おかんのネタ帳

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朝宮のお茶畑にて

2012-10-31 23:45:01 | 湖国日記
今日は入稿〆切りというのに、この場に及んで、まだ走ってました~
今回のテーマである「近江のお茶」、その現場でもある茶畑を、
ちゃんと、写真に納めておこうと思ったからです。



信楽町朝宮の茶畑に、行ってきましたよ~

生産量としては、滋賀県は全国13位とか。
でも、銘茶として何度も表彰され、高い評価を得てるそうです。



国道307号線を走っていてもまったく茶畑は見えないんやけど、
お茶を販売する、青木園のご主人が案内してくださいました。

ちょうど、滋賀カントリークラブのゴルフ場のそば、
山の傾斜を利用して、広々とした茶園がありました。

秋茶=番茶に使われるらしいけど、この刈り取りもほぼ終わってるようで、
刈り取られた木のスキマから、お茶の花が咲いていました。



お茶の木は、「やぶきた」と呼ばれるのが一般的。
その昔、中国から持ち帰った種から、お茶の栽培は始まったとされるけど、
在来の山茶なる木もあり、品種改良などを経て、生まれた品種のようです。
ツバキ科なので、サザンカなどとも親戚。
ツバキとかは早春に咲くけど、お茶の木は、秋に花が咲くんですね。



お茶は肥料食いでもあり、虫もつくらしいですよ。
だから、お茶農家は、かなり手間をかけて作ってるんですね。

摘み取り→蒸し→手もみ→製茶・・というのが大まかな流れ。
どちらにしろ、手間ヒマがかかってます。



秋茶の刈り取りがまだのところは、色が明るく鮮やかな新芽の色です。
そばでみると・・・・



春はもっと柔らかく細い芽がでるようです。

ぐるっとまわって山合いを下りてくると、
山間の中に、忘れ去られたかのようなお堂が・・・



岩谷山・仙禅寺、です。
かつては大きなお寺やったらしいけど、兵火にあったりして、
小さなお堂に、十一面観音の秘仏がおさめられているらしい。



お堂の下には、磨崖仏があって、これもまた、
かなり崩れてるようやけど、うっすらありますね。

このお寺のそばには、「朝宮茶発祥の碑」と、
朝宮を詠んだ芭蕉の句碑がありました。

「木がくれて 茶摘みも聞くや ほととぎす」

実際に、芭蕉がこの句を詠んだのは、
大津との堺にある、朝宮の宮尻というところ。
そこにも、ちゃんと石碑、説明文がありました。



さてさて、この場に及んでの悪あがき?

いやいや、仕事熱心でしょ?

フィールドワークをモットーにしてるから。

明日も、残りの原稿を・・・やっぱり、残してるって? (汗)

が、がんばります!




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