おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

はつうま

2015-02-12 23:02:09 | 日々のつれづれ
昨日は、「初午」やったらしい。
飛べないスーパーマンのダンナが、帰宅するなり言うんです。

「いなり寿司食べる日やで」

「そうなん? なんで初午においなりさんを食べるん?」

「なんや知らんけど」

知らんのかいな。

なので、調べました。
2月の最初の午の日は、稲荷社のお祭りなんですって。

農業や商工業の守護神として崇敬されている「稲荷」
その神が降りてきた日が、初午の日らしいです。

稲荷と言えば、神様のお使いがおキツネさん。
キツネと言えば大好物が油揚げ、というわけで、
初午の日に「油揚げ」や「いなり寿司」等をいただくように、
言い伝えられているらしいです・・・

ほんまなん・・・? 
スーパーの戦略とか、豆腐屋の陰謀とか・・・ちゃうん?




というわけで、わが家のいなり寿司。
・・・作ったのは昨日やないんですけどね(苦笑)

それにしても、2月は忙しいですね。

節分に、巻き寿司を丸かぶりして、
初午に、いなり寿司を食べて、
バレンタインは、チョコレート食べて、
・・あ、私がもらうワケではないけど~

ついでに、おひな祭りはちらし寿司やし!

考えたら、おめでたい日は、お餅かお寿司なんですね。


どっちも好きで、良かった~~(笑)




心のリフレッシュに

2015-02-11 21:50:47 | お仕事メモ
今日は、少し寒さゆるみましたね。
毎日、寒くって、昨日の朝はスイレン鉢の水が凍ってました。
下の方まで凍ってるワケではないので、スイレン鉢にいる、
メダカたちは、ちゃんと生きてますけどね。

さて、この寒い時に、先日、湖西まで行ってきました。
北比良で、Heal Garden というヨガ教室を、
自宅で開業している方に、お会いしてきました~~~



明治由紀子さん、とってもステキな方です。
神戸から、縁あって滋賀にお住まいという若いママ。
ヨガはずっと前からされてたんですけど、滋賀に来て、
お子様ができて、妊婦の方のメンタルの大切さを痛感。
ヨガで癒したいと、ここで教室を始められたんです。

ただポーズを決める、というだけではなくて、
心からリフレッシュすることを大切にしているんですって。

こちらのサロンでは、衣・食・住すべてにおいてトータルに、
健やかに暮らせるような提案をされてるようです。



そういや、部屋中にアロマの香りが漂ってました。
今では、幅広い年代の方々がここでレッスンされてます。
プライベートレッスンもあるので、男性も来られてるらしいですよ~

ま、ストレスを抱えてる人が多い時代やからね・・・

ヨガって、興味はあるけど、カラダも堅いし、
あんな格好?でけへんわ~って、やったことないんです。

でも、そんな人でもできるんやって。
むしろ、そういう人こそ、・・・特にシニアの方!!
やれば、できるようになるらしいですよ!
 
お話を聞いてるだけで、やってみたくなりました。
なので、ちょっと考え中・・・


ちなみに、北比良のこのあたりって別荘地です。
たぶん、バブル期に開発されたと思うんやけど、
お庭が広くて、大きなおうちが多いです。

対岸の平野部に住むものとしては、確かに、景色が違う。
リゾート地っていう気がしますね。

琵琶湖までは少しあるけど、明治さんは、
この場所を気に入って、滋賀に住もうと思われたそうです。

心とカラダを健康にする、
湖西からみる琵琶湖の景色も癒しになるのかも~


さて、明日は、北へ向かいます。

というても、米原方面ですが、

・・・さぶっ!




動楽亭 その2

2015-02-09 22:31:50 | マイブーム・落語
動楽亭の、続きですね・・・・
爆発的な?笑いで、圧倒された雀太さんの天災の次は、
いぶし銀の、米二師匠。まくらは、相変わらずの?ぼやきから。

大阪であった落語会、米二師匠よりも先輩の方がいて、
飲みに行くのかなぁと思ったのに誘われなかった、
自分から誘ったら、おごらなあかんので黙ってたら、
結局、飲みにも行かへんかった・・・というぼやき。
そやのに、帰りの京阪で中書島あたりから眠くなって、
・・・三条で降りやなあかんらしいねんけど・・
気がついたら出町柳・・・乗り越しましてん。
飲んでないのに!!

というぼやきにつながります~~(笑)

昨年の、草津本陣でも、同じようなことぼやいてましたね。
JRで乗り越して、滋賀までちょいちょい来てます・・って!

そして、京阪の三条の駅にセブンイレブンができたという話。
ツイッターでもぼやいてましたが、AM6時半~PM10時半の営業らしい。

イレブンまで営業せんかい!
セブンから、開けんかい~! というぼやきですな(笑)

ネタの方は、なんと「道具屋」。
ベテランさんの前座ネタって、けっこう面白いから不思議~!
余裕というか、かえって教科書?通りやないのが面白いんやろね。
でも、ようでけたネタですよね。考えたら。
すかたん言うて、お客さんが逃げていくし、

「○ょんべんかけられてばっかりや。今度は、はじめから、
 ○ょんべんでけまへん!て、かましたろ」

「そこのパッチ見せてんか~」

「お客さん、そのパッチ、○ょんべんできまへんで」

「え~っ、でけそうに見えるけど、でけへんのん?
 そんなら、いらんわ~」

「あぁ~、ちゃいまんがな。でけへんけど、できまんがな~」

わかってるけど、笑えてくるねんな~

ベテランさんの前座ネタ、中入り後の、よね吉さんも、
なんと狸賽(たぬさい)!

トリの前のモタレは、長いネタはあかんことになってます。
とかく?長くなりそうな?よね吉さんですが、
狸賽にいくまでのマクラに、犬ネタが~??

ペットが家族同様という人も多い。新聞に載ってたけど、
家族4人にペットの犬を連れて車dえでかけたら事故におうて、
生き残った犬が・・・・人間の言葉を理解する犬やった!

お父さんは、酒を飲んでた、お母さんは居眠りしてた、 
子どもらはケンカしてた、ほな、誰が運転しててん?

ハンドルを握るカッコで、犬が、「うう・・」

そう言うたあとにね、会場が笑うねんけど、
よね吉さんも、笑うねん(笑)

なんとも、かわいい~(笑)

狸賽も余裕ですね、面白かったです! ハイ。



トリは、一昨年襲名した文之助さん。
舞台番の小鯛くんが蓋付きのお湯のみにお茶?を入れて、
座布団の横に置きました。
登場した、文之助さんが、一口飲んで、

「出てきて飲むんやったら楽屋で飲めいうもんですけど・・」

風邪を引いたんですって、鼻声でしたね~
それでも、いつもの文之助さんでしたよ。

マクラで、マツコさんやらミッツさんがテレビ出過ぎ、
なんて言う話を、おやまっぽい口調?で言うてはって、
その流れから「傾城(けいせい)」の話になり・・・・

一緒に行ってた友だちが、ちょっとうなだれ(苦笑)
なんでって、ネタはあれかと思ってガッカリしたんですね。

「傾城」っていうのは、遊女のこと。
君主の寵愛を受けて国を滅ぼす美女からきた言葉やけど、
文之助さんがそんな話をしてはったので、てっきり遊女が出てくる噺?
あまり好みではない「立ち切れ」とか・・・って思ったんよね?

でも、そのあと・・・

「これ、うちののらはどうしてます?」で始まり、

「せがれの作次郎を呼びなはれ」とつづき、

友だちは、にんまりしたのでありました~

そうです。これは、「親子茶屋」です!

親旦那と丁稚とのやりとり、息子作次郎とのやりとり、
ああいえばこういう、こういえばああいう、ほんまに、
親をなめてますねんけど、面白いねんな。

「芸者のおなごと、親の私と、どっちが大事やねん」

「そんなもん、はかりにも天秤にもかけられへん」

と言いながら、「おなごに決まってますがな!」

ほんまに、そんな噺ですねん。
わかってはいるけど、面白いです~

それにしても、叱ってる親旦那はんが、
息子と同じように、いやもっと?
遊び人なとこが、なんとも落語的~ 

鳴り物が入り、お座敷遊び「狐つり」も出てきます。
粋で、(関西では「いき」ではなく「すい」と読みます)
華やかな噺ですよね~

途中で、お茶も飲んではったけど、
風邪をひいてても、しっかりちゃんと、かわいく、
文之助さんらしい噺っぷりでした~~

書き漏らしてるような気もするけど・・・

お客さんもぎょうさんで、面白い落語会でした!



動楽亭で

2015-02-08 22:56:43 | マイブーム・落語
昨日の、動楽亭の落語は、めっちゃ面白かった!
動楽亭の昼席へ行ったのも久々やけど、たっぷり楽しませてもらいました~



動楽亭は、桂ざこばさんが席亭。
お姉さん所有のマンションを改装して、常打ち小屋にされたというところ。
100人も入れるかどうか?
でも、落語会にはちょうどよい大きさですね。



落語ファン仲間が誘ってくれたので、久しぶりに新世界まで。

桂 小鯛 煮売り屋
桂 雀太 天災
桂 米二 道具屋
桂 雀喜 鬼の面

~ 中入り ~

桂 よね吉 狸賽
桂 文之助 親子茶屋

小鯛くんは、塩鯛さんのお弟子さん。
何度か見てるけど、上手いなぁと思います。
というか、こざかしい子ども(笑)みたいな感じで上手い。
昨日は、前座で、超スピードでした。早口ね。
でもね、上手い人ほどハマるんやね~(笑)
落とし穴に~~

旅ネタは好きです。
東の旅は、特に好き。煮売り屋もね、わかりやすい噺です。

後半、もう少しで終わりというとこですわ。
煮売り屋にあるお酒の種類。

むらさめは、飲んでええ気持ちになって、
村を出た頃に、冷めるから、むらさめ。

にわさめは、飲んで、庭に出たとたん冷めるから、にわさめ。

じきさめは・・飲んだしりから冷めるからじきさめ。

こういう順番で言うことになってるんですけど、
小鯛くん、にわさめを言う前に、じきさめを言い出して、

・・・見てる私らも、ドキっとしたけど・・・

「・・・もう一回やってもいいですか?」

大爆笑でした~
お客さん、みんなわかってはるねんな。
だから、どうするか見守ってた感じでした~

「油断したんですな~」

とマクラで言うたのが、二人目の、雀太さん。

いや、もうね、圧倒されましたわ~
お腹よじれるほど、笑ったし。


友だちが、枝雀さん入ってたな、って言うたてけど、
自由さがね、確かに。とにかく、勢いがすごいわ。
高座の上から、機関銃で撃たれてる感じやった(笑)

次に、なにが来るかわかってるのに笑える。
ほんで、アホはとことん凶暴やしね。

「(ぐーで)がぁ~んとやって、
 (指二本で)鼻血がだぁ~っ」

あんな天災って~(笑)
長屋の松っつぁんに、自分が聞いてきた天災の話をするねんけど、

天から雨が降ってきて、丁稚が水をまく、
ほんで、丁稚が屋根から落ちる・・・

もう、ほんまに、残念な話になって、
それが、わかってるのに可笑しい。

もう、くたくたになりましたわ。2席で。


長くなったので、

続きは、また明日。





裏なんばで生ハム

2015-02-07 23:40:14 | いやしん坊バンザイ!
今日は、大阪の、濃い~ところへ行ってきました。



じゃんじゃん横町~~

ここを通り抜けて・・・



おなじみの将棋をするおじさんたち・・・



おなじみの串カツやさんがあり~の・・・

 

通天閣~~!

この横を通って・・・



道具屋筋を歩き・・・路地を通って・・・裏なんば・・・



ビトリスプリュス、という野菜と生ハム、ワインのお店。



切り立て、パルマ産の生ハム!
めっちゃ、おいしい~
ワインのお店やけど、まずはビール、ね!



もちろん、野菜も食べましたよ~
パスタ、ピザもいただきました~



生ハムとサラミのてんこ盛り。
5人で行ったので、スパークリングワインのボトルを開け、



最後は、フルーツと合わせた赤ワインのサングリア。
ジュースのように、ちょっと甘めの飲み物。

なかなか楽しい宴でした~

なんで、裏なんばで宴かというと・・・また、明日!



深夜食堂

2015-02-06 22:19:16 | 舞台・映画・ドラマ
さすがに、今日は、ちょっと疲れましたね~
朝から、企画書つくり・・・いや、そんなたいそうなもんではないけど。
ま、ふだんが、アバウトすぎるからね~ 性格上(汗)

午後は、13時から研修・・・途中で校正1件・・・終わったのは18時。
経営コンサルタントの人もいろいろやけど、こうあるべきって、
決めつけないところが、まだ、ええ人なんかも知れません・・・

そんなこんなで、お仕事がんばってます!



まったり~な、あなんさん。


さてさて、話しは変わりますけど、
先月末から、映画「深夜食堂」の上演が始まりました → こちら
とは言うても、地味な映画やからか、滋賀県では上映館がないんです。
京都も1軒だけ。大阪市内が2軒かな・・・どんなんよ~

深夜に、その番宣なのか、ドラマの再放送をやってました。
番宣やったら、深夜に放送しても、誰も見ぃひんで~ と思うけど。
ま、タイトルが、深夜食堂やから・・・ね?

私は、ドラマを放映してるときに見てるけど、
気がついたから、念のために?録画予約しました~

なんで「深夜食堂」なのかというと、原作が、
わが家の愛読書「ビッグコミックオリジナル」に連載してる漫画です。

けっしてキレイな絵、でもない漫画やけど(苦笑)
ストリーがあるような、ないような、どうってことないような、
でも、うんちくが深いような気がする? 漫画なんです。
・・・ようわからん説明ですが・・・

モデルがあるのかどうか知らんけど、
伸縮の裏通りにある、深夜のみ営業してる「めしや」が舞台。
顔にキズのある、素性経歴が一切不明なマスターが1人でやってて、
メニューには、ビール、酒、焼酎のほかに、豚汁しか書いてないけど、
お客さんのオーダーに答えて、卵焼きとか焼きたらことか、
ナポリタンスパゲティとか、いろいろ作ってくれるんですね~

あ、主演は、小林薫さん。

再放送をしてた、ドラマの第1話は、「赤いウインナー」が主役。
松重さん演じる常連客のやっちゃんが、初めて来た時に言うんです。

「赤いウインナーあるか?」

「たこのカタチで炒めようか」

マスターが声をかけて、作り始めるんです。
以来、コワモテの松重さん、そればっかり食べてはります~

そのやっちゃんに気があるのが、卵焼き好きの小寿々さん。
ゲイバーを営むその道48年のおかまさん。

ほかに、焼きたらこの好きなストリッパーのマリリン・・・
とか、いろいろワケありの常連客がいます。

ドラマは、30分番組やったけど、番組の最後に、
お料理の、レクチャーをしてくれるんです~

全部は見れてないけど、このドラマには、けっこう、
舞台で活躍してる人がたくさん出るんですね~

ジミやけど、どこか懐かしい雰囲気のあるお話。

時間かかってもいいし、近いところで上演してくれへんかなぁ。



さてさて、明日は久しぶりに落語&打ち上げ?
誘われたので出かけてきます・・・・

帰ったら、しっかり仕事やりますんで~~~



暦の上では春?

2015-02-05 23:44:42 | お仕事メモ
今日は夕方5時半ごろ、膳所駅で人身事故があったらしく、
電車の運行見合わせてる~って、娘からメールがありました。
すぐに、ダンナにもメールしたんですけど、
結局、二人が帰宅したのは、
7時半頃になりましたね~~

膳所駅を通過する新快速に人が、落ちたのか・・・どうなのか、
ツイッターでは、その電車に乗ってた人、駅にいた人やらが、
もろもろつぶやき・・・とにかく膳所駅は騒然としたようです。

・・・いっとき、yahoo!の検索ワードのベスト10にも入ってた~!

でも、もっと騒然としたのが京都駅やったらしい・・・
最初は、京都ー米原が運行停止になったけど、
6時過ぎには、京都ー草津間が運行停止と発表されてました。

なので、京都駅の上りホームはぱんぱん状態・・・
そんな写メがツイッターにアップされてたし~

それにしても、人身事故があっても、1時間で、
また、ちゃんと、運転開始できるのもすごいですね。
待たされてる人は、その1時間がイライラやったやろうけど、
ちゃんと電車が走れるように復旧させるんですね・・・JR。





さて、今日の私は浜大津まで行ってきました。

いろんな方に出会うたにに、目からウロコですが、 
すぐ、それを忘れてしまうのが常・・ま、一瞬でも大切な何かに、
気づくことができれば、それもいいとは思うんやけど・・・

今日、浜大津で出会ったのは、コーチング業をしている、
女性起業家の栗須佳子さん。

コーチ? コーチングって、ナニ?

コーチは、目的地まで一緒に行ってくれる人のこと。
スポーツのコーチと同じ。


コーチングとは・・・
資料によれば、知識やスキルを一方的に教えるのではなく、
対等の立場で、会話をすることで、相手の中にある能力や、
行動力、可能性などを引き出すコミュニケーションスキル。

価値観が多様化して、職場の上司、学校の先生、など、
指導者が過去の経験や知識をもとの指示・命令しても、
今は誰もついて行かない、そんな時代やないそうです。

人間関係で悩んでる人が、多いらしいし・・・

答えを、相手が自ら導き出せるようにサポートするお仕事。
社員、職員研修、セミナーなどで、ワークショップをして
楽しみながら自分が、気づくようになるそうです。

1回ぐらいではなく、継続して受けることで、
人は変わっていくそうです。



自分から学べるように、本も出されてます。

組織の活性化、モチベーションアップなど、
コミュニケーション術を学ぶことで、
それができるようになるらしいんですね。

会社だけでなく、教育の現場にも出向くそうです。
幼い頃から、コーチングを学ぶべきだとおっしゃってました。

子ども、子どもを育てる親、生徒、教師、
部下、部下を管理する上司・・・


また、ゆっくり読まんとね~



音楽塾でベートーヴェン

2015-02-03 23:19:53 | 音楽はともだち
夕べは、寝られへんかったな~~
たぶん、コーフンしてたんやと思う(笑)

なんでって?

久しぶりに、大好きな俳優さんが出てるドラマがあったので(笑)

ま、そんなことはともかく、今日は節分でした~
各地で、豆まき、恵方巻きの丸かぶり・・してはったんでしょうか(笑)
わが家も、とりあえず、細巻きをつくり、イワシを焼きました。
豆は・・・年の数は食べられず・・・お腹いっぱいです~

長女が言うてました。

「セブンイレブンのレジの人が、オニにのようにレジ打ってた!」

恵方巻きが売れて忙しくて、オニのような形相でレジに? ではなく、

「もじゃもじゃのカツラかぶって、オ二そのものになってた」らしいです。

なんせ、恵方巻きはセブンイレブンが流行らせたんやしね。
昔は、そんな命名はなかったから。
節分に巻き寿司を丸かぶりする、っていうだけやった。
もちろん、恵方に向かって黙ってね。

セブンイレブンのおかげで全国に広がって、
バレンタインチョコとかと同じような行事になりつつあるわ~
ま、それで、家族みんなが平和で楽しければいいですよね!

さて、日曜日。
市民ホールへ行ってきたんですけど、実はこれ。



昨年の11月から始まった、「ルシオール音楽塾」。
全3回の、2回目があったので行ってきました。
11月の1回目は、「モーツァルトとオペラ」

2回目は、「女性に愛されたベートーヴェン」。
講師が、桂福丸さん。そう、噺家の福丸さんです。

毎回、テーマに沿って講師の話があり、
そのあとに、演奏があるんですね。
今回は、日本センチュリー交響楽団の7重奏で、
ベートーヴェンの「七重奏曲 変ホ長調Op.20」。

市民ホールのプロデューサーから挨拶があり、
センチュリー高揚楽団と提携をしたそうで、
これから、いろいろなところで演奏が聴けるようです。

福丸さんが登場していうてはりました。

「私が呼んでいただいたということは、
 面白いこともいれつつ、みなさんに、身近に、
 べートーヴェンを感じてもらおうという趣旨ですね」

その通り、ところどころ笑わしてくれます。
お母さんがピアノの先生をしてたので、家でいつも、
聞いていたのがクラシックやったとか。

ちなみに、福丸さんは若手ながら、灘中・高→京大法学部卒、
英語落語をやり始めて、落語家に・・という変わり種。
先月、「ほたる寄席」で噺をきかせてもらいましたよ~

「最近は、動物にクラシックを聴かせてたり、
 植物に聴かせたりとかしてるしてるらしいですね。
 パンにもね、聴かせたらどうやろ~言うてね」

出た!! パンネタ!(笑)
ほたる寄せでも出てきましたしね!

「メロンパンとフランスパンと食パンに、
 クラシックを聴かしたらね・・・メロンパンと、
 フランスパンは、なんら変わらなかったそうですが、
 食パンだけはおいしくなったそうですよ」

ほ~・・・ と会場。

「食パンだけに、耳があったんですわ」

ちょいウケてました~(笑) 

本題は、べートーヴェンの生い立ちから話さはったんやけど、
さすがに、昨年末、手塚治虫の「ルードウィヒ・B」を読み、
いろいろ調べて多少、勉強したので、話はよくわかりましたね。

テーマが、「女性に愛された」とあるので、
3人の女性に関するエピソードを紹介しはりました。

ピアノの教え子、ジュリエッタ・グィチャルディ、
ピアノソナタ作品27-2「月光」をプレゼントした女性ですね。

おなじく、ピアノの教え子、ヨゼフィーネ・ダイム、
福丸さん曰く、

「ええ感じやったのに、彼女は大金持ちの伯爵と結婚した」

家屋ぐるみでおつきあいのあった、アントーニエ・ブレンターノ。
出版した、ピアノソナタ 第32番 作品111を彼女に献上します。

ベートーヴェンの死後見つかった「不滅の恋人への手紙」が、
彼女あてとされてるらしいけど、でも、人妻なんですって~

演奏曲の、七重奏変ホ長調・・は、ヨゼフィーネに、
ピアノを教えていた頃、29才の時に作った曲らしい。
晩年に比べると、若い頃の作品はモーツァルトの影響を受けているとか。

30才の時に初めて自ら主宰するコンサートを開き、
そこで新作として発表、聴衆から支持を受け、
人気曲になったそうです。

福丸さん、最後は、ベートーヴェンがCDに影響したという話。
レコードに代わってCDが登場した時、、CDのサイズを、
どのくらいの長さにしようかとなっり、ベートーヴェンの第九が、
74分あるから、じゃぁその長さにしようということになったって!

「レコードからCDに。レコードのA面B面から、
C、Dに代わったということで・・・」

で、終了しました~
さすが、噺家な終わり方でした~

そして、七重奏変ホ長調・・・の演奏です。
第6楽章からなり、弦楽器のバイオリン、ビオラ、
チェロ、コントラバスと、管楽器は、ホルン、
ファゴット、クラリネットの7種類で演奏します。

センチュリー交響楽団の7名が中央に。
バイオリンとビオラが女性。あとは男性。
指揮者はなく、バイオリンの女性のタイミングで、
演奏が始まります~

聴いたことがあるような、ないような・・・
なんせ、クラシックに造詣のない私なんで(苦笑)
でも、弦楽器がキレイな音色で、アクションというか、
表現力が豊かやな~って思いながら、
一番前に居る、バイオリンの女性を見てました~

松浦奈々さんて方ですね。
センチュリーのアシスタント・コンサートミストレスやそうです。
・・・ようわからんけど・・・汗

終演後の質疑応答には、一番年長さんであろう?
コントラバスの内藤謙一さんが答えてはりました。
・・・・何の打ち合わせもないんですけど・・と言いながら、

ベートーヴェンは時代によって作った曲の傾向が違うんですけど、
最初の頃は、モーツァルト、ハイドンに似てて、
後半は、交響曲とか、その後の作曲家、ショパン、
シューベルトなどに影響を与えるような曲想になります。
そういう意味で、いろんな曲が弾けるから、
好きな作曲家ですね~

というようなことを話されてたと思います。
クラリネットの、持丸秀一郎さんも話されました。

ベートーヴェンは、年末の第九で知られてますけど、 
第九を年末に、1万人も集めて歌ったりしてるのは、 
日本だけなんです。
なんでそれを年末に演奏し始めたかというと、
終戦当時、オーケストラのメンバーの収入は少なくて、
お正月にお餅が買えない・・・餅代を稼ぐ方法はないか、
そうだ、年末に演奏会をしよう。
それも、人気のある第九をやれば、お客さんも入るだろう
・・・つまり、日本人がお正月にお餅を食べるという
そういう習慣があるから、年末の第九は生まれたんですねぇ

まさか200年後に、ボンからかけ離れた日本で、
これほど第九が愛されてるなんて、ベートーヴェンも、
びっくりしてることでしょうね。

なかなか、面白いお話ですね!
餅代のための第九、なるほど~~

第3回目の音楽塾は、4月5日。
バッハの音楽で、講師は合唱指揮者の本山秀毅さん。
びわ湖ホールの声楽アンサンブル専任指揮者。
バッハの魅力について語ってくれるそうです。

演奏は、ピアニストのイリーナ・メジューエワさん。
ロシア出身のピアニストで、京都芸術大学音楽学部専任講師。
京都で活躍するピアアニストやそうです。

行くチャンスがあれば、行くかも。800円やし。

生涯、貴族のパトロンを持たず、
庶民の音楽を目指したというベートーヴェン。

だからこそ、多くのファンがいるんでしょうね。



市民カレッジ

2015-02-01 23:34:08 | 日々のつれづれ
2日続けて市民ホールに行ってきました~

土曜日は、市民カレッジ。今年度最後の講演です。



なので、閉校式もありました。
最近、チケットの売れ行きもいいらしくて、市外からの人も多いです。
近隣の市町で、市民カレッジというのを開講してるとこもないみたいです。

「今でしょ」の林修さん効果なのか、今年は通し券が完売。
これは初めてやと思います。
昨年は、最後の美輪明宏さんだけ完売で、他は余ってたみたいです。

完売の今年やけど、2回目の心屋さんは台風で、私は行けず。
心屋さんは前乗りでお越しになってたので講演は開催されました。
3回目の中村紘子さんも台風。中止になり返金されました。
4回目の武田邦彦さんは、たyんと行きましたよ。
そして、5回目は、瀬戸内寂聴さん・・・のハズが・・・

骨折して半年も休養されてたんですけど、
やはり無理はできないといくことで、急遽講師が変更されて、
なんと、俳優の津川雅彦さんがお見えになりました~~

テーマは、「日本人のほこり」

津川さん、75才やそうです。
そして、芸歴70年。5才から映画に出てるんですって。
津川雅彦としてデビューしたのは16才の時。
「狂った果実」という石原裕次郎さんの映画から。

京都生まれの津川さん。
芸能一家でも知られてるけど、16才のデビューのときに、
東京へいったそうです。
なので、南海ホークスファン。野村さんとも仲良し。
そんな話しもしつつ・・・
昨年の美輪さんと少し似てる話をされてましたね。

つまり、日本の文化を大事にしようということです。
俳優という仕事は、お腹をふくらせる仕事ではない。
でも、心を豊かにしてくれる、そういう仕事をしてる。

日本は、格差社会になったと言っても、海外に比べたらしれてる。
アメリカは、日本のように健康保険なんてないんですよ。
日本なら、医者に行っても保険で安い金額で診てもらえる。
海外は、お金持ちしか病院に行けないんだから。

宵越しの金は持つな、そういうふうに親に教えられたので、
貯金はまったくありません。なので、こうやって働いてます。
娘が誘拐されたとき、400万円出せっていわれたんですけど、
そんな400万円なんて、お金がない。
警察にウソでしょ、って言われたけど、ホントになくて。
警察から、お金を貸しますって言われました。

映画やドラマのことも、話されてましたね。

最近は脚本家が偉くなってしまって、ドラマが良くないです。
脚本家が、脚本通りにやらないと怒るんですよ。
最近は、脚本家が監督になったりして。

脚本は「台本」といって「台」なんですよ。
台本をもとに、役者だけじゃなくて、照明さん、衣装さん、
美術さん・・とか、その道のプロの人が集まって、
台本をもとに、みんなでつくり上げていくものなんです。
だから、良い作品がつくれたんです。

昨年、「銀二貫」というドラマに出ました。
良い作品なんですよ。本もいいしね~
でもね。監督が悪いんだよね。
いっぱい撮ったのに、つなぎ方がわからない。
せっかく、良い作品だと思ったのに、残念です。

・・・・銀二貫、見ましたよ。そんなに悪かったかなぁ。
原作も読んだけど、感動モノで何度も泣いたけど・・・
津川さんは、納得されてないようです。

東日本大震災のときの、あの東北の人たちの姿に、
日本人はなんて礼節があるんだって、世界中の人が感動した。
日本人の、食べ物を分け合うという平等の精神、
自分だけが良ければいい、というこ行動は、
恥ずかしいというのが日本人。

それは、昔から脈々と受け継がれてきた文化だと。
そういう、お金では買えないものを、大事にしないと。


ざくっと、そんなことを話されてました。

紺にストライプが入った上着丈が長めのスーツ。
オレンジ系のネクタイ・・・おしゃれです。
白髪でヒゲ、ダンディな方でした~