おかんのネタ帳

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おおなまず寄席

2014-01-14 23:20:48 | マイブーム・落語
今年4回目の落語会、ほんまに、今年に入って笑い過ぎです(苦笑)
おおなまず寄席、10回記念の落語会です。



席亭が個人というのも、それが10回も続くというのも珍しいって、
南天さんもおっしゃってたけど、落語の好きなご夫婦が開催。
ホントにすごいですね。

開催されてるのに気づいて、私が行き始めたのは2回目か3回目やったかな。
落語友だちと一緒に、ほぼ毎回行ってますよ~

10回目の今回は、トップバッターに「ねこまんま」の漫才!
赤いジャケット、あつらえてはるんですかね~
「合わせたらおいしい、ねこまんま」は、
桂雀喜さんと桂南天さんの漫才です。

伏見の三色団子の会で聞いて以来やけど、さらに洗練されて?
めちゃ、おもしろかったです~
雀喜さんがつっこみで、南天さんがボケですけど(やっぱり?)
サンケイブリーゼの一門会でもやったとか??
雀喜さん、落語で出たことないのに漫才で呼ばれるなんて・・とぼやいてましたね!

だいたい、米朝一門はみなさん芸達者。
お正月はいつも、ものまね漫才(エンタツアチャコとか)やら、
隠し芸?とかを、昔からやってはったからねぇ。

そうそう、吉弥さんと紅雀さんも、M1にチャレンジしてはったし~

「ねこまんま」の漫才の後は・・・

露の真  書割盗人
桂雀喜  鬼の面
桂南天  くっしゃみ講釈

露の真ちゃんは、女性落語家の第一人者、都さんのお弟子さん。
女子なんやけど男の子っぽい、その中性的な個性が売り?らしく、
名前も中性的、着物の着方も中性的、マクラでも、それを押してましたね。

でも、オバチャンから見たら、やっぱり女の子やで~。
「私って、中性的でしょ~」って言われても笑えへんねんな。
女らしないってことを言わんでも、「女らしいでしょ、私って~」って、
逆説的に言う方が、おもしろいし笑えると思うんやけどね~。

漫才で、ブサイクな人が、「私ブサイクでしょ」って言わへんでしょ。
ブサイクな人が、「私ってキレイでしょ」って言うから笑えるねんもん。

「書割盗人」は、がんばってはっておもしろかったです!

雀喜さん。
三色団子の会の時や、太融寺の雀の会などで聞かせてもらいました。
仮面ライダーが好きなパパらしいけど、雀三郎さんのお弟子さん。
南天さんと同じ、枝雀さんの孫弟子になるんやね。

「ねこまんま」の生まれたいきさつを言うてはりました。
紅雀さんと南天さんの。「べにこご」が初披露らしい。
すっかり、南天さんがハマって?時々やるらしいです。

「鬼の面」は、あんまり聞かない噺やね。
人情話のように、奉公に出た少女が親を思うストーリーやけど、
おかあはんの顔が、おかめのお面に似てるというのが落語的。
オチも、わかりやすいですね。
来年のことを言うたし、鬼(の面)が笑ろた、です~

さて、南天さんの、くっしゃみ講釈。
どなたがやっても、おもしろい噺ではあるんやけど、いやはや、
後半のたたみかけるような展開は、もう笑うしかないくらい、
リズミカルで、コミカルで、説得力ある噺ぶりでした~
ほんま、おもしろい!

お客さんも、この日は満席。
会場が横長いので、端っこの席やと見にくいんやけど、
漫才もあるし、いつもより高座が後ろの壁にひっついてました。
なので、噺家さんは登りにくそうでしたね。
真ちゃんは、毛氈の上をほうてはって、笑いがきてましたよ。

次回11回目は、5月らしいです。
さて、その頃、行けるかな~



会場はいつもの、旧大津公会堂の2階です~