「恋するベーカリー」

メリル・ストリープがまたまた主演するということで
気になっていた映画「恋するベーカリー」を観に～。

監督は、『ホリデイ』や『恋愛適齢期』などを
手掛けてきたナンシー・マイヤーズ。

ストーリーは・・・
ジェーン（メリル・ストリープ）は、
立派に3人の子供を育て上げた母親で、
N.Y.タイムズ紙で全米No.1の評価を獲得した
パン・オ・ショコラが大人気のベーカリーを経営する実業家。
10年前に子供たちの父親でもある敏腕弁護士の
ジェイク（アレック・ボールドウィン）と別れ、
シングルライフを子供たちや友人たちと謳歌していた。
でも、彼女は何か心満たされない日々を送っている。
春さしかかるある日、
N.Y.の息子の大学卒業式に出席するためホテルに滞在することに。
その晩、ホテルのバー・カウンターで運命のいたずらが。
カウンターの先にはなんとジェイクの姿があったのだ。
ふたりは、久々の純真なディナーを楽しんでいるつもりだったが、
思わぬ出来事に発展してしまう…。

軽い感じの邦題と、パンいっぱい映像によって
ラブコメを想像していたら、全然違った！

原題「It's Complicated＝込み入った／理解しにくい」
の通り、元夫婦同士の不倫がテーマで
複雑な心境を扱ったもの。

そのあたりをメリル・ストリープはさすがの演技力だったし
アレック・ボールドウィンは、あのダンディな見た目と違って
とてもコミカルな演技だったりして面白いところも多い。

でも下ネタ満載で、それをあけっぴろげに語る
アメリカ的感覚にちょっと引き気味・・・な部分も・・
（日本でのR15+指定の意味が分かった）

私的には、長女の婚約者役がとても性格の良い人で
こんな人が旦那さんだといいだろうなぁ～と思った。