海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

東京イベント 木と暮らしのふれあい展 市場テスト

2007年10月08日 10時15分03秒 | 日向木の芽会
東京に「木と暮らしのふれあい展」に参加してきた。

今年で、3回目だ。このベントに参加する目的のひとつに「新製品開発のための市場テスト」がある。

木青会で需要開拓の委員会を開催している。今年の新製品開発は、3cmのサイコロを商品開発するということだ。

ワークショップ形式で進めてきた。3cmのサイコロが幾らで売れるだろうかということだ。

みんなで進めたモノでできたのが、「杉のパズル」だ。

私のアイデアは、「杉のプライベートキューブ」だった。

東京のイベントは、新しい商品開発の試験をするにはもってこいの場ではある。

地元でやるとどうしても知り合いや慣れが生じてデータが上手くいかないのだ。

委員会メンバーの多くが、支持したパズルは、今流行のそのまんま知事のイラスト入りだ。宮崎県民が考える史上最強のツールだろう。

結果は、¥900の売り上げだった。甘い予感はみごとにはずれた。

焼印代もでない。(笑い)(焼印製作代は80000円位)

これでは、杉キューブの値段もでない。最後は、無料配布にした。別にこれで儲けようとしているわけではない。宮崎の杉をPRできれば良いのだから、パンフレットを手にとってもらえれば、良いのだから…。

杉キューブのパズルは100個。一組9個だから、900個使ったことになる。1個10円として90円。90円の杉を付けてパンフレット100枚配った計算ができる。

でもワークショップをするとどうしてもパズルが多くなる。そこでパズルを商品に入れた。途中で「そのまんま一棟」の企画が具体化し、後でも使えるような工夫をして「知事のイラスト」と「宮崎の杉」という焼印を追加した。

事前のモニター調査では、300円が妥当とでた。多分100円程度だろうと…。

ところが、東京にもって行くとすこぶる評判がいい!いけると踏んで1000円の表示をして販売を開始した。

結果は、全くダメ。そのまんまでは全く売れないことがわかった。

事前調査の価格にしたが、無理だった。まあ、これも経験だ。この手のイベントは、無料のモノがたくさんあり、モノを販売することが難しい。1年目の時に十分わかっていた。

私のアイデアは、血液型のA型、B型、O型、AB型の4種類の焼印。新製品の開発は、当初、「杉のプライベートキューブ」でやろうと考えていた。血液型のほかに星座や干支を考えていた。焼印の1本が3000円くらいだから、72000円くらいかかる計算だ。

血液型のキューブは、皆さんもって帰っていただいた。ついでにパンフを渡した。まあ、まずまずのできだった。200近いパンフレットは持って帰っていただけただろう。

そこで考えたのが、杉サイコロはただ。血液型もただで差し上げる。そして、次に干支や星座を入れると100円で売るというのはどうだろう。これで行けば、パズルより、高価格で売れる。

アイデアには底がない!!

また実験してみよう!!

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