ぎんいろのサカナ

最近の父の趣味は釣り。家の近くを流れる本庄川（大淀川の支流）で早朝、お友達と釣り糸を垂れています。ここには海の魚も上がってくるので、コイやフナにまじってスズキやチヌも釣れるようです。
私は生臭いのが苦手なので魚はあまり食べないのですがスズキやチヌはおいしい！白身のあっさりした甘みがあり、塩焼き、ムニエル、あら煮などどんな調理法でも美味なのでございます。
今日食べる分だけ持って帰って、残りはリリースしてくる父と友人・・・イヌイットみたいです。
写真はチヌ。銀色の背びれやうろこが光ってとてもキレイ。味はまさに鯛です。

台風一過

昨年に引き続き大きな被害をもたらした台風１３号が去り、今日は久しぶりに秋晴れとなりました。
皆さんの住むところは大丈夫でしたか？我が家は申し訳ないくらいなんともなく、ガラス窓が汚れて緑色になったくらい。朝から窓拭きで腕の筋肉を鍛えました！
青空を見るのも久しぶり。風も涼しくて心地よく、どこかドライブにでも行きたい気分です。例えばえびの高原。池めぐりなんていいですね　２年前の今ごろ、美容師をしているお友達HANAちゃんと韓国岳に登ったのを思い出します。しんどかったけど、頂上は気持ちよくてお弁当がおいしかったなぁ

写真は庭の一角で咲き誇っている千日紅。ほかにも草花がたくさん咲き、そのあいだでコオロギたちが秋の唄を大合唱しています。

田舎のうまいもん

むかごがたくさん取れました。
むかごって何？と思ったあなた！都会の人なのね・・・
自然薯や山芋のつるにできるイモの子供みたいなもので、大きさは１センチくらい。味はもちろん、山芋ですが粘りがありません。
むかごごはんなんて、おいしそう
この季節になると食べ物ネタばかりになってしまいます。特にうちみたいな田舎（宮崎市なんですけどね～）は珍しいものが取れたり、ご近所さんと物々交換があったりで、スーパーに１週間行かないことがざらにあります。飢え知らずですね～

農家の嫁かっ！？

もう肌寒くなりましたね。宮崎なのに。例年９月は夏、１０月の上旬に秋が来るという予定で衣替えをしていたのに、そろそろ長袖を出さなければいけないでしょうか・・・。台風のせいかな？

今日は農作業をしました！小学生以来です。長袖シャツにジーンズ、長靴、帽子、首に手ぬぐいのいでたちでさっそうと軽トラックに乗り込む私。案外似合う（むふ）
人手が足りなくて手伝いだったのですが、ん～、さすが現代の農業。機械が大活躍で、私の役目は機械のスイッチを押すとか片づけをするといった程度でした。私には農業はとても無理ですが、田んぼの真ん中に立って青々とした稲に囲まれると気持ちがいいものですね！

そういえば仕事で、宮崎県内に転勤で来ている大手企業の支社長・支店長を連れて田植え体験をしたことがあります。皆さん都会の方なので、北郷町の山に囲まれた田園地帯での田植えやさのぼり（打ち上げみたいな。地域の人たちとおにぎりや山菜、川魚を食べた）に大喜びだったなあ。

農家の皆さん、おいしいお米や野菜をありがとう謝謝

自宅に戻り、汚れついでにうちのワンちゃん２匹を洗い、さらに車も洗ったのでした。日曜あたり台風が来るかもしれないのに～

遠藤周作ファン

以前、どんな作家が好きか尋ねられ、遠藤周作と答えると、「高校生みたいだね」とくすっと笑われたことがあります。確かに、彼の代表作「沈黙」は教科書に載っているし、夏休みの課題図書にされそうな純文学作家です。
でも私は声を大にして言いたい。「そこらのお笑い芸人よりもおもしろい！どんな解説者よりも鋭い！」
彼には遠藤周作とは別に、「狐狸庵（こりあん）」という顔があります。狐狸庵はいたずら好きで好奇心が旺盛。彼の周りで起きた（というより彼が巻き起こした）さまざまな事件やエピソードがエッセイとしてまとめられています。
電車や飛行機の中で読むと思わず吹き出してしまって周りにじろじろ見られて恥ずかしかったことなど、数えられないほど。数年前、まだ読書があまり好きではなかった弟が大笑いしながら夢中になって読んでいたくらいです。
はちゃめちゃなエピソードの中にも、社会では常識だとか時代の流れだとか思われることに対して鋭い指摘や違う角度から見た問題提起もあって、どきっとさせられることもしばしば。また、「老い」や「死」をテーマにしたエッセイは年配の人にぜひ読んでほしい内容です。
偉ぶることなく、かわいらしささえ感じられる人柄で「会って話をしてみたかった」と強く思います。亡くなったとき、かなりの衝撃を受けたことが鮮明に思い出されます。
何冊もある著書は私の本棚の中央にでんと並び、この１０数年、何度も何度も読み返してきました。「読書の秋」を機会に、周りの人たちにも手にとってもらえたら、と思っています。

イタリア人の働き方

イタリアと聞いてみなさん何を思い浮かべますか？パスタやピザ？ファッション？陽気な人々？世界遺産？いつの時代も人気の旅行地ですよね。
国民全員が社長の国―そんなこと信じられますか？イタリア人は職人気質。革製品や毛皮、自動車など世界に名だたる一流ブランドがありますが、もとはファミリー企業。人口５７００万人で法人登録が２０００万社なのです！
私の愛読書のひとつ「イタリア人の働き方～国民全員が社長の国～」（内田洋子　シルヴィオ・ピエールサンティ著　光文社新書　７７７円）。生きるため、人生を楽しむために働くイタリア人の起業術を紹介した1冊です。逆のタイプが多い日本人に仕事とは何かを考えさせてくれます。
紹介されているのは社会的にも恵まれず、一人で起業し、実績を作り、世界に名を知られるようになった15人。例えば世界のＶＩＰがこぞって訪れる靴磨き（しかも女性）、自転車界のフェラーリと呼ばれる自転車作りの名人、幻の生ハムメーカー、フィアット社の女性エンジニア、スクープ連発のパパラッツィなどなど。
国家としてはいまいちなイタリアがどうしてこんなに世界を魅了する独創性を持っているのかというギモンに答えるカギがみつかります。娯楽で読むもよし。仕事を見つめなおすにもよし。私はこの内容の宮崎版みたいなものをいつか書けるといいなぁと思っています。

秋の味覚

阿蘇の産山（うぶやま）村から、栗がたくさん届きました！
産山村は阿蘇の中でもかなり山奥で、小さな集落がひっそりとあります。ここで両親のお友達が扇形の棚田「扇田」を守りながら山の生活を楽しんでいます。
季節ごとにワラビやゼンマイ、扇田の米など珍しい食べ物を送ってくれ、いつもそのおいしさに感動標高が高いので、もうすっかり秋がやってきているようです。
宮崎も朝晩は涼しくなりました。虫の声に聞き入りつつ、栗の渋皮煮に舌鼓を打つ我が家なのでした。

ひらめの平皿

陶芸教室は宮崎市長嶺という、静かで杉林に囲まれた地区にこぢんまりとあります。月曜の午後は先生と、Ｓさん（以前ブログで紹介した８２歳のおばあちゃん）と私の3人で和気あいあいと作陶しています。先日、お友達が体験に来てすっかり陶芸に魅せられ、来月から仲間入りすることになりました。ますます楽しみです。
陶芸をしながらおしゃべりをしたり、おいしいコーヒーを飲んだり、珍しいお菓子を食べたり。みんな趣味が多くて仕事もさまざま。話題が尽きることはありません。本当に心地よい刺激があるひとときです。
Ｓさんは今日、雑誌の切り抜きに見入っていました。そこには女優の水谷八重子さんが作った陶器が写っていました。「このひらめの平皿を作りたいんです」と型紙も用意してきたＳさん。４０センチ四方の大きなたたら板をビシバシたたきながら、３枚も作っていました。「明日は筋肉痛かも～」と笑いながら。相変わらず元気でかわいらしい人なのです。
私も味のある、すてきな器を作りたいな～

バラペイントの繻子の帯

フリーマーケット、盛況のうちに終了しました。来てくださったみなさん、ありがとうございました。今回、私たちの出品物でいちばん目を引いたのは、ずばり「前立腺肥大模型」でした！あまりのリアルな模型に老いも若きも、ギャルもヤンキーもよっぱらいのおっちゃんも釘付けでした。見逃した皆さん、次回はぜひご来場ください

フリーマーケットで私が購入したものは繻子の帯です。バラのペイントが施された光沢のあるこの帯、８００円という安さでした！インターネットオークションで同じようなものを見ましたが、高かった～。よい買い物でした。

フナムシに襲われる

久々に日南市・鵜戸神宮を訪れました。ざぁっと雨が降ったかと思えばかんかん照りになるという、蒸し暑い天気でしたが、参拝中はかろうじて曇り。観光客もちらほらといったところでした。
そう、観光客よりもたくさんいるもの・・・それはフナムシですあれほどまでに大量に参道を走りまわっているのを初めて目にし、驚愕しました。小さいのはなんだかゴキブリに、大きいのはムカデに見えてくるんだもの
なんとか心を落ち着かせて静かに参拝し、例のごとく運玉を放り（入りましたよ、もちろん）、フナムシをよけて歩きながら目に入ったものは「記帳所」。紀子さまご出産と親王さまご誕生をお祝いするための帳面は、東京など遠方からの観光客も含めたくさんの名前で埋まっていました。こういう記帳の機会は初めてだったので、私も筆をとりました。あやかりたいものです

さて、明日10日はフリーマーケットが開催されます。おまさと二人で出店しますので、よかったらひやかしにでも来てくださいね！スポーツグッズあり、和服・洋服あり、手づくり雑貨あり、手芸用品ありの盛りだくさんの出店です。

ところ　　シーガイア・オーシャンドーム立体駐車場２F
時　間　　１０：００～１５：００