CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

面白い試みだった。。。

2018-11-28 20:01:14 | 表現にからむ様々なこと
お客さまの感想をFBでアップさせていただいたが、
ブログでもご紹介しておきましょう。

まずは、私の恩師からのメッセージ。
『いやぁ、ショックなステージでした。これはもう歌でも演奏でも舞踏でもない。
まさに邦子の世界としか言いようがない、不思議な空間にすっかり引き込まれました。
次回が楽しみです。白楽にも行きたいです。』
「今日、来なかった人、損したよねぇ」と言いながら、興奮気味に帰っていった恩師。
わたしは、本当にシアワセモノ。
こんなに贅沢な生き方ってあるんだろうか。。。
そんなこと感じながら、朝、昨日の食べ残しのコッペパンを頬張った。

そして、午後、もう一人の方から・・・

『昨日のライブに立ちあえる機会に恵まれまして嬉かったです。
非常に贅沢な空間の中、4人のそれぞれの想いの
満ち足りた空気感が素晴らしかったです。』

それぞれ人は、自分の時間を歩んでいる。
その時間が、ある瞬間に交差する。
それは、その瞬間に消えゆく儚いものであり、
その瞬間に立ち会ったという事実が、
自分の時間に確かに刻まれる。
昨日、時間と空間を共有していただいた、
一緒に紡いでくださった人、それぞれに、なにかが刻まれたようだ。。。

イメージと段取りだけをそれぞれに伝える。

オープニングだけは、段取りを合わせる。
ミザンスや動きも、固定されたものではなく、だいたいこんな感じとの確認だけ。
それでも、それぞれが心得ているから、空気を作ることはできる。
速さ動き、止まる瞬間、どこに目線を送るか、
どちら側から向き直るか、こういった全てが、意識され、しかし、自然に行われる。
身体に、皮膚にその感覚は、染み付いている。

できる限り『素』で。
もちろん意識された『素』で。
そういう感覚を、私は、どこかに持ってあり続けた。

なかなか素敵な始まりだった・・・と、思う。
そして、ケミーさんのピアノ。
かごめかごめのイメージで。。。とお伝えしてあった。
最初の音で、空気が・・・
あぁ、なんて素敵なんだ!

私にとって、今回の企画は『たからもの』となった。
予定調和で安住することなく、その時起こる皮膚感覚で存在する。
そんなことも感じながら・・・

面白い試みだった・・・ことは、確かである。






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