BUONA GIORNATA!

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まとめ(9)~ヨーガ・スートラ5

2012年06月12日 | 
庭のプラムに実がなりました。



20個ほど穫って、浴室の工事をしてくださっている職人のみなさん&家族でいただきましたよ。
甘酸っぱい、野性的な味がしました。
(お店に出ているプラムはもっと甘みや香りが強いです)

え?気付いてます?
そうです、うちには食べられる実をつける植物がたくさん植わっているのです。

全体の50%以上、自給自足です。

スーパーに行かなくても、庭に出れば野菜や果物はあるのです。
この季節、ほぼ毎日食べているのはカボチャ、インゲン豆、トマト、じゃがいも。
穫れたてはおいしい!ぜいたくですよね!

実のなるものを育てるのが好きな両親のおかげです~。

Memo 9
《「ヨーガ・スートラ」第2章 達成の手段》
 (1)ヨーガの8実修法 のつづき


  呼吸の調整

  呼吸の調整(プラーナヤーマ)とは、
  坐法が達成されたところで、吸気と呼気の流れを意識的に断ち切ること。
  呼吸の規則正しい運動を中止すること。
  ※坐法と同じく、治療法的な効果を及ぼす。

  止めていた呼吸を吐き出すのが「レーチャカ」
  空気を吸い込むのが「プーラカ」
  呼吸を停止するのが「クンバカ」と呼ばれている。

  ※「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」によると、
   一つの鼻孔のみによる呼気を「レーチャカ」
   左の鼻孔のみによる吸気を「プーラカ」
   右手で鼻孔と口をふさぎ呼吸を制するのが「クンバカ」とされている。

  呼吸を調整することにより、業(カルマ)が滅びる。
  また、心の集中に適した状態になる。


  感官の抑制

   心が抑制されると、感覚器官が抑制される。
   その実修から、もろもろの感覚器官の完全な柔軟性が生まれる(内面的な意識を体得する)。
   ex:呼吸の調整が静かに長く続くようになると、
     修行者の目や耳などの外的器官が制御されて従順となる。

  

☆春秋社 中村元選集第24巻「ヨーガとサーンキヤの思想」より



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