海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

エクステリアウッド講習会1

2009年03月11日 07時41分57秒 | 弥良来杉
木製品を屋外に設置することは、かなり、勇気のいることだ。

どうしても腐るという現象が起こるからで、とんでもない問題に発展する。

では、どのように対応すれば良いのか簡単なポイントをこのブログで解説しよう。

1.水はけを良くする。

簡単なことだが、実は、木製品を屋外で置くとすぐに忘れてしまう。勾配をつけたり、接地面から離すこと、雨水に濡れてもすぐに乾くような工夫が必要です。特に「立て使い」の場合水はけを良くすると同時に元口と末口を間違えないことも大切です。これも、水はけを良くすることにつながります。
釘やビスを打つ場合も「脳天打ち」と呼ばれる打ち方はできるだけ避けたいところです。施工は簡単ですが、そのところから、水が入り腐れを呼び込みます。よく穴を開けて、木栓を打つ工法も見かけます。見た目には良いのですが、将来、木栓が外れると間違いなくそこから鎖が始まります。水を溜める池を作っているようなもので、あまり感心しません。

アメリカのシンプソン金物にデッキタイと呼ばれる金物があります。ウッドデッキの表面の床に釘やビスを打たないで、床を止める金具です。このように施工を簡単にする金物もありますのでお勧めです。床材と床材の間に金物が入り、隙間を作ります、これが水はけ口になりますし、ハイヒールが挟まらない丁度良い隙間が確保できます。

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