京都&神楽坂 美味彩花
京都と神楽坂を行ったり来たり、風景などを綴っています。
 



  
真如堂さんの帰りに寄った「金戒光明時」、ここもすっかり秋の雰囲気でした。
三門は現在修復中で工事用の足場が組まれていましたが
周りのもみじは早くも紅葉が始まっていて良い感じに・・・

黒谷さんの辺りは時代劇の撮影などにも使われる所で
時代がかった石段や土塀があちこちに残されています。
今年の大河ドラマ「お江」の主人公でもある徳川2代将軍秀忠の正室お江与さん
文殊塔に行く途中の墓地の一画にそのお江さんの供養搭があります。
春日局(かすがのつぼね)さんが建てたといわれていますが、中には遺髪が納められているそうです。
  
3代将軍の後継者問題でお江と春日局との間には対立があったようですが
春日局が育てた家光が継いだ後、お江の次男忠長は自害し、お江も後を追うように亡くなった為
追善に局さんが建てたと伝わっているそうです。

真如堂には春日局さんの父である利三のお墓があり
逆臣であった父の墓参りを公にできない為、江の供養塔に参る時に
そっと父親のお墓にも参ったのではないといわれているそうです。
因みに、その春日局さんの供養等もお江の供養等のそばにひっそりと建てられています。
  



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