週末は所用で出かけていたのですが、そちらの方は記事になりそうにないので・・。
それと、gooになってからやり方のわからなかった、you tubeの貼り付けができるようになったので、やってみました。
動画は日産がかつて販売していたローレルの、1974年2月のCMだそうです。
これはずっと前に書いたように、免許を取って最初に運転した車(親の車)でした。当時としてはやや派手な、マッスルカー的アメリカンスタイルだったので、改造されて'族'仕様になった車をよく見かけましたね。
なのですが、このCMのキャラクターが松本幸四郎(当時六代目市川染五郎)さんなところが実にいいですね。松本幸四郎さんは今でも、あれはメイクして老け役をやっているんじゃないかと思うくらい、この頃と変わりませんね・・。幸四郎さんはどちらかというと、日産よりは大ヒットしたトヨタのマーク2(80年代中頃)の印象がありますが、ローレルの宣伝にも出ていたようです。
CMでローレルはスキーキャリアをつけて、都市郊外の高速道路から冬の山岳道路を走り抜けます。ホテルの喫茶室でくつろいでいると、雪が降り始めている、という展開のようです。イメージとしては関越から碓氷峠の旧道を登り、軽井沢への道のりを想定しているのか、と思うけど、関越は当時川越あたりまでしか開通していなかったのですね・・。もちろん、上信越道が開通するのはずっと後の話。あの頃、東京から軽井沢に車で行くのは、相当の大旅行だったのでは。
これのミニカーでもあるといいのですが、ないのでプラモを買ってみました。
買ったのはずいぶん前だけど、手をつけることがなかなかできず・・。いつものことですが。
外部塗装は箱のイラストのように、グリーンメタリックにしようと思っていた。発売当時はこれがイメージカラーで、初期のCMとかもこの色の車が走っていた。
当時の見開きカタログに出てくる、グリーンのHTの後ろ姿など、見事な造形(まるで日米混血のハーフみたい・・)が映えている。
余談だが、この車のデビューの頃、後楽園球場へナイターを見に行ったとき、近くにこの色のローレルが止められているのを見た。街灯に照らし出されるボディの見事さと、なぜかとても深い角度に寝ているメーターパネルが、とても格好良かったのを覚えている。
ところが、これを再現できる、適当な塗料はないみたいだ。組み立て説明書には黄色+銀色となっているが、ほんとうかな?グリーンと言っても抹茶の様な色なので。いや、色の記憶はあっても、実際にはどれだけ覚えているのか、怪しいものだ。
結局、あっさりとあきらめて、自分の家の車の色であった、白にした。車の塗装って、難しいのでなるべくてきとうに。
大昔、プラモを作っていた頃は、塗装も重ね塗りと研磨を繰り返していましたが、その辺は本当に根性なくなりました・・。
今はまだ、塗っただけなので、またできたらお知らせします。
ムーミンハウスも、まだ宿題ですね。