MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

2012年、八重山レポート その8

2012年07月16日 | 近況報告

そろそろ最終回に近づいて来ましたが、最後は蝶で閉めるとして、今回はあまり撮らなかった蝶以外の昆虫を上げる事にします。

その気で探せば、まだまだ面白い虫達がたくさんいるんですけどね。

蝶以外の写真を改めて見てみると、何となく気合いが入っていないのを感じます。…反省!

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巨大な アマミナナフシ の雌です。 伸ばした前脚を入れると30cm近くあると思います。

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これは非常に美しい ナナホシキンカメムシ です。 見つけた時はカメムシだとは思いませんでした。 上から撮ろうとしたら逃げてしまったのが残念です。

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今回2種類しか撮れなかったトンボの一つ、コナカハグロトンボです。

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体長は3cm程の、小さな ヒメトンボ です。 せめてもう一日あったらトンボ狙いで出かけたかったですね。 それはまた次の機会に…。

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2012年、八重山レポート その7

2012年07月13日 | 近況報告

なんだか九州では、大変なことになっていますよね。

毎年のように降水記録を更新しているような気がしますが、このまま行ったらどうなってしまうんでしょう?

番外編を一回挟んで、また蝶に戻ります。

八重山シリーズも今回を入れて蝶が2回、その他が1回でネタ終了になります。

今回は、大きめの蝶をまとめてみました。(昨年と内容は変わりません)

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沖縄と言えば、やはりこれ オオゴマダラ ですよね。 各地の蝶を飼育している展示館でもお馴染みですが、やはり自然の中を優雅に舞っているオオゴマダラには癒されます。 実は吸蜜シーンはあまり見られないんですよね。

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本土でもお馴染みの クロアゲハ ですが、南に来る程、赤い斑紋が大きく目立ちます。

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石垣ではよく見かける  シロオビアゲハ です。 この蝶はいつも吸蜜に熱心なので、結構、撮りやすい蝶でした。

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ちょっとジャコウアゲハに似ていますが、白い紋が特徴の ベニモンアゲハ です。 赤が鮮やかなのですが、残念ながら翅が完璧な個体にはまだ出会えていません。

次回は、蝶の最終回です。

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2012年、八重山レポート 番外編

2012年07月11日 | 近況報告

通常は、中二日でブログを更新しておりますが、八重山昆虫シリーズからは、ちょっと外れてスナップ写真を上げてみます。

石垣島にいる時は殆ど蝶を追いかけていたのですが、全く遊びに行かなかったわけではありません。

昭和61年に長期出張で来ていた時、三日と明けずに出かけていた米原ビーチを、1度カミさんに体験させてあげようと思い、滞在3日目の午後に出かけて見ました。

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足の立つところで熱帯魚が見られる米原ビーチです。 感動したカミさんは、「休みながら見た方がいいよ。」と言う私の忠告も聞かずに、このまま海にいたので、結果は…言うまでもありませんよね。(-_-)

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ホテルの部屋から見た石垣島の北側です。 正面に見えるバンナ岳の周りでチョウの写真をたくさん撮りました。 南側の部屋だったら、西表島や竹富島が見えたんですけどね。

次は最終日、那覇でのスナップ写真です。

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今まで使ったことのないアートフィルター(リーニュクレール)を使って見ました。 最初に見た時は「なんじゃ、こりゃ?」でしたが、使いようによっては結構面白いことが解りました。

これは、沖縄唯一の鉄道【ゆいレール】、首里駅での撮影です。 イラストみたいで結構いけてる気がします。

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有名な守礼門です。 これなら顔も解りませんね。(カミさんには内緒です。) リーニュクレールはこれが一番効果的だったような気がします。(^-^)

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首里城の一番上で。 …も、ちょっとだけ出演です。 どうでも良いと言われそうですね‥。(^_^;)ゞ

撮影機材は E-M5 + ED 12-50mm F3.5-6.3 でした。

お土産は(殆ど自分たちへの物でしたが)定番『マンゴー』、『島ラッキョウ』、『ちんすこう』、でした。 やはりマンゴーは絶品ですね。

暑い中、昼に飲んだオリオンビールの旨さは最高でした。

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2012年、八重山レポート その6

2012年07月09日 | 近況報告

6回目は、沖縄以外の国内では、おそらく見る事の出来ない蝶を上げてみます。

前回上げたイワサキタテハモドキなどもそうですが、南方からの迷蝶が八重山地方で発生したものが多いようですね。

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クロテンシロチョウ 1988年以降に与那国島で定着し、その後八重山各地で発生しているそうです。 優雅な形の翅ですね。 開いてくれれば名前の通りの黒い点が見えるのですが、残念ながら…。

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キミスジ この蝶も2005年に西表島で記録されてから八重山地方に定着しているようです。 これも撮影ターゲットにしていた蝶の一つでした。

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ミナミコモンマダラ フィリピンからの迷チョウだそうです。 今回撮影した中では、最もレアな(参考書によると★五つでした)チョウのようです。 リュウキュウアサギマダラだと思って撮ったのですが、模様が違うので後で調べたらミナミコモンマダラでした。 一応撮っておくものですね。

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解りにくいと思いますので、一応リュウキュウアサギマダラの写真も上げておきます。 でも、今年はこの蝶を見る事自体、非常に希でした。 後はツマムラサキマダラの雄です。

今回、種の同定に使った参考書は フィールドガイド 「日本のチョウ」 誠文堂新光社 でした。

 

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2012年、八重山レポート その5

2012年07月06日 | 近況報告

前回に引き続き、是非、撮りたかった蝶 №2 のツマベニチョウです。

昨年も最終日に撮ることは撮ったのですが、絵的にイマイチだったので、今年はハイビスカスに留まったところが撮れたら‥と思っていました。

この蝶が撮りにくいのは、割と高い所ばかり飛んでいて、その上、なかなか吸蜜のために留まってくれないことです。

何回か出会いはありましたが、やっと留まっても翅に年季が入っていて、ボロボロの個体が多く、今年もダメかと諦めかけていた最終日、道路脇のハイビスカスの植え込みで2頭のツマベニチョウが吸蜜しているのを発見!

フルオープンの翅は撮れませんでしたが、翅の美しいツマベニチョウでした。

レンタカーを返す寸前に覗いた公園で、迷チョウですが、最近、西表島と石垣島で一時的に発生したといわれているイワサキタテハモドキに会えたのもラッキーでした。

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ツマベニチョウ これぞ沖縄の蝶、みたいな絵になりました。

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最後の最後に撮れたイワサキタテハモドキです。 やはり眼状紋がありますね。

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ツマムラサキマダラの雄です。 昨年は全く出会えませんでしたが、今年は最もよく見た蝶の一つでした。 その替わり、去年たくさんいたリュウキュウアサギマダラには殆ど会えませんでした。

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こちらがツマムラサキマダラの雌です。 やはり雄の方が美しいようですね。

話は少し戻りますが、アルミサッシで蛹になったモンシロチョウの幼虫は、私たちが帰るのを待っていたかのように、次の朝、羽化して元気に飛んでいきました。

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飛び立つまで、もうすぐです。(^-^)

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