ゼラニュームの花が、頑張っている。
このプランター、放っといたのに花が咲いている。
凄いな・・・なんとも強い花だこと。
蚊よけになる・・・とのことで、去年購入。
3ポット購入し、プランターに寄せ植え、
花の季節や、庭に出る季節は水もまいたが・・・
その後、水もやらずにいたので、当然、枯れた。
ところが、一株だけ生き残って花をつけている。
ライブの別の写真もいただいたので、明日、それはアップしましょう。
やっぱり、お相撲のこと書いておきましょう。
今日書かないと、きっと、もう書かないと思うから・・・
まずは、稀勢の里。
この写真は、若荒雄の断髪式のあとの不知火親方誕生のパーティーの席での一枚。
横になっていた写真・・・しっかり立ち上がりました!起きました!
験がいいので、アップしておきましょう!!
土俵上や控えの時には見せない顔です。
きっと稀勢の里はとても優しい子なのでしょう。
30歳近い大関を『子』と表現するのは、どうかとの声もあるかもしれないが
本当に、みんな可愛くて・・・我が子のようなのであります。
横綱に跳ね返された十三日目。
すこし固くなっていた・・・
緊張しないように、しないようにと思っていても、
そう思わなければならないほど、緊張していたのではないだろうか。
身体が動かなかった・・・完敗だ。
横綱白鵬の連勝記録を止めたのは、誰あろう稀勢の里だ。
横綱白鵬にとっても、よっし!との思いはあったはず。。。
インタビューで「勝ってくれてもいいと思っていたけど」と言っていたが、そんなことはない。
横綱も「負けるものか!」と思っていたはずだ。
この白鵬のインタビューからもわかるように、横綱の力は全盛期から比べたら確実に落ちてきている。
わざわざインタビューで余裕綽々ですみたいな態度は、全盛期なら見せない。
私はそう感じた。
それだけ、稀勢の里の力が確かなものになってきているということだ。
十四日目・・・横綱鶴竜に体を起こされ、一気に決められた。
この日の相撲は、全くダメだった。
十三日目の相撲は、負けたが、攻めていたしよかったと私は思う。
しかし、十四日目は、全くダメだった。
これが、稀勢の里の課題・・・心のコントロールである。
稀勢の里の相撲は、強い。
相撲らしい相撲だ。
だからこそ、綱をはってほしいと願う相撲ファンは多い。
自分を貫いて、自分を信じて、自分の相撲を取り切っていれば、必ずつかめる!
私は、そう思う。
千秋楽。
いい相撲が取れた。
来場所につながる相撲が取れた。
本当によかった・・・
さて、横綱白鵬のこと。
その強さのピークは、5年か6年前・・・かな。。。
どんなに体を維持しようとも、あれだけの真剣勝負をして身体に負担のかかる相撲。
絶対的な強さを、これだけ長い間保つことができることだけでも、横綱白鵬は凄い。
しかし、本当に強かったころの白鵬を観ている身としては、最近の白鵬の相撲は好きではない。
ふと、私は、思った。
若手の台頭・・・
横綱に迫る新しい力・・・
そして、自分の衰え・・・
絶対的に強かった自分を知ればこそ、
その衰えは、周りが感じるより、はるかに大きいもののはず。
そんな中で、横綱という地位で勝つこと。
そして、優勝すること。
そのために・・・張り差しやかちあげを立合いで多用する・・・
その賛否はあるだろう。私はもちろん否だ。
横綱たるもの、張り差しやかちあげで勝ちにいく・・・その姿は美しいとは言えない。
が、一方で、横綱として、勝つこと・・・それをし続けなければ、引退しかない地位。
とても私の想像では理解できないほどの地位なのかもしれない。
そう思うのだか・・・残念なことにやはり・・・
その張り差しやかちあげは、私に横綱が強さのピークを越えたことを感じさせる。
ピークは過ぎていても、やはりその強さは角界随一だ。
だからこそ、横綱の対戦相手への応援が大きくなる。
場内割れんばかりの歓声が、横綱白鵬を土俵上で完全アウェイ状態にしてしまう。
それこそが、横綱が強いことの証明に他ならない。
『強い』というのは、勝負の勝ち負けだけで見えてくるものではない。
それ以外の場所でもその強さが際立つことがある。
「勝ってくれてもいいと思っていたけど」
横綱白鵬が、絶対的な強さと自信があれば、決して出ない言葉であり
土俵で真っ向勝負している姿が美しいのに、勝ったあとのこの言葉は・・・
稀勢の里に対しても、そして、相撲ファンに対しても失礼な言葉だと思う。
いろんなことを考えさせられた春場所が終わった。
横綱白鵬が強いという印象が一番だろう。
そして、幕下や十両の取り組みがとにかく面白いということ。
立合いしっかり踏み込んで、張り差しやかちあげなどしない、
真っ向勝負が繰り広げられている十両幕下のほうが、面白いと私は感じた。
照ノ富士・・:怪我を治すこと。
これからまだ長い土俵人生。
今、大切にすべきことをしっかり、大切にして欲しいと思う。
身体もセンスも抜群なればこそ、焦ることはない。
しっかり怪我を治してほしい。
最後に・・・幕下優勝を逃した阿武咲。
まぁ、阿武咲らしいといえば、らしいのだが・・・(笑)
とにかく、場所中、付人としても頑張った阿武咲。
十両で話題となった子どもの頃からのライバル佐藤と来場所は十両であたるだろう。
切磋琢磨して強くなってほしいものだ。
仕事で阿武松部屋の千秋楽打ち上げパーティーには参加できなかったが、
怪我で休場中の子たちもみな、元気だったようだ。
自分と向き合い、相撲と向き合う・・・頑張れ!!と仕事をしながら、想いを馳せていた。
千秋楽が終わった・・・
いろいろなことを考えながらの、夏場所が幕を閉じた。