MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

八重山レポート 2014 その6

2014年07月13日 | 昆虫

予定通り今回はマダラチョウ編です。

正確に書くとタテハチョウ科マダラチョウ亜科となります。

石垣島に行くといつも主な撮影場所となるところには、ホウライカガミというキョウチクトウ科の植物が植えてあり、ここに様々な蝶がやってきます。

またこのホウライカガミはオオゴマダラの幼虫の食草でもあるので、例年たくさんのオオゴマダラを見ることが出来ました。

でも今年はちょっと雰囲気が違ってオオゴマダラの数がずいぶん少なく、あまり見られなかったのがちょっと残念でした。

年によって多く発生している蝶、いない蝶は、台風などの気象条件で大きく変わってくるのかもしれませんね。

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全国の蝶園などでもお馴染みのオオゴマダラです。 大きな個体になると翅幅が15cmほどもあります。 沖縄では町中でもフワフワと優雅に飛ぶ姿が見られます。

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ツマムラサキマダラ♂

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ツマムラサキマダラ♀ 今年はこのツマムラサキマダラが多いように思いました。 3年前には全く撮れませんでしたし、2年前にも数はそれほど多くありませんでした。 特に雄の翅が美しいですね。

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お馴染みのリュウキュウアサギマダラですが、これも3年前には数が多かったのに2年前にはあまり見られませんでした。 前が雌、後が雄です。 

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翅を開いた所も1枚。 濃いめの水色が美しいですね。 今年は数が多かったですよ。(^-^)

EOS7D + EF70-300mm F4-5.6  IS USM    ISO400  F5  絞り優先オート

八重山シリーズは次回が最終回になる予定です。

コメント (4)
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