則、バカリズム、友近、小籔千豊、マヂカルラブリー・野田クリスタル、佐久間一行、ハリウッドザコシショウ。
 やはり、それぞれ審査員の受ける笑いの「ツボ」が違っていて、そこが評価点に当然現れる。
 最終決戦はファーストステージ1位の友田オレ、2位のハギノリザードマン、3位の田津原理音がそれぞれのネタを披露し、結局、5票を獲得した友田オレが第23代王者となった。
 うーむ・・・。
 結局、消去法で友田オレという感じだったなぁ。
 なんかイマイチ、物足りない・・・。



 

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