今年もNHK音楽祭が開幕しました。ミラノ・スカラ座の「レクイエム」を聴きに夕方からNHKホールへ行ってきました。
スカラ座のレクイエムといえば、第1回(1981年)の来日公演時にTV放映され、ブラウン管を通して合唱団の素晴らしさに圧倒され衝撃をうけた記憶が鮮明に残っています(指揮はアバド)。それから約30年、念願であったスカラ座のレクイエムを生演奏で聴くことができました。
本日登場したスカラ座合唱団は総勢105人。舞台に5列に並ぶとそれだけで迫力を感じます。オーケストラと奏でる躍動感と力強さもさる事ながら、アカペラのハーモニーが素晴らしい。特にアニュス・デイや最後のリベラ・メは、金縛り状態のまま別世界に誘い込まれていきそう。うーん、さすが世界NO1の合唱団です。
ソリストではバルバラ・フリットリが圧倒的に良かった。透明感溢れる高音にうっとりです。バスのルネ・パーペは低音をしっかり支えていましたが、ややセーブ気味。ワーグナーで見せるような威圧感は無かったな・・・フりットリとは対照的に譜面を追っていたので、レクイエムはあまり経験無いのかもしれません。あるいはドン・カルロ公演のフィリッポ二世を5回共歌うようなので、体力温存しているかも。テノールのヨハン・ポータ、そして急遽代役で呼ばれたメゾソプラノのエカテリーナ・グバノワも良かったですよ。
バレンボイムはバリバリのワーグナー指揮者なので、どのようにヴェルディーの音楽を奏でるのか楽しみにしていましたが、あまり違和感ありませんでした。オーケストラのミラノ・スカラ座管弦楽団のほうは・・・超一流ではありませんね。
音楽祭2009のテーマは、”オーケストラが奏でる故郷の名曲”ですが、今日に限れば主役は合唱団とソリストでした。
ところで開演前に音楽評論家の奥田佳道さんのプレトークが15分ほどありました。スカラ座は今まで35ヶ国、655回もの海外公演を行い、7月にはイスラエルのテルアビブでレクイエムとアイーダの公演を行ったそうです。
スカラ座のレクイエムといえば、第1回(1981年)の来日公演時にTV放映され、ブラウン管を通して合唱団の素晴らしさに圧倒され衝撃をうけた記憶が鮮明に残っています(指揮はアバド)。それから約30年、念願であったスカラ座のレクイエムを生演奏で聴くことができました。
本日登場したスカラ座合唱団は総勢105人。舞台に5列に並ぶとそれだけで迫力を感じます。オーケストラと奏でる躍動感と力強さもさる事ながら、アカペラのハーモニーが素晴らしい。特にアニュス・デイや最後のリベラ・メは、金縛り状態のまま別世界に誘い込まれていきそう。うーん、さすが世界NO1の合唱団です。
ソリストではバルバラ・フリットリが圧倒的に良かった。透明感溢れる高音にうっとりです。バスのルネ・パーペは低音をしっかり支えていましたが、ややセーブ気味。ワーグナーで見せるような威圧感は無かったな・・・フりットリとは対照的に譜面を追っていたので、レクイエムはあまり経験無いのかもしれません。あるいはドン・カルロ公演のフィリッポ二世を5回共歌うようなので、体力温存しているかも。テノールのヨハン・ポータ、そして急遽代役で呼ばれたメゾソプラノのエカテリーナ・グバノワも良かったですよ。
バレンボイムはバリバリのワーグナー指揮者なので、どのようにヴェルディーの音楽を奏でるのか楽しみにしていましたが、あまり違和感ありませんでした。オーケストラのミラノ・スカラ座管弦楽団のほうは・・・超一流ではありませんね。
音楽祭2009のテーマは、”オーケストラが奏でる故郷の名曲”ですが、今日に限れば主役は合唱団とソリストでした。
ところで開演前に音楽評論家の奥田佳道さんのプレトークが15分ほどありました。スカラ座は今まで35ヶ国、655回もの海外公演を行い、7月にはイスラエルのテルアビブでレクイエムとアイーダの公演を行ったそうです。