おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

今週は、涙、涙やね~

2006-10-13 20:03:25 | スポーツ大好き
昨夜の、日ハムの感動が、今朝のサンスポのトップかと思っていたら、もっと私を泣かせるような記事がトップでした。関西版サンスポやからでしょうけど・・・本拠地最後の試合、「阪神vs中日」戦。先日の巨人戦で中日が負けてたら、この試合が優勝決定戦やったんですけどね・・それはともかく、昨日の試合、こんなドラマがあったなんて、虎ファンの私なのに、ちっとも知らなかったんです~ だって、試合の放送もなかったし、ニュースも日ハムの優勝ばかりで、結果しかキャッチできなかったんやから・・・「甲子園が泣いた」試合やったんですよ。大見出しは、「男泣き、片岡、別れの舞」・・・そう、京都出身、PL学園~同大~日ハムから阪神に移籍して5年の、ベテラン片岡篤史選手の引退試合やったんですよ~
確かに、日ハムでは輝かしい成績を残しながら、阪神へ来てからは期待するほどの結果が残せなかった人です。あの、野武士のようなバッティングフォームにビックリした虎ファンが、結果を残せない片岡さんに苛立ったのも事実です。
でも、サンスポに書かれてた、片岡さんの、ピッチャーズマウンドで泣きながら語った言葉に、朝から泣けて来た私でした。ホンマ、涙ポロポロやし~

「最初に、このような自分にこのような場を与えてくださった阪神球団、岡田監督、コーチ、選手、中日球団のみなさま、そして最後まで残ってくださったファンのみなさま、本当にありがとうございます。日本ハムで10年、阪神で5年。日本ハムでは、土橋監督、大沢監督に使っていただき、野球人としての土台を築かせていただきました。
阪神に来てからは、思うような成績が残せず、何度も泣きながら・・・・(涙でしばらく絶句) 泣きながら・・・・球場を後にしたこともありました。
高校時代に教わった、気合いと根性を全面に出して戦って来ましたが、もう限界です・・・(しばらく絶句)。
夢に見た甲子園で、8才から始まった野球人生を、夢舞台で、これだけのファンの前で終えることが出来た自分は幸せです。
産んでくれた両親、支えてくれた家族、素晴らしい先輩、素晴らしい友、素晴らしい人生・・・与えてくれた野球に感謝します。
15年間、本当にありがとうございました!」

もう・・・書きながら泣けてきます。
この日、片岡さんのPLの同級生で親友でもある中日の立浪さんが、花束を渡したらしいけど、立浪さんとは、何度も抱き合って泣いてたらしい。そう、最後の打球も立浪さんのとこに飛んだらしい。しかも二塁打で。
47000人のファンが、温かいねぎらいの拍手を送って・・・

サンスポは、1面から3面まで阪神のことばっかり書いてあって、日ハムのヒルマン監督の胴上げは5面。(4面は、泣き崩れる、フォークスの斉藤和・・・)

けど、よ~く読んだら、「泣きながら球場を後にする」なんて、プロやねんから泣くなよ~って言いたいとこやけど・・・
閑古鳥が泣く球場で戦ってたパリーグから、あの地響きするような観客がいる甲子園へきたら、そらもう、プレッシャーはすごかったやろうしね。
試合後の囲み取材で語ったというコメントは、
「一時期は、本当に怖かった阪神ファンが、最後は温かく見守ってくれた」
渋い選手が、また一人、ユニフォームを脱いだんですね・・・

よ~く考えたら、今週は毎日、涙のタイトルばっかりやね。
連休明けは、「中日の優勝」・・・しゃないな~
昨日は「ディープインパクトの引退」・・・なんで~?
そして、今日の「片岡引退」・・・秋やねぇ。