海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

未植栽地事業

2008年04月30日 11時40分53秒 | 森林
未植栽地事業は本末転倒と書いたら早速、クレームがきた。

海杉のクレームは、意見・注文と言う意味にとってもらいたい。(元来の意味)

なぜ、禿山に植林する事業が本末転倒なのか!

禿山を何とかしなければならないという意見は理解できる。

しかし、山主が、材を伐って、植林しなければならない山にあえて公金が使用されることは、おかしいということだ。

しっかり、伐って植えている他の山主が、バカらしいことになってしまう。何とかお金を捻出して苗木を植える行為をやめてほっておけば、税金で植えてくれるんですよと言うような行為である。

おかしい。

言い方は、失礼かもしれないが、「泥棒に追い銭」だ。

そこまで言う必要はないかもしれませんが、再造林を考えない山主は、やはり、ひどい伐採業者を使っているのです。

経済は、循環している。需要があれば、供給は拡大する。

本当に大切なことは、材の需要の裾野を広げるかだ。

「海杉さんは、底上げをしているんですね」と若い木材経営者から言われた。「違いますよ。私は、裾を広げているだけなのです」

今の木材関係の人に必要な動きは、この裾をどのように広げるかです。

無法者を助ける未植栽地事業よりも無法者を出さない制度を作るべきなのです。