ウリパパの日記

自由気ままに・・・

日光白根山に登る(2) 2016.6.4

2016-06-05 15:49:04 | 山登り
ロープウエイを降りてから2時間足らずで白根山山頂に到着。移動性高気圧の後面に入って南東の風が吹き始めた影響で、男体山方面には積雲が湧いてきました。南関東方面は逆光で霞んでしまい眺望が得られませんが、西~北側には上越国境から新潟県、福島県の山並みが広がっています。


まずは南西側の山並みです。山頂に着いた頃にはかなり霞んでしまったため、ロープウエイを降りた10時頃の浅間山の眺望です。浅間山(2568m)から黒斑山(2404m)、篭ノ登山(2232m)、湯ノ丸山(2101m)にかけての山なみを肉眼でもはっきりと確認することができました。


浅間山の北には、四阿山(2354m)、本白根山(2171m)、草津白根山(2160m)、横手山(2307m)と続きます。


続いて日光白根山山頂からの眺望を紹介します。西から北西側にかけての全景です。武尊山から至仏山にかけての山並みの背後に上信越国境から新潟県方面の山々を遠望します。梅雨入り前の青空に刷毛で描いたような巻雲も印象的でした。


武尊山の左奥には仙ノ倉岳から谷川岳、朝日岳(1945m)の稜線、更にその奥には苗場山がうっすら見えています。


苗場山方面を250mmレンズでさらにズームすると上信越国境の山々の重なりがわかってきます。手前に標高2158mの武尊山、武尊山の奥には仙ノ倉山(2026m)、万太郎山(1954m)を経て谷川岳(1977m)と続き、その右には一ノ倉岳(1974m)と茂倉岳(1978m)が重なって見えます。奥に見えるひときわ高いピークが苗場山(2145m)でその右には神楽ヶ峰(2030m)へ続く峰々。苗場山の稜線と手前の仙ノ倉山が重なる左奥には更に遠くの山が見えています。烏甲山(2038m)あたりでしょうか。


続いて北西側に目を移します。間近にひときわ高くそびえるのが至仏山(2228m)、その稜線の左側のピークを同行した方がしきりに気にしていましたが、調べたところ標高2057mの笠が岳でした。笠が岳の奥は柄沢山(1900m)、巻機山(1967m)、牛ヶ岳(1962m)と南北に続く群馬・新潟県境の山並みが見えています。


至仏山の右には小沢山(1946m)、下津川山(1948m)のピーク、さらに本谷山、越後沢山(1861m)と続きます。その右奥に見えるピークは八海山(入道岳:1778m)、写真右端は雄大な平ヶ岳(2141m)、その左奥に中ノ岳(2085m)、右奥には越後駒ヶ岳(2003m)が見えています。八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳は越後3山と呼ばれています。さすがに新潟県の山は残雪が目立ちますね。


中ノ岳、平ヶ岳、越後駒ヶ岳の右に荒沢岳(1969m)、そして右手前にひときわ高い燧ケ岳(2356m)がそびえます。


燧ケ岳から会津駒ヶ岳方面を遠望します。眼下には丸沼と菅沼。絶景ですね。燧ケ岳と会津駒ヶ岳の間には奥只見方面の山々が見えています。左側が守衛山(1537m)、右側が浅草岳(1585m)でどちらも只見線の北側にそびえる山々です。


燧ケ岳をズーム。右肩奥には毛猛山(1517m)、さらに右奥に守門岳と続きます。


続いて会津駒ヶ岳(2133m)をズーム。平らな山頂が特徴的です。その左奥にうっすら見えるのは浅草岳よりさらに北にある矢筈岳(1258m)方面でしょうか。駒ヶ岳の右奥に見えるのはどのあたりの山並みでしょうか。地図を調べると飯豊方面にたどりついてしまい、そこまで遠望できるほどの気象条件ではありません。


更に東側の空を望遠レンズで丹念に観察していくと、遠くに山のシルエットを確認しました。この写真はコントラストを少し強調させてみました。写真中央の奥にうっすらと見えるのは安達太良山(1700m)方面です。写真左にはうっすうらと磐梯山(1816m)の姿も確認できます
・・・この方面の眺望は秋から冬にかけての季節でないと厳しいです。

(6/11追記)
うっすら見えるのは磐梯山ではなく小野岳(1383m)であることがわかりました。訂正します。那須連山がうっすらと見える状態なのに、更に50kmも遠くにある磐梯山が見えるはずありませんね。地図で再確認しました。小野岳の右手前に見えるピークは荒海山(1581m)、写真中央のピークは二岐山(1544m)です。


続いて日光から那須方面の山並みです。朝は快晴だった日光連山に雲がかかってきました。


ズームすると、雲の下に那須連山がうっすら。写真中央に茶臼岳(1915m)や三本槍岳(1917m)のピークを微かに確認できます。


太郎山(2368m)、帝釈山(2455m)、女峰山(2453m)、大真名子山(2376m)から男体山(2486m)にかけての日光連山です。


男体山の南側に中禅寺湖。


最後に標高2486mの男体山をズーム。いつかは登ってみたい山の一つです。

南西から時計回りに東側まで遠望の山々を紹介してきました。数多くの日本百名山を見ることができました。紹介した山には標高を記入しましたが、どの山も関東地方最高峰の日光白根山(標高2578m)よりも低く、見上げる山は一つもありません。東北地方最高峰の燧ケ岳も間近に見ることができて山頂からの展望に大満足です。

もっと条件が良ければ富士山や南アルプス、中央アルプス、北アルプス、妙高、飯豊連峰、吾妻連峰を見渡すことができるようです。

山頂の展望を楽しんだ後、昼食休憩をとり、弥陀ヶ池へ向けて下山します(続く)

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