海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

県産材使用が会計実施検査で指摘を受けた。

2012年06月28日 08時00分20秒 | 土木関連
ちょっと刺激的なテーマだろうか!

ある県での話である。(宮崎県ではないことを書いておかないと)

詳しい話は避けるが、ある県がある県産材を使用した事業で「設計の想定が不適切」と平成20年度の会計検査で指摘を受けたそうだ。

ここで普通なら、震え上がってしまうのだが…。

この県は、設計想定が、データ不足という認識に立ち、次年度に有識者を交えた設計指針検討委員会を立ち上げ、実証実験の結果を検証し、独自の設計指針作成に向けて動き出したのだ。

すごいことだと感心した。

しかも、実証実験データを公開する手法をとっている。

まさしく、会計検査が真に生きるやり方だ。

通常であれば、会計検査で指摘を受ければ、大変なことになるのだが・・・(あえて書かない)

今回出来た設計指針は、国産材の需要拡大に大いに役に立つだろう。指針だけでなく、このやり方、手法だ。



古い話で申し訳ないのだが、萩本欽一氏が野球チームを設立した時に「人気の低迷している野球のために裾野を広げたい」と話していました。野球の試合だけでなく、笑いのあるパフォーマンスを繰り広げていました。

それを聞いた元プロ野球選手は、「自分の育った野球界のために私も少年野球教室を行っています」と言いました。

萩本氏は、すかさず、それは「底上げ」。

多くの林業・木材業の方、行政を含めて、底上げではなく、裾野を広げる事業に目を向けてもらいたい。





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