元小結 若荒雄断髪式 と あれこれ（*^_^*）

力士の数だけ、ドラマがある。

断髪式に立ち合うたびに、胸を打たれる。

それは、そこに『歴史』があるから。
それぞれの『歴史』それは語りつくせないドラマである。

元小結　若荒雄。
彼の優しさ、人柄を感じさせてくれる
心温まる断髪式だった。

「女性にもはさみを入れてほしい」
「会場にいらしてくださった方、全員に」
と・・・土俵正面に張り出した場所を設けてくれた。

おそらく目の不自由なご婦人だったのだろう。
呼び出しの方たちに、手を携えてもらいながら、若荒雄の元へ。
そして、はさみをいれて、そのご婦人が
「・・・親孝行だね」と声をかけると涙があふれる若荒雄。

そのご婦人の事、最初から最後まで心配そうに見つめていた若荒雄。
今にも席をたって若荒雄自身が手を引いて歩きたいような、そんな姿。
断髪されている最中なのに、今にも椅子から腰が浮きそうになって・・・
本当に優しい匡也くんです（*^_^*）

女性陣の最後は、若荒雄のおばあちゃんとお母さん。
一人一人、名前を呼ばれてから、向かうのに・・・
おばあちゃん、孫の晴れ姿に、恥ずかしかったのかなぁ・・・
名前を呼ばれる前に若荒雄の元へ。

若荒雄・・・おばあちゃんに「まだ呼ばれてないよ」と少し心配顔。

おばあちゃんは、断髪が
少しつらかったのかなぁ・・・
淋しかったのかなぁ・・・
恥ずかしかったのかなぁ・・・

とっとと、はさみをいれて、歩きはじめました。
司会の方が、あわてて、おばあちゃんをご紹介・・・

大事な大事なお孫さん・・・本当にりっぱな断髪式でしたね。
そしてお母さんが・・・はさみをいれました。
止めばさみは、土俵に戻って・・・

若荒雄！本当にお疲れ様でした！
不知火親方！これからもよろしくお願いします！

というわけで、たくさんある写真の中から、
厳選したけど・・・たくさんアップさせていただきます。
珍しく・・・自分もアップしちゃいますm(__)m


２０１５年１月３１日


準備が整いました。


邦子もはさみをいれました。


お母様・若荒雄の胸中を思うと、涙があふれました。


相撲界からも多くの方々が・・・
大関　稀勢の里関です。


元小結　豊真将（立田川親方）は背広姿。


さぁ・・・止めばさみ


親方登場










花束を受け取り言葉を交わす若荒雄。


元関取　大至さんの相撲甚句


親方のご挨拶、一番手のかかった子。
ここにこうしていられることが奇跡です。
みなさんのおかげです・・・と感謝を述べた。


若荒雄からも感謝が述べられた。
とにかく感謝しかないと・・・


そして、不知火襲名披露となりました。
整髪した不知火親方・・・かっこよかったぁ(^_^)v

というわけで、断髪式は無事に終わりましたが・・・
私には、楽しみにしていた事がありました。

元丹蔵・寺下さんと会えること。。。
１００キロを切った寺下さんは、痩せたなぁとみんなに声を掛けられていました。
名古屋で勉強中の彼は、以前と変わらず、その誠実さを感じる好青年！！
背の高～い、スマートになった丹蔵。。。
名古屋で見かけたら、声をかけてやってください。
勉強は、まだまだ続くようです。

それと、名古屋のこれまたＴさんに会えること。
ブログを通じて知り合った方で、お相撲大好きおじさん☆
おじさんなんて言ったら失礼ですね・・・なにしろ家人よりずっと若い(*^。^*)
ちょっと興奮してくだらない話をいっぱいしてしまった(^^ゞ

丹蔵パパが元気そうだったのも嬉しかったし、
能登町の方のなつかしいお顔を拝見できたし、

それに、若山に会えた。
とにかく、１０日目の相撲を直接、褒めてあげたかったので、会えて嬉しかった。
その若山がロビーで声を掛けられていたのも嬉しかった。
声をかけてくださっていた方は、『若山』の名前がわからなったらしく
「あ～若山って言うのね。覚えておくは、頑張って！」みたいなことを
言っていたような・・・
「そうなんです、聡です、よろしく！」と離れた所から念を送った(笑)

そんなこんなで、いろいろあったが、
断髪式の前に寄った中華料理屋さんも美味しかった。
その名は『香港楼』
私は『むしとりそば』をいただきました。
また、行きたいお店です（*^_^*）

親方、おかみさん、そして部屋のみなさん
素敵な断髪式になりましたね・・・
阿武松部屋らしい、
愛情いっぱいの断髪式だったと思います。

お疲れさまでした、そして、ありがとうございました！