おかんのネタ帳

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松本城!

2015-02-26 15:10:59 | 日々のつれづれ
松本城の、続きです・・・

お城が好きという板東三津五郎さんの訃報は、
同じ年のものとしては、ショックです・・
勘三郎さんといい、ほんまに、若くに亡くなられて・・・

昨日の葬儀・告別式で、先輩である尾上菊五郎さんが、
弔辞を読まれて、その中で、言うてはりましたね。

「君は、姫路城とか彦根城が好きだと言ってけど、
 ホステス嬢やキャバクラ嬢も好きだったね・・」

きっと生前、こうやっていじられたのかも知れないですね。
お城好きが高じて、番組を持ってはりましたよ。

BS朝日の「板東三津五郎がいく、日本の城ミステリー紀行」→こちら

3年ぐらい前に2時間スペシャルで、現存する天守を、
たっぷりと案内してくださって、録画してるんやけど、
あの時に、おっしゃってました。

「彦根城がいちばん好き」

どれも好きだけど、彦根城は小ぶりな天守だけど美しい。
私もそう思ってます。リノベーションしたエコなお城やけど、
中古品で造ったとは思えないくらい、キレイですもんね!
滋賀県人としては、うれしいお言葉でした。

そして、その三津五郎さんの、お城めぐりの原点が、
中学生の時に、自ら訪れた、この松本城らしいんです。



現在の松本城は、石川数正とその子・康長によって造られたもの。
石川数政は徳川家康の腹心ながら、秀吉に寝返ったといわれてる人。
秀吉の命を受けて、家康の押さえに、この城に着かせたようです。

現存する天守の中ではいちばん古く、関ヶ原以前、
戦いのために造られた城郭です。



柱のノミ跡が力強いです。



破風の内側ですね。



戦いのために造られたので、狭間(ざま)が多く造られてます。
大きい方は、矢狭間、小さい方は、鉄砲狭間。
手前が広く、外側は小さく、敵が来たときに、ここから、
矢を放ち、鉄砲を打つんですね。

ちなみに、彦根城は、外から見えないように板張りされています。
いざというときに、それを破って攻撃するようになってます。
松本城は、最初から攻撃的ですね。
矢狭間60カ所、鉄砲狭間55カ所、あるそうです。



月見櫓から、天守を見たところ。

松本城には2面性があって、後に増築された辰巳附櫓と、
その先に造られた月見櫓は、戦闘的ではないんですね。

増築した時代が、もう、太平の世になっていたからです。



辰巳附櫓の、花頭窓。
乾小天守にもありますが、禅宗寺院にある様式。
彦根城にもありますね。



月見櫓。
ここで、お月見をしたんでしょうか~



東側の窓。赤い手すりがあります。



西側の窓。

天守閣の6階が展望できます。
松本って、ほんとに、周囲が山なのね~
どっちがどっちなのか、方角がわかり辛いけど・・・



東側、やと思います。
一応、ナニが見えるか、窓の上に書いてあるんですけど、
東側には、袴越山、王ヶ鼻・・やと思います(汗)



南側ですね。
塩尻峠と、遠くに中央アルプス。



西側。
お天気が良いと、すっごくキレイに見えると思います。
だいぶん、雲が出てきてたんですけどね。
常念岳、槍ヶ岳、鍋冠山、黒沢山・・が連なってます。



北側。
旧開智小学校があります。長野方面ですね。


今回、観に行った舞台に出演されてる役者さんと、
少しお話することができたんですが(うふっ!)
松本美術館の近くにある、おそばやさんがおいしいと!
今回の舞台の監修をしている、演出家の串田和美さんが
(コクーン歌舞伎とか演出されてる、有名な方ですが!)
いちばんおいしいって、絶賛してはるらしいんです。

なので、松本城へ行った帰りに寄ったら・・・お休み!!
日曜日が定休日らしい・・・涙

そういや、串田さんは、NHKの朝ドラ「おひさま」で、
ヒロインの義父役で、おそばやさんを演じてはりましたよね~~

おそばやさん、宿題になってしまいました~~

今度行くときは、ダンナを誘って行こう~!


ちなみに、急に思い立って(私の中では急ではなかったけど)
松本へ行ってもいい~?って、ダンナに聞いたら、
あっけにとられてました・・・まさに、目がテン!

ごめんね・・・(汗)

心の広いダンナに、感謝してます~

いや、ほんまに。




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