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淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

現在、続編「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」の公開にあわせ、1週間のみ限定で劇場公開されている、韓国映画「ベテラン」を「Amazon prime」見放題配信で観た。

2025年04月07日 | Weblog
 相変わらず食欲がなく、胃も鈍痛で具合が悪い。
 明日予約していた「ホット・ヨガ」もキャンセルした。
 かなり体重も減ったと思い、お風呂上りに体重計に乗ったらまったく変わっていなかった。なんなんだ? よくわからん。
 それにしても食べていないからだろう、身体が重くて動きが鈍い。怠いし、関節痛があるのは風邪の症状と似ているようだ。
 昨日も一日中ずっと寝ていた。
 何度も繰り返しになっちゃうけれど、身体が健康なのが一番だ。
 アントニオ猪木も言っていた、「元気があれば何でもできる」。まさに名言である。元気だったら何でもできる。



 休日をただ寝ているだけではちよっと切ないので、蒲団に潜ったまま映画でも観ることにした。
 音楽は、ちょっとまだ聴く気分じゃない。
 かといって、シリアスな映画や気が滅入るような作品は観る気がしない。こういう体調のときは、やはりアクション映画だろう。スカッとするやつ。それしかない。
 ということで、ずっと気になっていた、韓国映画の「ベテラン」を観ることにした。



 実はこの映画、「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」というタイトルで、続編が日本劇場公開されるのだ、それも今週の4月11日金曜日から。
 なので、家の中で観る作品(「ベテラン」)は、2015年に劇場公開された第一作目ということになる。
 それも、今回の「ベテラン2」いわゆる「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」に呼応するかたちで、4月4日から限定で、一作目の「ベテラン」も劇場公開されるのだとか。つまり、今、家で観ようとしている「ベテラン」は、現在映画館でも上映されている作品ということになる(上映していない都市も結構ありますが)。
 「Amazon prime」での独占配信ということなので、当然「Amazon prime」で観ることに。
 ありがとう、さすが「Amazon prime」!
 それにしても凄い時代になったもんだ。



 映画「ベテラン」の主役を演じるのはファン・ジョンミン。あの、韓国・ソウルで発生した粛軍クーデター(12.12 軍事反乱)における反乱軍と鎮圧軍による大攻防戦を描いた映画 「ソウルの春」で怪演していたあのファン・ジョンミンである。
 ストーリーは、大財閥の御曹司による遣りたい放題の犯罪行為を暴こうと、ひとり立ち向かう武闘派刑事(ファン・ジョンミン)だったが、財閥の息がかかった警察上層部の圧力によって捜査の強制打ち切りを迫られるという内容で、よくある刑事アクション映画のパターンを踏襲はしているのだが、こういう映画って、やはり悪役の憎たらしさの度合いが映画そのものの方向性を大きく左右することになるわけで。
 その点、確かにラストのアクションはスカッとする。
 面白かったです。
 それに、あの大物俳優が最後にカメオ出演! これにも吃驚した。
 そして「ベテラン」に続く「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」(ベテラン「2」)が、いよいよ今週金曜日から全国劇場公開される。
 韓国では観客動員数5週連続第1位、韓国観客動員数750万のメガヒットを記録したらしい。
 もちろん、直ぐ観に行きます!



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「勘弁してくれ・・・」

2025年04月06日 | Weblog
 部屋の中を這って行き来している。
 凄まじい下痢、高熱、筋肉の痛み、悪寒、それから激しい胃の痛み・・・。
 「胃腸炎」ってこんなにも苦しいなんて知らなかった。というか、ここ10年間で高熱が出たのは数年前に罹った「コロナ」のとき1回だけで、そのときだって1日で熱が下がり、あとはすこぶる元気だった。つまりこの10年間で2度目の病気ということになる。
 ショックだ。めちゃくちゃショックだ。


 一番ショックなのは、今週末に予定していた20キロから30キロRUNが出来なくなってしまったことで、今の時期のトレーニングがフルマラソン完走を大きく左右するということだ。
 しっかし・・・なんでこの時期にこうなってしまう?
 昨日の夕方から悪寒が始まって、熱も上がってきたのですぐさま蒲団を敷いて中に潜った。
 悪寒が凄く、胃もキリキリと痛み、1時間ごとにトイレへと駆け込む始末。トイレに行っても水しか出ない。
 食欲も全くなく、一切受け付けないので、体力が落ちていることも手伝ってか、這って部屋の中を歩き、やっとの思いで冷蔵庫まで辿り着く。



 よくテレビの報道特集でやっている「寝たきり」だとか「独居者」だとかの映像を観たりしていたけれど、自分には何の関わりもないと高を括っていた。身体がほとんど動かず、しかも体調が最悪な状態って、こういうことなんだと心底実感する。
 それにしても、誰にでも必ず訪れる、老いや病気や肉体の衰えって、マジで辛いことなんだな。
 そういう時期がやってきたら、本当に独りで耐えられるんだろうか?
 そうじゃなくても、身体が不自由になることに対してずーっと恐れて生きてきたというのに。
 恐怖感に襲われた。



 そしてまた、喫緊の「あおもり桜マラソン大会」が気にかかる。
 下痢が止まらず胃が締め付けられて食事も出来ない状態が、仮にこのまま何日か続いたとして(回復はいずれするだろうけど・・・)、練習不足のまま本番に臨めるのか、そこが最も気掛かりだ。
 蒲団に潜っても、そのことだけが終始頭から離れず、落ち込み度合いも半端ない。なんで、こうなるの?
 確かに、誇れるほどの練習をやって来たわけではないけれど。
 皮肉なことに、そんな寝込んでいた今日の日曜日、宅急便が届き、中を見たら4月20日スタートする「あおもり桜マラソン大会」のエントリー者名簿なんかが同封された小包だった。
 今日も本来なら「ジム」に行って2つのハードなエクササイズをこなした後、ランニングマシンで走ろうかと思っていたのに・・・こういう身体じゃあ倒れてしまうに決まってる。なのでキャンセルした。
 嗚呼・・・去年と合わせると3回連続での「フルマラソン」ドタキャンかよ・・・。

 返す返すも「健康」が第一である。
 「健康」な身体と精神だったら、どんなことだってやり遂げられる。そう思う。
 畜生!
 自分自身に腹が立ってしょうがない。
 落ち込む。心底落ち込む。









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「なんにもしない、ひ」

2025年04月05日 | Weblog
 朝起きて、8時ちょうどにテレビを点ける。
 BSでMLB「ドジャース対フィリーズ」戦を観るためだ。
 ドジャースの山本由伸が先発登板。
 ところが1回、自らの暴投で1点を献上してしまった。しかしそこからは、6回97球3安打5奪三振1失点と好投したけれど、味方の援護がまったくなく、その後降板してしまい、今季2勝目は叶わなかった。
 加えて、大谷翔平選手も1番・指名打者で先発出場し、3点ビハインドの8回2死一塁で右前打を打ったものの、盗塁で刺されてしまった。
 これで結局、「ドジャース」」は初めての負け試合となった。


 
 溜息を一つついて、「さあ、これから着替えて外を走ろう」と思ったものの、なんか身体が怠い。
 ヤル気も出ないしイマイチ気力がない。
 でもあと2週間後にはフルマラソン大会が控えている。いくら何でもここまで来たら、20キロから30キロは走っておかないと完走なんて無理だろう。
 それに今日は久しぶりに晴れてるし。



 ちょっとこのまま1時間ぐらい横になって、それから走るとするか。
 また横になっていたら、どうしたのか突然睡魔が襲って来て、そのまま眠ってしまった。
 起きたらちょうど正午。
 今度はなんとなくお腹が痛い。
 何度かトイレに駆け込んだ。
 食欲もないし、身体も重い。
 でも頑張って走らなきゃ・・・。



 じゃあ1時間後・・・その1時間が経って・・・あともう少し経ってから・・・。
 だんだん、時間だけが過ぎてゆく。焦る。今日走らないと、明日からはまた天気が崩れてしまう。
 参ったな・・・。



 テレビも観たくなく、音楽も聴きたくない。ひたすらお腹が痛い。
 結局、今日20キロ以上走ることを断念した。
 どうすんだ? フルマラソン・・・。これだと走り込む距離が少なすぎる。



 トイレに頻繁に駆け込むので、これじゃあ「ドラッグストア」まで行って薬を買わないと。そう思い、頑張って着替え、外に出た。
 歩くのさえちょっとキツイ。
 やはり、「健康」が一番だ。何より「健康」だ。
 やっと「青森駅前」まで歩いて辿り着き、「ドラッグストア」で薬を買ってまたもと来た道を帰った。
 寒いけど、いい天気。至る所、春を告げる草花が咲き始めていた。
 いいランニング日和だったのに。帰ったら今日は安静にしていよう。

 ああ・・・2週間後に迫ったフルマラソンが・・・。






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「Disney+」で配信されている「ガンニバル」シーズン1と最新シーズン2(未完)。失敗した、もっと早くから観ておけばよかった。この日本製ホラー・ドラマ。面白いっ!

2025年04月04日 | Weblog
 今日もまた寒い。朝から冷たい小雨が降っている。
 それでも、もう雪は降らないだろうと勝手に決め込んで、スタッドレス・タイヤからノーマル・タイヤに交換してしまった。
 いつもなら販売ディーラー店でタイヤ交換をしてもらうのだけれど、最近紹介して貰った自動車修理工場に持って行ったら、なんと半額でタイヤ交換してくれた。やはり情報のアンテナは普段から張っておくと、こういう時に得をする。
 それにしても、走り込み不足で20日の「あおもり桜マラソン大会」に一抹の不安が過る。とにかく毎日雨模様で、それに寒さが加わるから外を走れないのだ。これがキツイ。
 木金、それなら「ジム」に行って走ろうと思ったら、4月の3日と4日は休館日だというではないか。参った。
 あと3週間しかない・・・焦る。
 これで完走なんか出来るんだろうか?



 ということで、不安と焦燥に駆られたまま、一日は無常に過ぎてゆく。
 でも、悩んでいたって時間が勿体ない。
 あっという間、時間だけが過ぎるのには心底耐えられない。動いて動いて、やりたいことだけをひたすらやって、無駄な時を極力なくしてゆくこと、それしかないじゃないか。
 で、「ガンニバル」を観る(関係ないか・・・)。
 現在「Disney+」で配信されている、日本のドラマ「ガンニバル」のシーズン1(全7話)と、最近新たに配信された最新シーズンのシーズン2(まだ全話が配信されてはいないけれど)だ。



 「Disney+」で配信されている「ガンニバル」は、同名コミックを実写ドラマ化した作品で、当初「シーズン1」が配信されたときは、それほど観たいと思わなかった。
 「ああ、ゾンビが出てくる日本製スプラッター・ホラー・ドラマね」ぐらいしか感じられず、ほかの配信ドラマに忙しくて食指がまったく動かなかったのだ。



 ドラマは、山奥の僻地にある「供花村(くげむら)」が舞台。
 ある事件をきっかけに供花村の駐在として左遷された警察官家族(柳楽優弥)が、老婆の奇妙な死を切っ掛けに村の異変に気付き始め、「人が喰われている」と噂されるこの村の秘密に巻き込まれてゆくという内容で、これから「ガンニバル」を観てみようという人もいると思われるので、詳しい内容はここでは控える。
 確かに引き込まれる。
 面白い日本発のホラー・ドラマだと思う。刺激が強く、これをこのまま地上波では流せないだろうから、その意味でも有料サブスクで独占配信された意味はある。
 まだ「シーズン2」は配信途中段階だけれど、ちくしょう、もっと早く観ておきゃあよかったと、いま、少し後悔してる。


 

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春だ! 4月だ! J-POPだ! 一十三十一(ひとみとい)だ! オリジナルとしては8年ぶりとなる彼女の最新アルバム「Telepa Telepa」がいいぞ!

2025年04月03日 | Weblog
 何とか今日(4月3日木曜日)は辛うじて晴れ間が広がっているものの、昨日の一日中降り注いだ冷たい雨といい、朝晩の冷え込みといい、去年の暮れから続いた過酷な冬の名残りが新年度になってもずっと引き続いている。
 とにかく寒いっ。
 それでも必ず暖かい春とそれに伴う桜舞う日々はやってくる。そしてそれに続く、眩しい太陽が燦々と輝くあのいつもの夏も・・・。
 昨日の夜は「午の会」という同い年の男性だけが集う定例の飲み会に出席した。
 TV局と新聞社のマスコミ、流通、金融機関、医師、教育機関・・・色んな職種で働いている、むさ苦しさ全開の男たちの忌憚のない情報交換を含めた遣り取りは気分が晴れる。
 今年こそはゴルフをやれよとみんなからしつこく言われ、そうなると、何とか今年はゴルフをやるしかないのかぁ・・・。
 会合が終わって雨上がりの淋しい夜の街を歩き、家へと戻った。


 家に帰って、ほろ酔い加減で音楽を聴く。
 「一十三十一(ひとみとい)」である。
 彼女のアルバムは大好きで、これまでリリースされたアルバムは、企画モノ以外はほとんど全部持っている。
 彼女の紡ぎ出すポップなメロディを伴った、いわゆる「シティポップ」ど真ん中の楽曲にいつも惹かれるからだ。



 最初に一十三十一の曲を聴いたのは、アルバム「CITY DIVE」だったと思う。
 プロデューサーが「流線形」のクニモンド瀧口。「流線形」も好きでよく聴いていた。それから参加アーティストは、トラックメーカーのDORIAN と「Pan Pacific Playa」のギタリストKashif (彼のソロアルバムも大好きです)。
 これぞ70年代の日本のポップ・ミュージックという感じで、都会の匂いがプンプン漂っていて、その「CITY DIVE」を聴いて、いっぺんに好きになってしまったのだ。



 「PACIFIC HIGH / ALEUTIAN LOW」や「SURFBANK SOCIAL CLUB」、「SNOWBANK SOCIAL CLUB」のような、夏や冬のリゾートやスポーツを前面に打ち出したアルバムも素晴らしく、聴いていると、リッチで多幸感な気分に包まれるから不思議だ。


 そして、他のミュージシャンも取り組んでいる、邦楽の名曲カバーアルバムである「YOUR TIME ROUTE 1」も聴く。
 このアルバムもクニモンド瀧口(流線形)がプロデュース。
 主に80年代前半のジャパニーズ・ポップスの名曲の数々をアルバムにピックアップしている。
 山下達郎作詞作曲による竹内まりやの「夏の恋人」、ユーミンの「昨晩お会いしましょう」に入っていた「手のひらの東京タワー」、EPOの「土曜の夜はパラダイス」、テレビドラマ「男女7人夏物語」の主題歌だった石井明美の「CHA CHA CHA」などなど・・・。
 ただこのアルバムは結構不評で、楽曲に物足りなさが残るという批判がかなりあった。
 でも一曲目の「CHA CHA CHA」とか南佳孝が作曲した「ブラック・ムーン」とか中々いいと思うんだけど、選曲がイマイチだったのと、一十三十一の素直な声質が反作用していたのかもしれない。



 新作アルバム「Telepa Telepa」(テレパ・テレパ)は、先行シングルされた、アルバムでは一曲目の「LIKEA FIRST KISS feat. Wild Nothing」がいい。
 ダンサブルでアーベイン。思わず踊りたくなる。香港で撮影されたというMVもお洒落でカッコいい。
 全7曲で約30分間という短さがちよっと気にはなるけれど、六本木の「ビルボードライブ東京」では、7月3日(1日2回公演)に単独ライブがあるらしい。
 行きたいなあ。
 そういえば、一十三十一って、「六本木」っていう街の雰囲気が音楽も含めすんごく似合っているなあ。




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村上春樹はキース・ジャレットが嫌いらしいけど、彼の1974年の名盤「ブロンギング」に丸ごと挑んた「ブラフォード・マルサリス・カルテット」の最新jazzアルバムがまたいい味出してます。

2025年04月02日 | Weblog
 作家の村上春樹はjazzピアニストのキース・ジャレットについて、あまりいい評価をしていないみたいだ。
 村上春樹のJazzに関する様々なインタビュー記事を色々読んでいくと、キース・ジャレットの名盤中の名盤である「ケルン・コンサート」のアルバムなんかは、彼が経営していたJazz喫茶で客からリクエストがあっても店内では流さなかったらしい。
 あまりこの名盤も好きではなかったようだ。


 昔、青森市内に何件かあったジャズ喫茶(今では完全に死語状態になっていますが・・・)には当時よく通ったものだ。
 高校時代から、本町のお寺横にあった「BUD」や古川の国道沿いにあった「DISK」(その後何度か場所は移ったけれど)というJazz喫茶には頻繁に通っていて、ろくに知らないミュージシャンたちのレコードを聴きながら、持参した本を読んでいた。Jazzの知識なんてまったくなかった。
 キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を初めて聴いたのは「DISK」だった。
 マスターがおもむろにLPアルバム・ジャケットをターンテーブルの横に立て掛け、店内に大音響で流れ出したそのアルバムを聴いて、鳥肌が立ったことを今でも鮮明に覚えている。
 なんという透明感! なんというリリシズム! なんという高揚感!
 キース・ジャレットがインプロビゼーションで叩くピアノの音色が美しすぎて、それはそれは衝撃だった。



 そこから一気にキース・ジャレットにのめり込んだ。
 キース・ジャレットが1976年に日本各地でソロ・ピアノ・コンサートを行なって、そのライヴ演奏を収録した10枚組LPボックス「サンベア・コンサート」もアルバイトをして貯めたお金で買ったし(改めて6枚組となったCD盤も買った)、それ以外のアルバムもずっと聴き続けて来た。


 なかでもキース・ジャレットが20代後半、当時気鋭の同世代北欧ミュージシャンらと組んだ「ヨーロピアン・カルテット」によるアルバム「ブロンギング」も有名で、これまたとても美しい透明感あふれるjazzアルバムの一枚だ。
 それを今回、3度グラミー賞を受賞したサックス奏者のブランフォード・マルサリスが、「ブルーノート」レーベルへと移籍したことで、その第一弾デビューアルバムに「ブロンギング」を選び、彼にとっての6年振りのニュー・アルバムとして発表したのである。
 この「ブラフォード・マルサリス・カルテット」の最新jazzアルバム「ブロンギング」もまた素晴らしい出来映えで、最近はよく聴いている。
 キース・ジャレットのアルバムをそのまま丸ごとカヴァーしているのだけれど、こっちのほうが少しアーシーで濃い目の感じがする。
 「ブラフォード・マルサリス・カルテット」の最新jazzアルバム「ブロンギング」、いい味出してます。
 






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「今日まで、そして明日からー」

2025年04月01日 | Weblog
 新しい年度に突入した。
 4月1日、今日から新年度が始まる。
 首都圏は「花冷え」の寒さで雨も降っているという。でも本州最北の県庁所在地は明るい青空に包まれ、外を歩いていてもそれなりに暖かい。
 北と南、まったく真逆の天候だ。



 そして、昨日の夜もまた奇妙な夢を見た。
 アイドルグループの「Snow Man」9人と、10人乗りの車(バス以外にそういう車が実際存在するのかどうかよく分からないけど)に乗り込んで、山の頂上にある墓地まで行くという変な夢で、目が覚めて枕元に置いておいた時計を見たら、真夜中の午前3時だった。
 もちろん、なぜ墓地に行くのか、なぜ「Snow Man」全員が一緒に長い車体のシートに居るのか、それは分からない。
 たぶん、昨日の夜「TVer」で観た、「Snow Man」の冠番組「それSnow Manにやらせて下さい SP」(TBS)の第2回「完コピ王」決定バトルを観たせいかもしれない。
 いったん目が覚めてしまうと中々眠るのって難しく、浅い眠りと覚醒を繰り返しながらそのまま朝を迎えてしまった。
 眠い・・・。
 なので、仕事に行ってからもカラあくびが止まらない。
 今日は大事なスタートとなる4月1日だということで、色んなセレモニーが目白押しに組まれているというのに・・・。



 そんななか、昨日の3月31日、フジテレビをめぐる一連の中居正広関連騒動で、第三者委員会からの調査報告書が提出され、第三者委員会メンバーとフジ清水賢治社長の記者会見がそれぞれ行われた。
 夜のテレビ朝日「報道ステーション」でもその件は大きく報じられていて、それをずっと観ていたのだけれど、今日になって、フジテレビアナウンサー出身の弁護士である菊間千乃氏が、火曜レギュラーコメンテーターを務めるテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」を欠席したというニュースがネット上で大きく取り上げられていた。
 敵前逃亡だとも批判されていた。
 確かに菊間千乃氏、フジテレビ問題がマスコミで大きく取り上げられた直後の「羽鳥慎一モーニングショー」のなかで、自分がフジテレビの顧問弁護士を務めていることを明かし、今回の騒動に対するコメントを述べていたのを偶然観たけれど、滅茶苦茶歯切れが悪く、弁明ともつかない釈明に終始していた。
 結局、彼女の話している意味が全く分からなかった。



 何を言いたいのかというと、所詮、マスコミのコメンテーターなんてこの程度だし、フジテレビ取締役を退任した某報道局解説委員による「重要な社内ハラスメント事案」があったことが、昨日の第三者委員会で報告されていたことからも分かるように、天下国家を論じ、真っ当な正論を吐く解説委員だって(もちろん、こういう輩は極々一部であり、ちゃんとした人間のほうが大多数なんでしょうが)、セクハラを繰り返し、相手の女性から拒否されると、一転、虐めに虐め抜いて最後には排除するなんていう、そんな卑劣な行動を取るのである。
 一体だれが他局の不祥事を声高に非難なんて出来るんだろう? それほどマスコミ人ってみんな清廉潔白な人種なんだろうか?



 みんな、自分自身の行動に対しては徹底して甘く、他人の行動や振る舞いには、これでもかというくらい完膚なきまでに叩きまくる。
 それこそが人間の本性であり、醜さだ。
 だから、そういう自分自身の内面への「不信感」だったり、「諦観」だったり、「後ろめたさ」だったり、「恥ずかしさ」だったりを常に持っている人間が発言する言葉って、こちら側にもちゃんと伝わって来たりすることがあったりする。
 美しい言葉の中の裏には、鋭利な刃物が潜んでいる。
 それを人間凶器と呼ぶ。






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生田斗真主演のホームドラマ「俺の話は長い」のスペシャルドラマ「俺の話は長い ~2025・春~」、その前編を観た。

2025年03月31日 | Weblog


 出来るなら仕事なんてしたくない。好きなことだけして、のんびり人生を送ることが出来るのなら、本当はそれが一番ベストだろう。
 でもまた、ふと立ち止まって考えてみたりもする。
 じゃあもし、仕事をきっぱり辞めて、毎日が日曜日のような日々を送るとして、それって本当に楽しいのだろうかと・・・。
 仕事が忙しく、たまの休みが貰えたりすると本当に嬉しくて、その貴重な一日をどうやって過ごそうか考えたりすることがあったりするけれど、仮に明日から仕事に行かなくてもいいので毎日好きなことだけしてくださいと言われたら、それはそれで戸惑ってしまう自分がいるかもしれない。
 前の職場を辞して、今の仕事に就くまでの約半年間、まったく何もない自由な時間が与えられた、そんな時期があった。
 最初のうちは、断捨離をするかのように、家の中を整理し、いらなくなった雑誌やガラクタを市の処分場へと何度も運び、日中の空いている映画館で映画を観たり、溜まった本を読んだり、じっくりと音楽を聴いたりして過ごしていたけれど、目の前に広がる有り余るほどの自由時間を思うと、だんだんと不安に襲われる自分がいたことを思い出す・・・。



 5年ほど前に放送されていた、生田斗真主演のホームドラマ「俺の話は長い」は割と好きなドラマで、毎週欠かさず観ていた一本だった。
 主人公の生田斗真は母親(原田美枝子)との二人暮らしをしているいわゆるニートで、 姉(小池栄子)が家をリフォームするということで、夫(安田顕)と娘(清原果耶)と実家に戻ってくることになり、まったく働こうとしない主人公と姉が、何かある度に衝突して大喧嘩が繰り広げられる・・・そんな内容のホーム・コメディで、就職にも就かず、毎日が日曜日、そんな境遇の中にいる主人公の物語だった。



 その日本テレビ系生田斗真主演のホームドラマ「俺の話は長い」のスペシャルドラマ「俺の話は長い ~2025・春~」が、昨日の3月30日「前編」、4月6日「後編」と、2週に分けて放送されるということを知って、まずは昨日の夜、楽しみにしながら前編を観てみた。
 ちょうど、先週で完結したバカリズム脚本のドラマ「ホット・スポット」の後番組というところも中々いい。
 今回もまた、1時間ドラマを2話に分けていて、そこがまたこのドラマのほのぼの感をより一層加速させる。
 そして昨日は、いまだにニートとして実家で暮らしている主人公だったが、母親が経営する喫茶店「ポラリス」はコロナ禍以降いまだに休業状態で、そこに突然姉が訪れ、勤めている会社を早期退職をして休業中の喫茶店を継ぎたいと言い出したことから弟と大喧嘩が勃発するという内容だった。
 このドラマのキモは、姉と弟との大喧嘩という部分なので、今回もそこはきちんと受け継がれていたようには思う。
 ただ、ドラマ自体の面白さとしてはちょっとイマイチだった。
 ほんわかとしたドラマ独特の雰囲気はすんごく感じたのだが、物足りなさが残ってしまう・・・。
 後編に期待するしかないか・・・。











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「3月終わりの猛吹雪」と、TBS特別番組「オールスター感謝祭 2025春」における江頭2:50の超過激なメチャクチャお笑いパフォーマンス!

2025年03月30日 | Weblog
 昨日3月29日夜のTBS特別番組「オールスター感謝祭 2025春」が凄かった。
 今田耕司と島崎和歌子がMCを務めるこの特番、6時間半の生放送だったのだけれど、後半のお笑いタレント「エガちゃん」こと、江頭2:50が登場してからがとにかくメチャクチャだった。
 毎回「オールスター感謝祭」を楽しみにしているのは「赤坂ミニマラソン」があるからで、今回の優勝者は「サスケ君」こと森本裕介氏。ハンディがあった青学大の若林宏樹は惜しくも2位だった。
 ここまでは、順調に番組が進んでいた。
 ところが・・・。
 ところが番組終盤、「赤坂5丁目! マーメイドチャレンジ」のコーナーに江頭2:50が乱入してからおかしくなる。
 放送事故ギリギリだった。
 TBSの新番組「日曜劇場 キャスター」に主演する阿部寛の隣に座っていたドラマ共演者である永野芽郁が、江頭2:50の標的にされてしまったのだ。
 まず手始めに、アンミカに対して「俺に乳揉ませろ!」と絶叫したあと、今度は永野芽郁に駆け寄って「俺の女になれ!」と迫ったのである。
 驚いた永野芽郁は、解答席の最上段まで走って逃げ出し、江頭2:50が出演者たちに取り抑えられる事態へと発展する。
 最後の最後は永野芽郁、何とか笑っていたけれど、それまでの番組の流れと、江頭2:50のいつもの過激なパフォーマンスとがまったく嚙み合わず、ある意味「番組ぶち壊し」状態が続いていった。
 これ、江頭2:50は悪くない。
 いつもの彼のお笑いパターンだし、そういう過激な行動に出るのは誰もが分かっていたはずだ。
 悪いのはオファーしたTBSだろう。
 噛み合うはずないじゃないか、「オールスター感謝祭」のトーンと江頭2:50が繰り出す独特の笑って! 
 すべて、TBSのキャスティングミスである。
 本来なら、その後配信されるはずだった「Tver」だけれど、江頭2:50の登場シーンは全部カットされたという。
 可哀想に・・・。



 そんな番組を観てしまった翌日の日曜日。
 朝、楽しみにしていたメジャーリーグの「ドジャース対タイガース」戦を観る。
 しかし先発した佐々木朗希投手、1回2/3で61球を投げ、3安打2奪三振、4四球2失点で降板してしまった。
 降板したあと、ベンチに戻って仲間たちを見守ってはいたものの、目には涙が流れていた。
 かなりショックだったのだろう。ただ、投球に安定感がなく、確かに見ていてこっちも辛かった。
 試合には「ドジャース」、なんとか勝ったようですが・・・。
 


 メジャーリーグ「ドジャース対タイガース」戦を途中で観るのを止め、12時半からジムで始まる「シェイプ・ザ・ボクシング」に行こうと車を飛ばした。
 外は、なんと吹雪模様!
 前がよく見えないほど、雪が激しく降っているではないか。明日で3月が終わるというのに・・・これは一体なんなんだ?
 そして寒い! マジで寒過ぎる!
 ジムの駐車場に車を停め、吹雪くなか、小走りに入口まで向かった。
 身体がぶるぶると震えている。
 45分間のエクササイズを終え、そのあと少しランニングマシンで走って汗を流した。
 熱いお風呂に入って外に出る。
 さっきまでの猛吹雪が止まって、今度は一転、青空が一面に広がっているじゃあないか!
 なんじゃ、こりゃ・・・。



 呆気にとられながら、車に乗って自宅へと帰った。
 帰り道、道路の周りの雪は黒く無残に残っているものの、除雪と雪の重みのせいだろう、剥き出しになったガードレールがひん曲がっているのを何度も目撃する。


 

 それほど凄かったんだな、今冬の豪雪って・・・。







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大谷翔平選手のヒットも加わりドジャースが延長戦を制して開幕4連勝。その試合を観てから、突風吹くなか海沿いを12キロRUN。

2025年03月29日 | Weblog
 3月29日土曜日。
 朝から寒くて空はどんより曇っている。
 8時過ぎに起きて、ヨーグルトに林檎とナッツと干し葡萄を入れ、トースト1枚に珈琲とコールスロー。
 それを食べて、また蒲団に潜ってテレビを観る。
 今日は、NHKで「ロサンゼルス・ドジャース」対「デトロイト・タイガース」の第2戦が生中継されるというので、始まるのを楽しみに待つ。



 「ロサンゼルス・ドジャース」の先発は今季2度目の先発となった山本由伸。
 ドキドキしながらテレビに見入った。
 1回、一死一、三塁のピンチを連続三振で切り抜ける。ところが、2回表に7番ディングラーの1号ソロで先制点を取られ、続く3回表にも5番打者に1号ソロを浴びてしまって、2点のリードを許してしまった。
 あーあ。
 チャンネル変えようかな・・・。
 とにかく、昨年同じチームメイトだったという「デトロイト・タイガース」の先発フラーティというピッチャーの出来が素晴らしく、完璧に抑えられているじゃないか。
 大谷翔平のバットも沈黙し切っているし・・・。



 ところが、6回裏フリーマンが1号2ラン、8回裏にベッツが1号ソロ。やっと逆転に成功した。
 ここからお互い点の取り合いとなって、結局延長戦へともつれ込む。
 うーむ。中々面白い試合展開になってきたじゃないか。ここまで来たら、もうどちらが勝利しても納得だな。
 結局、体調不良から復帰したムーキー・ベッツがなんと逆転サヨナラホームラン!
 大谷翔平もヒットを打って塁に出たその直後のことだった。
 さすが!
 2点を取られた山本由伸も、MLB2年目にして初の2桁奪三振をマークをしたということで、これはこれで良しとしなければならないだろうし、これで「ロサンゼルス・ドジャース」は開幕から負けなしの4連勝と相成った。



 試合が終わったので、蒲団から出てそのままランニング・ウェアに着替え、外に飛び出した。
 さっきまでの曇り空から、今度は青空へと変わっていた。でも、風が強くて、寒く感じる。
 時間はちょうど午後の2時を回ったころ。
 いつものコースを走る。今日は12キロ走った。
 走っていたら、何人ものランナーに出くわした。みんな、4月の「桜マラソン」に向けた練習だろう。
 「合浦公園」までの往路はそれほどでもなかったのだけれど、Uターンしてからの復路がメチャクチャきつかった。
 北西から吹いて来る突風に押され、中々前へと足が踏み出せないのだ。
 手も寒さでかじかんで、何度も握ったり開いたりを繰り返す。
 それでもなんとか完走した。
 でもこれじゃあまだまだ納得できないな。
 もっともっと走らないとフルマラソンは完走なんて出来ないよ。






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ポン・ジュノ監督の最新作「ミッキー17」。それなりに悪くはない映画だと思うけど、「パラサイト 半地下の家族」や「グエムル 漢江の怪物」のほうが数段面白かった。

2025年03月28日 | Weblog
 ポン・ジュノ監督の映画作品はこれまですべて観て来た。
 監督デビュー作である「ほえる犬は噛まない」(2000年)に始まって、ソン・ガンホが主演した「殺人の追憶」(2003年)、「グエムル 漢江の怪物」(2006年)、それから、韓国、ドイツ、日本、フランス4か国合作のオムニバス映画「TOKYO!」(2008年)も観たし、「母なる証明」(2009年)、クリス・エバンスら欧米の俳優人たちが出演した「スノーピアサー」(2013年)や、Netflixオリジナル映画「オクジャ okja」(2017年)も観た。
 ただ、2004年に制作されたという、「狂い咲きサンダーロード」の石井聰亙監督も参加していたオムニバス映画「三人三色」だけは見逃している。



 そんな韓国の映画監督ポン・ジュノ作品の中で、最も衝撃を受けた作品といえば、やはり「パラサイト 半地下の家族」、「グエムル 漢江の怪物」、そして「母なる証明」、この3本ということになるだろう。
 特に「パラサイト 半地下の家族」は、韓国映画として初めてカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞していて、第92回アカデミー賞でもアジア映画として初の作品賞を受賞する快挙を成し遂げ、ポン・ジュノ監督自身も監督賞、国際長編映画賞、脚本賞を受賞するという、映画史に残る傑作の1本として今でも刻まれている。



 なかでも、個人的に大好きな作品は「グエムル 漢江の怪物」だ。
 この映画は青森市内にある「シネマ ディクト」で観て、そのあまりの素晴らしさに言葉を失ってしまった。
 クリーチャーもので、ここまで緊張感を強いられる映画を観たのは初めてだった気がする(あとは「エイリアン」ぐらいだろうか)。



 そして今回。遂にポン・ジュノ監督の最新作が公開された。映画「ミッキー17」である。
 主演がロバート・パティンソン。「THE BATMAN ザ・バットマン」で主役のブルース・ウェインを演じた、あのロバート・パティンソンだ。
 映画は、近未来が舞台。
 地球で不運な人生を送っていたミッキーという名の青年(ロバート・パティンソン)が、起死回生を狙い、地球外惑星での危険な任務を遂行する仕事に就くことを選択する。
 しかしそれは、未来の発明が成し遂げた、ひたすら死んでは生き返ることを繰り返すという画期的な装置が使われる、あまりにも過酷なものだった・・・。
 ユーモアのスパイスも効かせながら、支配する階級と虐げられる階級との理不尽な状況が描かれてゆく。
 格差社会に対する徹底した風刺や、まるで今のアメリカのトランプ政権を象徴するかのような図式も映画の中では提示され、これってどういうラストが待っているんだろうと、観ていてワクワク感が半端なかった。
 ところが・・・。
 中盤辺りから、パッとしない展開になってしまう。
 詳しく書いちゃうとネタバレになるのでここで止めるが、過酷な労働をひたすら続けてゆく主人公に対してイマイチ感情移入出来ないのだ。
 その辛さや苦しさや怨念や切なさが、観る側へと伝わってこない。なので、ラストもそれほどスカッとしない。爽快感がない。
 悪くはない映画だとは思うけど、「パラサイト 半地下の家族」や「グエムル 漢江の怪物」のほうが数段上だった。
 期待して観に行ったのに、残念・・・。





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ロシアのプーチン大統領に怒られる夢を見て目が覚めた。こう毎日奇妙な夢を見続けるってのは、よほど雑念が脳内に沢山溜まっている証拠かもしれない。

2025年03月27日 | Weblog
 毎晩、夢を見る。
 見ない日はない。毎日だ。そして見る夢はいつも奇妙で風変わりなもので、ほとんどは起きた瞬間に忘れてしまう。
 そしてまた、いつも眠りが浅い。熟睡したことがない気がする。気がしているだけかもしれないが・・・。
 蒲団に入るのはいつも10時過ぎ。もちろん蒲団の中に入るだけだ。まだ眠りにつくことはない。
 いつもはテレビ朝日の「報道ステーション」を観る。今はそれが完全にルーティン化してしまった。
 「報道ステーション」が終わるとそのまま「全力坂」、続けて同じテレビ朝日のヴァラエティ番組を観て、そこから眠りにつくことが多い。


 昨日の夜は、あまりにも強烈な夢だったので、朝起きてからも暫くの間、見た夢のことをぼんやりとなぞっていた。
 夢に出てきたのはロシアのプーチン大統領だった。
 何故かよく分からないけど、プーチン大統領に対して「こことここの領土はあなたの領土じゃないですよね、それからこことここも違う!」というような趣旨の内容を、面と向かって大きな地図を広げながらモノ申している自分がいたのである。
 ところが、それに対してプーチン大統領が理路整然と、「それはこうこうこういう理由で私の国の領土なのだ。お前の考え方は正しくない!」と言い寄られ、こっちがタジタジとなっているという夢だった。
 徹底的にまくし立てられ、完膚なきまでに叩きのめされる自分がいて、絶望の淵に追い詰められているところで目が覚めた。
 とにかく毎晩恐ろしい夢だったり意味不明な夢にうなされて目が覚める。
 そこはいつも真夜中だ・・・。



 「夢学」、つまり「ユメオロジー」という分野もあるらしいが、夢についてはまだまだ解明されていない部分がたくさんあるという。
 ある説によれば、人間の脳内に溜まった過去の膨大な記憶や直近の様々な出来事や記憶が、互いに結びつき、睡眠時に処理され、ストーリーとなって映像化したものが「夢」なのだという。
 つまり何万ピースもの記憶の「滓(おり)」のようなものが、脳内の中で幾重にも重なったり繋がり合ったりして、それらがよく訳の分からないストーリーを産み出しながら、寝ている間に騒ぎ出すのかも。
 昨日の夢の中に出て来たプーチン大統領も結構怖かった・・・。



 起きた直後にその夜夢を覚えているのは「レム睡眠」時の夢が多いと言われる。
 人間の睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があるわけだけれど、これが交互に入れ替わって続き、それは1サイクルあたり90分から120分。
 起きがけの時間帯って「レム睡眠」なので、その時間帯が「夢」を見る時間帯ということになるんだろうが、ということは、いつも真夜中に夢を見ることが多い人間って、眠りがあまり深くない時間帯がずっと長く続いているということになるのだろうか?
 もう厭なんだけど・・・真夜中、悪夢で目が覚めるってことが・・・。
 といいつつ、今日もまた夜がやって来たし・・・。





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2025年03月26日 | Weblog
 青森市の積雪が0センチに。
 3月25日火曜日午前9時、最大積雪が1.5メートルまで達した青森市が、遂に積雪0センチを観測した。
 長かった。とてもとても長かった。そんな過酷だったこの街の冬に、やっとこれでケリがつく。



 今冬の累積降雪量は6メートル66センチとなり、過去10年で最も多くなった。去年の12月、いきなり積もった雪は1月上旬からさらに激しく降り積もり、市内は大変な事態となり、朝の出勤時、道路上に積もった雪で車がスタッグし、脱出まで1時間もかかってしまう事態にも見舞われた。
 今冬ほど雪を恨めしく思ったことはない。



 そして、市内の積雪0センチは2024年より39日遅く、過去10年では2番目に遅いのだという。
 そんな街に春が来たと喜んでいたら、今日は凍えるほどの寒さで、昨日の暖気が嘘のようだ。
 昨日なんて、仕事で中心市街地を歩いていたら、汗が滲むほど暖かったのに、この凄まじいまでの気温の乱高下、心底疲れ果てる。



 ベイエリアの「ラッセランド」では、8月に開催される「青森ねぶた祭」の制作小屋の設営作業が始まったというのに、まるで雪が降る直前の、晩秋の11月頃だと勘違いしてしまうほどの底冷えなのだ。
 週間天気予報を見てみたら、土日にはなんと「雪」マークが付いているではないか。そうなると、また土日長距離を走れなくなる・・・。



 ところが、ビックしたのは、寒さにぶるぶる震えている街があるかと思えば、宮崎県西都市では、今日、最高気温が30℃を超えたらしい。
 それって真夏日じゃないか!
 3月下旬に真夏日?
 3月、日本国内で真夏日になるのは26年ぶりのことなんだとか。

 
 
 どうなってんだ? 日本列島!
 これを異常気象と言わずして何をもって異常気象って呼ぶんだよ・・・。






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TBS日曜劇場ドラマ「御上先生」最終回拡大版、テレビ朝日「芸能人格付けチェックBASIC〜春の3時間スペシャル〜」。

2025年03月25日 | Weblog
 16時間断食を週末以外はずっと続けているので、実質一日二食の生活ということになる。
 なので、平日のお昼はほとんど近くのコンビニで、おにぎりか弁当またはカップ麺、それに野菜ジュースとヨーグルトで済ませるというワンパターン。それに飽きると、車で少し行った場所にある沿道沿いの「すき家」か「ラーメン屋」が定番だ。
 今日は「すき家」で「塩サバ・納豆定食」。
 美味かった。
 戻って、インスタント珈琲をマグカップで飲みながらほっと一息つく。
 窓から眺める外は晴れ間が広がっている。周りの家々の屋根に積もっていた雪もほとんど溶けて無くなっていた。
 そうなのだ、あと数日で3月も終わっちゃうのだ。
 なんて速いんだろう・・・。


 
 そんななか、TBS日曜劇場ドラマ「御上先生」が最終回を迎えた。
 重量感のある素晴らしいドラマだったと思う。
 ただ、最終回はあまりにも綺麗すぎた感が免れない。
 それに、結局、「文科省の官僚兼教師が 権力に侵された日本教育をぶっ壊す」というドラマの触れ込みは一体どうなったんだ? それにしてはただの不正入学事件として完結してしまい、「大山鳴動して鼠一匹」で幕を閉じちゃった気がしないでもない。殺人事件との関係性も少し希薄だし・・・。



 ただ、生徒役を演じた若手俳優陣はみんな将来に希望が持てる才能を観る側に与えていたし、主演の松坂桃李もさすがだった。脇役のベテラン俳優たちの演技も良かった。
 そしてなんといってもこのドラマ、脚本の素晴らしさが光っていた。
 なので、最終回の「急いでまとめてみました」感だけは、ちょっと残念だった・・・。



 それから、土曜日に放送された、「ダウンタウン」の浜田雅功がフリーアナウンサーのヒロド歩美と一緒にMCを務めている、特番「芸能人格付けチェックBASIC〜春の3時間スペシャル〜」(テレビ朝日)が、いつも通りの面白さだった。
 今回の回答者は、細川たかし(この人、すべて正解だった。まさに演歌界のGACKTである)、藤木直人、佐々木希、神尾楓珠、石川佳純、森香澄、村重杏奈、あの、長谷川忍(シソンヌ)、紅しょうが(稲田美紀・熊元プロレス)という布陣。
 そして今年のお正月特番の「すき焼き」当てで、カンガルー肉を選び、チームのGACKTを消してしまった、あの鬼龍院翔とDAIGOが出題者側として今回登場していた。
 このヴァラエティ番組、ワンパターンだとは分かっていてもいつも見入ってしまう。何度観てもやはり面白い。今回も高視聴率だったという。
 ところが先日、ダウンタウンの浜田雅功が体調不良のため長期間にわたって休養することが発表された。数か月間の休養ということだけれど、大丈夫なんだろうか?
 この「格付けチェック」だって浜田雅功とヒロド歩美のMCだからこそ面白いのであって、いなくなったら半減してしまうに違いない。
 今回の「芸能人格付けチェックBASIC〜春の3時間スペシャル〜」も、何度も笑ってしまったし。
 ゆっくり休んで、この番組には是非復帰して頂きたい。






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デビュー45周年を記念してリリースされた佐野元春の新作アルバム「HAYABUSA JET I」を聴く。12月1日には青森市民ホールでのLIVEがあるぞ!

2025年03月24日 | Weblog
 佐野元春のライブを初めて観たのは、今の青森市役所が建っている場所の西側にあった「青森市文化会館」大ホールだった。新曲だと紹介された「Youngbloods」を初めて生で聴いたのもここだった。
 とにかくカッコいいステージで、これまで数多観て来た個人的なライブのベスト10に入るほど素晴らしかったと、今でも思っている。



 佐野元春というアーティストを初めて知ったのは、ファースト・アルバム「BACK TO THE STREET」からだ。
 今でもステージ上で歌っている「アンジェリーナ」が入っていた、あのアルバムである。
 ただ、発売当時はそれほど話題にならず、彼がブレイクしたのは1982年にリリースされた「SOMEDAY」辺りからだろう。この「SOMEDAY」は名盤だ。



 そんなアルバム「SOMEDAY」、いったい何度繰り返して聴いてきただろう。
 当時、カセット・テープにダビングして、車の中で大音響で聴きまくっていたことを、今では懐かしく思い出す。
 青春真っ只中だった。こういうカッコいい男性になりたいものだと心から思っていた。
 確かLP盤で所有していたと思う。
 A面1曲目「シュガータイム」から「ハッピーマン」、そして「ダウンタウンボーイ」と続き、A面ラストが必殺の「サムデイ」だった。



 そして1984年にリリースされたのが、これもまた名盤と呼ばれる「VISITORS」だ。
 1曲目のラップ「COMPLICATION SHAKEDOWN」にはぶっ飛んだ。アルバム・チャートも第1位。今でも、「J-POP」歴代ベストテンなんかの特集が音楽雑誌なんかで組まれると、必ず上位に入る、そんな評価がこのアルバムには与えられている。

 

 それから、ちょっと時代が移って、2013年に発表されたアルバム「ZOOEY」も大好きなアルバムの中の1枚だ。
 5曲目の「ポーラスタア」の素晴らしさと言ったらもう・・・。
 佐野元春の佇まいそのものがロックなのだから凄い。



 今回のニューアルバム「HAYABUSA JET I」も素晴らしい完成度。
 ただ、すべて真新しい新曲というより、これまで過去に発表された曲たちを再構築し、改めて世に送り出したというほうが分かりやすいかもしれない。
 すでにシングルでリリースされている「Youngbloods」をはじめ、「つまらない大人にはなりたくない」、「ジュジュ」、「自立主義者たち」、「約束の橋」など全10曲が新たにレコーディングされていて、タイトルや歌詞自体を若干変えた箇所があるものの、ベスト・アルバムと言えなくもない。
 アルバムのテーマは、「佐野元春クラシックスの再定義」なんだとか。
 いいじゃないか、佐野元春。
 もう少しで70歳になる佐野元春、まだまだ十分ロックしてる!
 青森でのLIVEも、絶対行くぞ!







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