うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

生き物たちとの闘い その2

2011年05月28日 | 動物 いきもの

ハクビシン: ハクビシンは台湾辺りから来た外来種で、大きさは猫ぐらい。鼻筋に白い模様がついているところから(白鼻芯)名前が来ているらしい。住宅地に多く出没するということは聞いていたが、まさか我が家にやってくるとは思わなかった・・。
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二階の窓から撮影したハクビシン。夜遅く、なにやら外が騒がしいので窓を開けたら、こんなやつらが歩き回っていた・・。

この頃庭には灌木がいくつか茂っていて、雑草も手入れしていなかった。彼らには居心地のいい家に見えたのだろう。この日は3~4匹いるのを確認した。
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 一見かわいらしいようでも、こんなのが家に押しかけてこられたのでは害獣というか、怪獣みたいなものだ。翌日区役所に電話して、捕獲用の檻を貸してもらった。バナナをえさに仕掛けておいたら、すぐに捕まり、区の人に引き渡した。その後灌木は皆切ってしまい、雑草もきれいにした。

 これで話が終われば良かったのだが、その後数週間、今度は天井裏に入られてしまう。夜寝ているとドシンドシンとものすごい音がする。天井をモップなどでつついてやるとおとなしくなるが、少しするとまた動き出す。

 駆除業者に電話して見てもらった。縁の下の通風口の格子が壊れていて、ここから進入するのだろうという。本格的な駆除にはお金がかかるから、ここをふさいで様子を見ましょうといわれた。良心的な業者だ。果たしてハクビシンの侵入は止まった。これでようやく安心できると思ったのだが・・・。

蚤: ハクビシン騒ぎの少し後、旅行に行った。旅先でなぜかやたらと足が痛痒い気がして、ズボンをめくってみたら、10カ所ぐらい発疹が出ている。知人は帯状疱疹じゃないかといい、とりあえず塗り薬を買った。これはえらいことになったとおもったら・・

戻って皮膚科に見てもらったら、医者が猫でも飼っているのか?という。この発疹は蚤にかまれた跡なのだそうだ。・・思い当たるのはハクビシンだ。奴らが蚤を持ってきてしまったのだ。

それからが大変だった。あれ、手に何かついてるかな、と思った瞬間、ぴょんっと黒いものが飛び跳ねる。このときはもう手遅れで、直後には何も感じないが、30分か1時間ぐらいすると真っ赤に腫れて、強烈な痒み、または痛みを感じるようになる。椅子に座っているとすぐに、脛のあたりに何匹かくっついている。一時は体中が真っ赤になり、気分が悪くなったほどだ。家で食事もできなかった。

バルサンとか、各種スプレー、粉末などで駆除を試みたが、一番効果があったのは、紙に薬を浸した駆除シートだ。コップにお酒と中性洗剤を入れたものも効いた。置いておくと蚤が飛び込んでおぼれ死ぬ。かれこれ2ヶ月以上は蚤退治に忙殺された。ようやく安心できるようになったのは、寒くなり暖房が必要になった頃だった。

コメント
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