おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

和邇で、ほたる寄席

2016-06-10 22:58:31 | マイブーム・落語
アップすることがまた、溜まって来てしまった~!

え~っと、月曜日、大津市和邇(わに)にある民宿山宗で、
桂吉弥さんと紅雀さんの落語会「ほたる寄席」に行ってきました~



いつもながら、きれいなチケット、手作りですね!

大学時代の落研の春合宿で民宿山宗に来てたという吉弥さん。
そして、地元志賀町出身の紅雀さんの二人会です。

紅雀さんもすっかり売れっ子で、毎年ある、秋の
地元志賀町で開催されてる「まんだら寄席」も、
今年はできないんやそうです。

お世話をしてくださってるのが、
紅雀さんの同級生のお母さんですが、
開始前の挨拶でも、おっしゃってましたね。

「吉弥さんも紅雀さんも、お忙しくて。
 吉弥さんはNHKの「生活笑百科」とか、ラジオとか、
 紅雀さんも、BBCでレギュラーやってはったり、
 二人ともお忙しい中、こちらに来てくださいました」

お客さんは100人以上やと思うんやけど、
山宗の2階の広間で、近隣の老老男女。
仕事先の30代の女子を二人連れて行ったんやけど、
仕事が終わってから行ったのでギリギリ。
でも、座れましたけどね~



前座は、吉弥さんの2番目のお弟子さん、弥っこくん。
繁昌亭の名鑑で調べたら島根県出身らしい。

前座らしく、こほめをしはってんけど、なんちゅうか、
上下(かみしも)の幅が狭いねんね。
誰もがよう知ってるネタやし、
甚兵衛さんと喜六の違いはわかるけど、
頭をふることなく、そう大きな瞳やないんで、
目線の先がどこなんか、ちょっとわかりにくかったですねぇ。

若い子にありがちな、間があんまりないとこも。
そこそこ笑ってくれるお客さんに感謝やね。
頑張って欲しいもんです~~

2番目に、紅雀さん。
ネタに入るとテキパキテンポが良い紅雀さんやけど、
マクラは、いっつも、ちょっとぐだぐだで(苦笑)
常連さんも多いし、みなさん、よう笑わはるんですけどね。

噺家はようお酒を飲むと言う話。
すぐ打ち上げをするらしい。打ち上がってないのに、
とりあえず飲む、らしいんですね。
ざこばさん、南光さん、こわい先輩のことも、
言うてはりましたね~~

そうやって、酔っぱらいの研究をしてたんかしら。
紅雀さんは、お酒に弱いハズなので(苦笑)

ネタは、「煮売屋」。
もう、なんべんも聴いてるような気がしますけど、
ほんまに、よっぱらいが秀逸ですねん。
こぼれたお豆を食べるところとか、
イワシにへばりついてるおからを食べるところとか、
ほんまに、面白い。
よう知ってる噺やのに、笑えます~
上手いなぁ~

3番目に登場したのが、吉弥さん。
黄緑色の市松模様の着物。

「地味なんで来ました~」

例によって??朝ドラの話がマクラに~~
GWと同じですね。大地真央さんのお肌がつるつるで、
とても、おばあちゃんに見えず、芝居がかったセリフまわし、
まさしくタカラヅカ! 

♪ すみれのは~な~咲くころ~

そして、歌いましたよ~

♪ ふだんから メイクしない君が 薄化粧した朝~

1コーラスね(笑)
拍手喝采でした~

そして、ネタは「ねずみ」。
マクラで散々笑いをとりつつ、この噺なんですね。

出だしのおませな卯之吉とのやりとりで、
すっかり笑いモードの会場やから、けっこう笑いもあったけど、
やっぱり、卯兵衛さんの話を聞くと、しんみりしますよね。
小さい子どもの卯之吉の不憫さ、ほんま泣ける~
オチもわかりやすいしね!

中入り後は、紅雀さん。
マクラは、車で来たけど、帰り道、
名神が夜間工事で通行止めらしい。
どうやって帰ろうって、今、相談してましてん~

どこ通って、帰らはったんやろね~

そして、ネタは暑い夏の噺、「ちしゃ医者」。

酔っぱらいの話に、汚い噺~(苦笑)
そういや、紅雀さんの落語を初めて聴いた時は、
「禁酒関所」でしたわ~
こういう噺に、縁があるんかしら(笑)


それにしても、紅雀さん、
それこそ、目線の先が私の方を見てるようで、
ドキドキしましたがな~(笑)



売れっ子になって、
なかなか地元には来てもらえへんのかなぁ。

それにしても、相変わらず携帯、なってましたね(汗)
3回ぐらい?? 電話に出てた人も、おったな~~
さっすが田舎・・・(涙)
もう、10回目、10年目というのに・・ええかげん、
エチケットは守ろうさ~




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほたる寄席 (虎母)
2016-06-11 08:25:50
人気者、仲良しの落語会。
吉弥さんのねずみ、楽しいネタが多いけれど、明るく元気な吉弥さんがちょっと胸の奥がきゅっとするネタ、好きなんですよ(笑)。
紅雀さんの酔っぱらいはいつも楽しい。飾らないお人柄。100人ほどのキャパでマイクなしの会は演者さんが近くで本当に良いものですね。
人気者になっても噺家さんを近くで見られますから。だから、やめられない(笑)。
先日、贔屓の噺家さんの会も再三携帯の御願いをしたにもかかわらず何度も鳴りました、リーンリーンと呼び出し音。大ネタの最中、うまくかわしてみえましたけど。
マナーはどこでも守らないとね。
しかし、虎はなにしてますの…。猫ですな。
返信する
ほんに~ (うずら)
2016-06-12 00:19:55
虎母さん、
紅雀さん、2回目はワイン色系の、派手な着物でした。
もう、書いてあるとおりで、きっと目に浮かぶと思います~

「ねずみ」は、ほんまええ噺やね。吉弥さん、上手いわ。
ちゃんと、笑わせて、しんみりさせる。

携帯は派手に鳴ってはいなかったんで、噺の腰を折るほどではなかったけど。
でも、切ってくださいって、前座の弥っこくんも言うてたのにね。

猫かぶってるぐらいなら、ええねんけど~
返信する

コメントを投稿