ウリパパの日記

自由気ままに・・・

八溝山のカタクリ 2017.4.28

2017-04-29 21:39:26 | 自然
昨日朝、茨城、福島、栃木の三県にまたがる八溝山へ上ってきました。一昨年秋に山頂から富士山を見て以来、久しぶりです。山頂まで車で登ることができ、友部のアパートから2時間足らずで到着します。昨日の目的は富士山ではなく山頂近くに咲くカタクリの花です。


朝7時30分に山頂の展望台に到着。春霞のため遠望は今一つですが、西側には那須から日光にかけて山並みを見渡すことができました。福島県方面の山々は雲と霞の中でした。


残雪の那須連山。茶臼岳や三本槍岳がはっきり見えています。


大佐飛山から続く稜線の先に荒海山、その左に会津駒ヶ岳が白銀に輝いています。


さらにその南には、田代山、帝釈山と続き、その左奥には燧ケ岳の山頂(双峰)が姿を現しています。


日光連山です。正面の最高峰は日光白根山。その前面に太郎山、女峰山、大真名子山と続き、男体山に至ります。

南から東にかけては低い雲が広がり遠望はなく、筑波山も見ることができません。眺望はこれくらいにしてカタクリの花を探しにいきます。八溝山頂にはふれあいの森遊歩道が整備されていて、一周4~5時間でめぐることができるそうです。昨日は時間がないので遊歩道2を往復することにしたのですが、単身赴任先のアパートにはプリンタがないためネット情報を頭に叩き込んでのスタートでした。これが大きな間違いでした。往復ともに道に迷ってしまいました(汗)


まずは林道を歩き遊歩道の入口を探しますが見つかりません。駐車中の車を見つけて周囲を探したところようやく入口を発見。遊歩道とは名ばかりで、クマザサの中、踏み跡を頼りに下っていきます。。


足元にはところどころ、目的にカタクリの花が咲いています。八溝山のカタクリの花はとても大きくて驚きました。

そのうち踏み跡もなくなり、どこが遊歩道だか分からなくなってきました。沢に出るはずなのでクマザサの中を下っていくと、ようやく沢の源流を発見。沢沿いに下ることにしました。遊歩道らしきものは見当たりませんが咲き始めたニリンソウが群生しているので、草花を踏まないように配慮しながら下ってきます。


ピンク色のニリンソウの蕾です。高尾のニリンソウに比べて花のサイズは大きい印象です。


エンレイソウが沢山咲いています。

そうこうするうちに足の踏み場がなくなったため崖を上ります。そして再び下ると2筋の沢の合流地点に差し掛かります。そこから際は遊歩道らしき小道が川沿いに続きます。


ケマンソウです。


日当たりの良いところではキクザキイチゲが咲いています。

暫く歩くと林道の終点に出ました。ここが遊歩道の終点となるため折り返します。


先ほど通った2筋の沢の合流地点から山を登ると、カタクリの群生地が現れます。日が当たり花が開きはじめてきました。


八溝山のカタクリはサイズが大きいです。


カタクリの花を十分に楽しんでから再び沢の合流地点に下り、そこから先ほどとは別の北側の沢沿いに上っていきます。これが2つ目の間違いでした。何も案内板がないため下調べをせずに訪れるのは大変危険です。沢を上るにつれて足の踏み場がなくなり、最後はにカタクリの花が点在する山の急斜面を上るはめに。足元は滑るし、一つ間違うと滑落しそうな急坂となり、尾根道にたどり着くまで緊張の連続でした。

帰宅後に調べたところ、カタクリの群生地をそのまま上るとイワウチワの群生地が現れ、さらにクマザサ中を進めば最初に下り始めた地点に辿りつくはずでした。おかげでイワウチワの花を見ることができずに残念・・・


帰りに立ち寄った矢祭山公園の新緑です。


こちらは沓掛(くつかけ)峠の山桜。


帰りに国道118号から見た山桜。どう見ても”大”の字に植栽されているみたいでした。

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