CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

柳田小学校訪問!(^^)!

2014-06-26 05:17:48 | 旅のあれこれ
カテゴリーを旅のあれこれ・・・でくくるべきか
表現にからむ様々なこと・・・でくくるべきか

悩むところだけれど・・・旅のあれこれ・・・で。

輪島を出て、まず、能登町の数馬酒造へ向かう。
数馬酒造の日本酒と梅酒・・・それに、前掛け二つ購入(^_^)v
いまどきの子である私は、エプロンとかあまり使わない。
というか。。。家事をあまりしないからなぁ・・・

そんな私も、数馬酒造の前掛けなら使いたいって思うんだから笑える。

柳田小学校へ向かう前に、
Mさんの奥さまが入院されたので花屋さんを探す。
東京に帰ってから、送っても良かったけれど・・・
やっぱり能登町でお金使うべきでしょう・・・と思い花屋さんを探す。
可愛らしいアレンジメントを購入することができた。

この日Mさんは、柳田の事務所にいらっしゃったので、
昨年泊まった国民宿舎やなぎだ荘でお蕎麦をいただく。

実は、十八番の『三枚のお札』
子どもたちの前で上演するのは久しぶり。
特養ホームやデイサービスで上演することはあったけれど・・・
子どもの前・・・は、被災地を訪問して以来かな・・・
実は、とても緊張していた。

私の表現を子どもたちが受け入れてくれるだろうか・・・
子どもは正直だ・・・ひかれてしまったら、どうしよう・・・
それなりに・・・いろいろ考えて、緊張していた。

柳田小学校に着くと、子どもたちはホールで昼食を食べていた。

そのホールで、『三枚のお札』を上演する。
目立たないように、目立ちながら、準備を始めた(笑)

食事が終わって、歯磨きタイム。
着替えに行く学年もあったり、みんなが散りはじめた・・・
廊下ですれ違う子・・・控えている舞台裏が気になる子・・・
興味津津で私の周りを子どもたちが行き交う・・・

なんて、素直な素敵な子どもたちだろう・・・
私は緊張よりも、わくわくしてきた。
この子たちに、生身の人間が、目の前で汗をかきながら
『三枚のお札』を展開するわけだ・・・
丁寧に・・・そう、丁寧に一つ一つを表現していこう。
そうすれば、大丈夫。
丁寧ってことは、ゆっくりってことじゃない。
テンポも大事だ・・・きちんと、空気を切り替える・・・
くっきり、芝居を創らなきゃ・・・

ユンケルを飲むのも忘れて・・・集中する。

Mさんの希望で、『百万本のバラ』を最初に唄う。
子どもたちに、私の自己紹介のつもりで、
目線を合わせながら、会場中を回りながら唄います。
小学生に『百万本のバラ』・・・大うけでした(^_-)-☆

そして。。。さっと着替えて、お芝居の始まり。。。

本当によく観てくれました。
本当によく反応してくれました。

あ~観客と一緒に表現は創られるんだ・・・
子どもたちの反応をとらえながら・・・表現も変化します。

もし・・・私の芝居が面白かったなら・・・
それは、観客のおかげだ・・・と、心の底から思った。

柳田小学校の子どもたちに感謝だ。

歌も芝居も・・・観客と共にあってこそ・・・だ。

上演後、校長先生とお話をした。

この地域には大学がない。
だから、大学生がいない・・・
子どもは、目標を夢を持ちにくい。
だから、いろんな人と出会ってほしい。
Mさんから、お話を聞いた時、すぐにお願いしました。
子どもたちの出会いをまた一つ増やすことができる。
そう思いました。
前任の学校での話ですが・・・
夏休みの全校登校日にお弁当を買いにコンビニに寄ると
そこに自転車で旅をしている・・・埃まみれの青年がいた。
彼に声をかけて、時間があれば、学校で話してほしいと頼んだ。
静岡大学の学生で、被災地などで人の入れないところに入り
捜索するロボットを作ることが夢・・・だという。
子どもたちにその話をしてもらった。
新学期になって、一人の子が、地図を持って校長室にやってきた。
「校長先生。静岡大学ってどこにあるの?僕、その大学に入って、勉強したい」と。
子どもたちに多くの出会いの機会を作ってあげる。
それが、私の仕事だと思っています。

校長先生は、そんな風に話してくれた。
素敵な校長先生でした。

柳田小学校は、H13年二つの小学校が統合され
H14年さらに七つの小学校が統合されたとのこと。
石川県内最後の村立小学校だった。
H17年三月、市町村合併により、柳田村は、能登町となり
能登町立柳田小学校となった。
130名を超える児童数。
一番遠い子はバスも使って40分かけて通学する。

素敵な小学校だった・・・子どもたちの顔を、目を見ていればわかる。

あ~ほんとうに、地方の小学校廻りしながら、
生きていけたらどんなに素敵だろう。。。

そんな夢が叶う日まで・・・
身体と心をしっかり準備して、
表現に磨きをかけなければ・・・

夢を叶えるためにすることは結構、具体的で、現実的だ・・・
あきらめたら、夢は終わる。
さらに先の扉を開けるために・・・時間を過ごして行くとしましょう。

柳田小学校の時間が、そう思わせてくれました(^_^)v

柳田小学校のみなさん、ありがとう!!



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