CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

大相撲九州場所が終わった。。。

2018-11-29 21:17:20 | お相撲(スポーツ)のこと
三横綱、一大関が休場という予期せぬ事態に、
どうなることかと気を揉んだが・・・

久しぶりに安定した栃煌山。
前に出てその破壊力を見せつけた碧山。
気風の良い相撲が戻ってきた阿武咲。
錦木、妙義龍、松鳳山、隠岐の海、琴奨菊。
もちろん、高安も。
そして、迷いなく前へ!
自分の相撲を取り切ることに集中して、幕内最高優勝した貴景勝。

本当に、いい場所だった。

もちろん、強い横綱、それを目指し、
場所で横綱と取れる番付まで上がって、
本場所で、胸を借りて、とにかく1秒でも長く土俵に立っていたい。
そんな場所は、盛り上がりもするだろう。

だがしかし、数えていないので正確にはわからないが、
九州場所で、立合で変化した関取は、少なかったように思う。

それは、何故だろうと考えてみた。

それは、優勝争いのトップを走る貴景勝が、
そんなこと一切しない真っ向勝負をしていたことにも一因があるのではないかと思う。

計算づくで勝ち星を拾いにいくようなことはしない。
愚直なまでに、自分の相撲を取り切る。
その姿を見れば、誰しも立合の変化などしなくなる。

もちろん、来年初場所は、貴景勝にとって厳しい場所になるだろう。
しかし、愚直であれ!私はそう思う。

強くなければ始まらないが、
白星のためのアレコレは、弱いから使う手だ。
「自分の弱いところが出そうになって。」
「簡単に勝とうとしてしまって。」
自らを振り返り、自らの言葉で話す貴景勝。

本当に素晴らしかった。

貴景勝を育ててきたお父様、
お父様からしっかり預かって指導してきた貴乃花親方(元)
そして、部屋の突然の消滅という事態の力士たちを受け止め、
しっかり、守ってきた千賀ノ浦親方、おめでとうございます。

そうだ、千賀ノ浦親方の幸せそうな写真ある。
お祝いにアップしましょう(^^)



もうすでに祝賀ムードは全くなく、相撲に精進する日々だと思う。

愚直なまでに自分の相撲を十五日間取り切った貴景勝に心からの拍手を贈る。
そして全ての力士に感謝したい。素晴らしい十五日間でした!

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