古材が欲しいという方が、尋ねてきた。
新築の家に床の間の床柱が欲しいそうだ。
古材を床柱に?
どうも、銘木市に行っても「しっくり」こなかったそうだ。
今までと違う床柱が欲しくて弊店にやってきたということだ。
床柱。
はじめにケヤキを薦めた。ケヤキは、梁に使っていたものだ。
すると、ケヤキの床板が目にはいったらしい。
なかなかの目利きだ。
この床板は、佐土原藩の御殿医の自宅のものだ。優に100年は過ぎている。
厚さが50mmはあるだろう。
そこいらの突き板とは、まったく違う。
するとケヤキの梁よりも別のものが欲しいということになった。
樫があるよ。
樫は、番傘やの店の上がり框に使っていたものだ。
長さも申し分ない。
色といい、長さといい、こんな材は、めったに出ない。
お客さんはかなりの目利きだ。
さて、値段の交渉だ。
立方100万から200万はするだろうケヤキ。
樫もこの長さのこの断面であれば、立方100万は下らない。
相場はあってないものだ。
海杉は、欲しいと思うときがその材のもっとも輝く値段だ。
捨てられ、産廃のゴミとしか見ない材が、値段がつく瞬間は、材が輝いている。
銘木市の相場で行けば、20万~50万だろう。とにかく材積が大きい。
当然、「初心だし」埃をかぶり、取り出したまんま。
電卓をはじいて、一発即決。
気持ちがいい。
価格はお楽しみだが、こうして、古材が売られていく。
お客さんの床の間に古材が・・・。
本日、電話があった。
床柱と床板は、何の細工もせず、でんっとそのまま、取り付けたそうだ。
古材の第二の人生が始まった。
新築の家に床の間の床柱が欲しいそうだ。
古材を床柱に?
どうも、銘木市に行っても「しっくり」こなかったそうだ。
今までと違う床柱が欲しくて弊店にやってきたということだ。
床柱。
はじめにケヤキを薦めた。ケヤキは、梁に使っていたものだ。
すると、ケヤキの床板が目にはいったらしい。
なかなかの目利きだ。
この床板は、佐土原藩の御殿医の自宅のものだ。優に100年は過ぎている。
厚さが50mmはあるだろう。
そこいらの突き板とは、まったく違う。
するとケヤキの梁よりも別のものが欲しいということになった。
樫があるよ。
樫は、番傘やの店の上がり框に使っていたものだ。
長さも申し分ない。
色といい、長さといい、こんな材は、めったに出ない。
お客さんはかなりの目利きだ。
さて、値段の交渉だ。
立方100万から200万はするだろうケヤキ。
樫もこの長さのこの断面であれば、立方100万は下らない。
相場はあってないものだ。
海杉は、欲しいと思うときがその材のもっとも輝く値段だ。
捨てられ、産廃のゴミとしか見ない材が、値段がつく瞬間は、材が輝いている。
銘木市の相場で行けば、20万~50万だろう。とにかく材積が大きい。
当然、「初心だし」埃をかぶり、取り出したまんま。
電卓をはじいて、一発即決。
気持ちがいい。
価格はお楽しみだが、こうして、古材が売られていく。
お客さんの床の間に古材が・・・。
本日、電話があった。
床柱と床板は、何の細工もせず、でんっとそのまま、取り付けたそうだ。
古材の第二の人生が始まった。
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