夕やけ小やけの里のある上恩方町は、童謡「夕焼小焼」の発祥の場所と言われています。童謡の作詞者の中村雨紅が宮尾神社の宮司の三男として生まれたことからそのように伝えられていますが、実際は特定の場所ではなく、皆さんの故郷を思ってもらえればと中村さんは語っていたそうです。昨日、その宮尾神社を久しぶりに訪れてみることにしました。以前に訪れたのは子供の時なので、50年近く前になります。
夕やけ子やけふれあいの里で見かけた看板。これも童謡から連想されるイメージなのです。
北浅川ではアブラチャンが咲き始めています
あれ? 園地閉鎖? よくわかりませんが、神社閉鎖とは書かれていないので登ってみます。
ありました。宮尾神社の入口です。
この神社は元暦年間(1184~1185年)創建と伝えられているそうです。住吉神社琴平神社合社の別称が宮尾神社です。神社のある山が宮尾山のようです。だから宮尾神社?
鳥居の扁額の赤い文字が目立ちます
階段上の左手に神楽殿? 朽ち果てています。
正面に荘厳な拝殿
さらに階段を上ります。向かって左手が阿形の狛犬。口が開いています。
向かって右手は吽形の狛犬。口を閉じています。
阿形の狛犬の裏手に夕焼小焼の歌碑があります。昭和31年に建立されたそうです。
手水舎です
正面の拝殿
お参りついでに中をのぞいてみました
拝殿の裏手
右手奥から本殿を見上げます
もともとの本殿は木の柵で覆われて保存されているようです
帰りに陣馬街道を少し下った場所の左手に中村雨紅の墓がありました。車を停められないので、立ち寄らずにちらっと横目で見ながら通過しました。