海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

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怪しい経済学 デフレを止める

2009年12月12日 00時23分35秒 | 経済・社会
日本は「デフレ」に陥っていると言うデフレ宣言は、正しい処方箋だと思う。しかし、政府のデフレ対策は、効果のある対策にはなっていない。

日本経済状態がデフレであることに国民が気づくことは、一番大切なことで次に国民は何をしなければならないか、産業界や経済界は何をすべきか、政府や地方自治体が何をすべきかを明確にします人がいないことがとても残念だ。

経済学者でも政治家でも良い、日本のリーダーが目標をそれぞれに掲げて挙げるべきなのだ。

国民は、消費を活動を再開して、安くて品質の悪いモノを徹底的に排除する姿勢をとるべきで、安かろう悪かろうの品物を絶対に買わないと言う努力をしなければならない。

産業界や経済界は、安くて悪いものを生産しない、輸入しない扱わない姿勢を明確にすべきで、デフレの根源は、「モノあまり」にあると言うことを認識しなければならない、むやみに生産を向上させ品質の低いモノを大量に安く出すようなことをしていては、自分の首を締めるということを早く知るべきだ。また、品質の劣るモノを安いと言う理由の価格だけで輸入することを止めなければ、どうにもならなくなる。

デフレを克服することは容易ではない。それは、完全に心理戦争だからだ。多くの人の心理を誘導することはできない。しかし、きちんとした理由をみつけ、デフレは、日本の経済にとても悪影響を与え、取り返しのつかない状況を生み出すことを伝えなければ成らない。

自分の商売が上手く行かないのも、自分だけは、安く買って間に合わせようとする薄っぺらな心理が国民全体を覆っていると考えた方がよさそうだ。

良いモノを適正な値段でビジネスをする。

経済は実は当たり前のことの集まりで、どこかに心のスキを突いて上手く行くような心理が全体に蔓延るとどうしようもなくなる。

政府だが、このデフレを招いたのは、実は、官僚が作った経済システムだからそれをはじめに認めてスタートしなければ、何もできない。

ここで霞ヶ関の悪霊退治をやると格好が良いが、そうではない。官僚をいじめるのではなく、官僚の作ったシステムを変更すべきなのだ。

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2 コメント

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官僚は絶対許せない (大和)
2009-12-12 18:21:36
学校現場から、文科省の愚民化政策を暴露したのが、「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。公僕である文科省官僚は、この知識時代に、子供達に愚民化教育を行い、学校を崩壊させ、20万人の不登校、退学者、60万人の引きこもり、ニートを作りだしました。多くの若者を生活困窮者にし、社会荒廃を作りました。
これは、薬害エイズや薬害肝炎を起こした厚労省官僚の罪を越えます。子供達の人生を困難にし、日本社会の未来を潰した許されない悪行です。
愚民化教育をやめさせ子供を救うためにも、二度と不幸を生まないためにも、キャリア官僚制、天下り、公務員特権を廃止して、官僚政治を根絶やしにすべきです。
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官僚を許すのか (海杉)
2009-12-13 12:22:11
大和様
コメントありがとうございます。
今まで大きな日本の方向を作り出してきたのは、官僚だったと思いますし、その中で大和さんが言われる過ちもあったでしょう。
これは官僚の考える世界が内輪だけに限られてしまったために起こった弊害でしょう。次官レースもその現れです。世界の動きと地方の動きを無視しても自分らの範囲でしか行動できない悲しい性です。国が大きく成長することを優先させた政策では機能していたシステムでも成熟した社会形成に向う場合には、このシステムは無理があります。
中央集権国家から地方主権国家へ向うには、東京に集中した機能を地方に分散するとともに芸術、文化、科学などの分野も地方独自の発展を遂げられるように時間を掛けて作り上げることが大切だと思います。
官僚を糾弾するよりも今のシステムを徐々に変革させて行くことが過ちから学ぶことになると思います。
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